潮騒の 音と炭酸 夏の味

『潮騒の 音と炭酸 夏の味』

    桃もちみいか作


 太陽がジリジリと照りつける。

 汗が噴き出して、止まらない。


 夏には、しゅわしゅわ刺激が美味しい炭酸の飲み物が似合う。


 海沿いの堤防に、高校生の男女が数人座りながら、楽しそうにお喋りしてる。


 笑い合い、炭酸ジュースを飲んで。


 学校帰りだろう。自転車が止められていた。


 海は穏やかに満ち干きを繰り返し、波音が時々さざめきや潮騒を響かせる。


 彼らが、すごく楽しそう。


 ああー、アオハルだなあ。


 

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