第4話
あれから五年の月日が流れた。真琴はその後、顔を見せることは無かった。案外、大樹あたりと上手くやってるのかもしれない。或いは裕也か晴臣あたりと。昔の真琴の人気を思うと誰とくっついていても不思議ではなかった。
頭にくる。
僕は未だに彼女の態度にもやもやしていた。そうだ、何なら叔父みたいなオヤジと結婚していればいい。年食ったオッサンの欲望を満たすため、ボロボロになっていればいいんだ。五年の間、彼女への不満を蓄え続けた僕は、歪んだ考えを持ち始めていた。
頭にくる。
彼女のすべてを奪ってやった。そのつもりだった。だけど何か奪えていない。奪い切れていない。そんな態度だった。そう、あの時、真琴が叔父にすがって泣き喚いていればすっきりしたのに。どうすれば彼女を絶望させられたんだ。
◇◇◇◇◇
晴臣と和美はときどき面会に来てくれていた。出所前にも和美が顔を見せた。しばらく真琴の話は聞いていなかったが、そろそろ彼女の結末を聞かせてくれるのだろうか。
「芳潔、出所したら結婚式に来なさい」
「何? 真琴が結婚式でも挙げるの? 相手は大樹?」
「……そんなに真琴のことが気になるの?」
「別に。どこでのたれ死んでても気にしない」
「どこがよ。なんだかんだ言うけど、いつも聞くじゃない」
「僕はもう外に出たくないな。ここはいいよ、何も考えなくていいし」
「変な気は起こさないでよね。私と晴臣の結婚式なんだから」
「まだ結婚してなかったの?」
「籍はとっくに入れてあるわ。あなたに祝って欲しかったのよ。私たち」
「律儀なことだね。――いいよ。でも、前科持ちなんかが行ってもいいの?」
「罪は償ったでしょ。文句をつける人なんて周りには誰も居ないわ」
そんなことを言って彼女は帰っていった。まあ、知り合いなんて少ない。顔くらい出してやるか。
◇◇◇◇◇
出所した僕は晴臣が予約してくれていたリゾートホテルに向かった。わざわざハイヤーまで寄越し、僕が言い訳して逃げられないようにしていた。早い時間に着くが、部屋は前日から取ってあったらしい。広い部屋に入ると礼服まで用意されていた。少々きつかったり緩かったりはあるが、着られなくはなさそうだった。
ホテルの従業員が訪ねてくると礼服に問題ないかを尋ねてきた。僕はシャツの襟周りがきつかったが、そのまま言い出せずにいた。晴臣たちはまた、僕が外に出るのを嫌がったためかルームサービスまで充実させてくれていた。
◇◇◇◇◇
「すまん、遅くなった。いろいろねじ込んで大変だったんだ」
そう言って夕方に大樹が部屋を訪ねてきた。
「ああ、あとお帰り」
大樹はついでのように言う。
「出所おめでとうじゃないのかよ」
「そんな大そうなもんでもないだろ」
大樹の大雑把さはある意味楽だった。出所と言う言葉が怖かったからだ。周りの知らない人間がその言葉をつぶやいている――そんな恐怖に怯えていた。だけどまた別の意味では、人を殺しておいてそんな気軽さでいいのだろうかと自問する僕が居た。
その日の夜は大樹とホテルのレストランで食事をとった。僕は怯えているのを気取られないよう、普段通りに見せかけるのに必死で、久しぶりの豪華な食事など味わう余裕が無かった。
食事の途中、何度か真琴のことを聞こうとした。大樹が全く話題に出さないからだ。けれど僕も上手く問いただせなかったこともあって、彼にははぐらかされた。もしかしたら大樹は真琴と……。そんな感情が胸を刺した。
◇◇◇◇◇
翌日、ホテルの従業員に案内されて会場へと向かった。会場はオープンテラスで立食と聞かされた。ただ、行き交う従業員の数が多いことに不安を覚えた。そして会場に着くと、ゲストの数が思ったよりずっと多いことに気が付いた。不安で足がすくむ。
ゲストの顔ぶれを見ると、知っている顔が何人も居る。うちの会社の社員? いや違う。叔父の会社の社員だ。
――なんで?
訳が分からずにいると、大樹と裕也がやってくる。
「おう、早く来いよ。大事なVIPなんだから」
「あまり年食ってないな。変わらずよかったよ。おかえり」
僕は大樹と裕也に連れられ、前に進む。
少しだけ落ち着いた僕は、ゲストの中に彼女を探した。
――いない。
ホッとしたと同時に、心が重くなるのを感じた。
「なに泣きだしそうな顔してるんだ? 僕と和美の結婚式なんだぞ」
僕はそんな顔をしていたのか。慌てて笑顔を作る。
「二人とも、結婚おめでとう」
「ありがとう」
「ありがと。まあ、厳密には式は三年前に神社で二人で挙げてるんだけどね」
「いや言うなし」
和美の律儀な説明に裕也がつっこむと、いつの間にか周りを取り囲んでいた人たちが笑う。
「んじゃVIPも来て全員揃ったことだし、乾杯と行こうかな。オレもう早く呑みたい」
「さっきウェルカムドリンク何杯も飲んでただろが……」
「それこそ言うなし!」
大樹と裕也のやり取りに、僕も緊張が解けて久しぶりに笑うことができた。
皆にシャンパンが配られる。そして何故かホテルの従業員たちはみんな引き上げて行った。
「――ではでは、乾杯の音頭は我らの女神様に取って貰いましょう!」
「なんだよ、女神様って」
大樹の発言に笑いながらそう言って振り返ると、ゲストたちがさっと道を開ける。
奥にあるバラのアーチの前には、白いドレスの女性が居た。
いや、結婚式で花嫁より目立つって無いだろ。
彼女はヴェールや手袋こそしていないものの、張りのある美しいドレスを身に纏っていた。布地の織り成すシャープなシルエットが何か懐かしいものに見えた。そして彼女本人も美しかった。もう三十にもなるというのに以前よりも魅力が増したように見える。
「――どういうこと、これは」
急に力の抜けた僕の手から、隣に居た大樹がグラスを慌てて受け取る。
真琴は僕の目の前までやってきて身を屈める。
「私は貴方の妻として不義を働きました。
真琴はドレスのまま僕の前に片膝をついたばかりか、この大勢の前で自身の不義を語った。
「もう妻でも何でもないからいいよ、今更――」
「いや真琴さん、離婚届は出してないぞ」
大樹が横から口を挟んでくる。
「だいたいさ、こんな形で謝ってくるなんて、ずるいと思わなかったの?」
「……思いました」
真琴は先程の謝罪よりもずっと申し訳なさそうな顔をして俯く。
「で、誰だよ、こんなこと考えたの!」
僕は振り向いて言うと、晴臣を除く三人が申し訳なさそうに空いた手を挙げていた。僕は悪態をついて真琴の方を向き直ると、なんと他のゲストの半分以上が同じように手を挙げていた。そしてやはり申し訳なさそうに。その中にはいい年をした親族のオッサン連中や奥さん方も居た。
僕は開いた口が塞がらなかった。
「そ、そもそもあんた方、何で晴臣たちの結婚式に呼ばれてるんだよ」
「わ、私が脅して芳潔さんたちの会社に引き抜きました……」
「脅されたって言ってもほんの最初だけでね、協力は惜しまなかったんだよ」
真琴の言葉に親戚の一人が言う。
「え、これみんな?」
「社員はまだ他に居るけどな」
僕の質問に大樹が自信満々そうな面で答える。さらに――。
「で、真琴さんが社長」
「は?」
僕は友人たちの顔を見回した。今度はみんな、笑顔を見せている。
「乗っ取られたの?」
「そういう訳じゃないけどそう見えるかもな。大きくなった事は間違いない」
大樹が言うには真琴が会社に入り、どこから手に入れたのかいくつかの取引先との条件のいい交渉材料を持ち込み、率先して海外との取引も増やしたことで会社の規模がずっと大きくなっているらしい。
「そ、それについては
真琴が口を開く。
「なんでそんな」
「芳潔さんたちの会社を潰すと脅されて――」
「ぅ……」
「――
「まあ、
「
なんで真琴はいちいちやることが男前なんだよ。そしてちょっと笑ってしまった。真琴だけじゃなく親族にまであれ呼ばわりされている叔父。
「――それに我々も、芳潔君には謝罪しなければいけない。申し訳ないことをした」
親族を含めて、叔父の元社員たち全員が謝ってくる。
「奥さんのことはなんとなく皆、わかっていたんだ。それにお父さんのことも……」
突然、父の話をされて息をのむ。
「ごめんなさい。ある時、その、ちょっとあって
真琴は少し言い淀んでいた。
「でも結局証拠は見つからなかった。
「まさか真琴はそのことを調べようとしたり会社のことで……」
「違います。何度か脅されたのがきっかけかもしれませんが、不義は私の弱さが原因です。どんな罰でも受けますし、何でも致します。ですから私を道連れにしてください」
彼女はあの時の道連れという言葉をわざわざ使ったようにみえた。
「何でもって、今すぐ裸になれって言ってもや――わわっ、やめろ!」
真琴は躊躇いなくドレスの紐を解きかける。
「うっわ、そういう趣味あるんだ?」
「ち、違う! 真琴の裸なんて誰にも見せたくない!」
慌てて和美の言葉を否定したが、周りの反応を見てその言葉の意味に気づかされる。真琴も顔を真っ赤にしていた。
「真琴、美人でしょ? 体も磨いてるのよ、芳潔のために」
「――最初は彼女、頭を丸めるなんて言ってたけれど、自分を惨めな目に晒したいなら最っ高に美人になってから汚してもらいなさいって助言したのよ。ドレスだって彼女のデザイン」
「かなり倒錯してるよそれ……」
呆れて物も言えない。言ってるけど。真琴も顔を真っ赤にしたまま。
そしてドレスにはどこか見覚えがあった。彼女は仕事でドレスのデザインなんかしたことがないはず。ただ一度、高校のデザインコンペを除いては。
「ふふっ。それからね、どれだけ色香振りまいても貞操を守れるって証明しなさいともね」
「おかげでこっちはいろいろ休まる暇がなかったぞ」
「やめろ、動きが下品だ」
「上品な動きってどんなだよ、え?」
「二人とも告ってたわよね」
「「やめてくれ!」」
大樹と裕也は僕たちの過去なんてお構いなしに冗談を言い合う。そうか、僕の妻はそんなに魅力的なのか――ふとそう考えていた自分に気づいた。僕は真琴に向き直る。
「僕はもうどうでもよかったんだ。君から
「あんなのは最初から要らない」
「――全部奪ってやったつもりだったんだ。そうすれば君が嘆くと思った。復讐になると」
「貴方が生きてくれてる限り私は諦めない」
「――だからこれからは魅力的な奥さんを苛めて過ごすよ」
真琴の手を取って立ち上がらせ、彼女を抱きしめた。
僕は幸せな気分に満たされたのだけど、視界に入る周りの皆は何とも微妙な顔をしていた。
「私、汚いよ。気持ち悪くない?」
僕は彼女にキスをしてみた。
「大丈夫。やっぱりこの手で
「ごめんなさい。本当は私が
「たぶん君じゃ、ここまで気持ちが晴れなかったからこれでよかったんだ」
周りからは「うわぁ……」とか「えぇ……」とかいう声と共に微妙な雰囲気が漂ってきている。これが二人だけの世界ってやつかもしれない。
「ま、まあとりあえず乾杯しようぜ。ほら、女神様。短くていいからちゃちゃっと」
大樹は僕にグラスを返し、裕也が真琴のグラスを持ってくる。
「あ、はい。晴臣さんと和美さん、おめでとうございます。お二人の晴れの日にこんなお邪魔をしてしまい、私としてはもう本当に……ありがとうとしか申せません」
「あはは。いいね、それ」
晴臣と和美も笑う。
「こんな私が言うのも烏滸がましいと思われるかもしれません。ですが、お二人には末永く、仲睦まじく過ごしていただきたいと心より願っております」
「真琴と芳潔もだよ!」
和美が言うと、真琴は唇を噛みながら微笑み返す。
「それでは皆様、ご唱和くださいませ。お二人の門出を祝して乾杯いたしましょう。それでは――乾杯!」
「「「乾杯!」」」
「……うわぁ、やっぱり抜けてるじゃねーか。長いんだよ芳潔が」
「いや、こんなもんでしょ」
「いいから次、次! ホテルの人、戻ってきてもらって」
わざわざそのために関係者だけにしてたのか。
なんだかいいように扱われた気もする。
けれど、真琴は僕の元に戻ってきてくれた。
それで充分。
◇◇◇◇◇
その後、二次会を屋内の居酒屋レストランで、三次会をバーで楽しんだ僕は真琴を連れて部屋に戻った。そしてよく考えたらこの部屋、スイートなんだよ。来たときは僕を逃がさないようにしてるようなことばかりが頭にあったけれど、気付かない方がおかしいな。
少し飲んではいたけれど、酔ってはいないと思う。彼女は最初のシャンパン以外、全くお酒には手を付けなかった。外で口にするものはノンアルコールでも気を付けているらしい。こんな日まで――と思ったけれど、僕との時間を大事にしたいらしい。
そしてほぼ六年振りに彼女を抱いた。最初は酒に助けてもらおうとも思ったが、気持ち悪さは無く、ほっとした。
「あの頃、僕とするのは物足りなかった?」
彼女は黙っている。
「嘘は無しだよ。嫌いでしょ?」
「ごめんなさい。あの時、殴られたり犯されたりで憔悴しきってて……」
弁護士と会った時の話だろう。あの時の彼女は普通では無かった。
「……気持ちは離れてた?」
「そんなことない!
「わかった。じゃあ嘘は無しね。僕とするのは物足りなかった?」
「充実してた。でも、いろいろ教えられるとエスカレートするの……」
「今は物足りない?」
「そんなことないよ。向かい合ってするのは前からずっと貴方とのがよかった」
「ほんとに?」
「ぜんぜん違う。気持ちを汲み取ってくれるし、お腹の中とかも……」
「わかった。じゃあ、脅されてたことを全部教えて……」
僕はそうやってひとつひとつ、彼女を抱きながら全部聞いていった。
全部、僕との思い出に塗り替えてやるつもりで。
ああ、そういえば叔父の会社に忍び込んだこと、あれは真琴と親族の何人かにはバレていたらしい。まあ、そう上手くはいかないよね。
◇◇◇◇◇
翌日、大樹たちと別れた僕は、真琴と共に家に帰った。
家と言っても前のマンションは売ったらしく、新しいマンションへと向かう。勝手なことをしたと真琴は謝っていたが、僕はその方が助かった。
新しいマンションは前よりもずっと広かった。
それだけ稼いでいるのだと言う。彼女は社長の座を譲りたいと言ってきたが、僕はそのままの方が体面的にもいいし、何より彼女が築き上げてきたものを崩したくなかった。
リビングも広いけれど、何故か一角に布団が畳んであった。
寝室は? ――と聞くと、まだ一度も使ったことが無いと言う。覗いてみると、ショールームのように綺麗に整えられたままの使われていない広いベッドが居座っていた。
「一度も?」 ――彼女に聞き返す。
「一度も」 ――と真面目な顔で返してくる。
「馬鹿だな」
「馬鹿です」
僕は笑った。そしてようやく真琴も笑ってくれた。
ふと、寝室にあのトロフィーをみつける。
「これ……」
「治したの。欠けてたのも磨いてもらって。嫌だったら……」
「いいんだ。僕たちの思い出だから」
「あの時、あなたに罪を犯してもらいたくなかったの。だから……」
「そうだね。でも辛かった」
「ごめ――」
「ごめんなさいは禁止にしよう。真琴を苛めないとね」
僕は真琴にキスをした。
「謝りたいときはキスしてあげる」
しばらくの間、彼女は離してくれなかった。
「たぶんあの時は無理だったんだよ。
「うん」
「だからもういいんだ。君の気持が僕にあったのなら」
◇◇◇◇◇
その後、週末の休みが開けると彼女は仕事に戻っていった。
僕は社長や役員で迎えられる予定だった。ただ、今の業務はまるでわからないから下っ端から始めさせて欲しいと頼み、経験を積んでいくことになった。チームの若い人にはちょっと申し訳なかったけれど、少なくとも真琴には僕に厳しく指導して欲しいと頼んであった。
彼女の指導もあって昔の勘を徐々に取り戻していった僕は、仕事に再び打ち込めるようになった。友人たちと並んで仕事をできるようになる日もそう遠くないだろう。
友人たちと言えば、晴臣と和美はもちろん仲良くやっており、やがて和美が安定期に入ったとの報告を聞くことになる。ただし既に二人目だ。
裕也はというと、仕事一辺倒だったと思っていたのが、いつの間にか彼女ができており、いつの間にか籍を入れていた。僕の出所後に籍を入れたようなのだけれど、晴臣たちのパーティを見て式はやめたとか。そもそもあのパーティは僕と真琴のために会社で企画したらしいので、参考にはならないと思う。
大樹はなんと、五年に及ぶ二股がバレて修羅場になった。
片方は六年らしいのだが、それよりもそんな状態でうちの真琴に告白したのかと、一時、僕と和美に詰め寄られることになった。
結局、大樹は僕らの行きつけの店、バチクソラーメンの一人娘を選び、ラーメン屋と会社役員の二足の草鞋――は三日と持たず、泣いて娘さんを嫁に貰いたいと頼みに行くこととなった。そんな大樹であったが、相変わらず真琴の胸をガン見しては奥さんや和美なんかに怒られていた。
「はぁ、芳潔はいいよな、真琴さん……があって」
「今、何か飛ばしただろ」
「いや、なんか失礼だって怒られたからな」
「いいよ別に。友達だろ」
「持つべきものは友だな!」
「真琴がそういう目で見られてると思うと、僕も自信が持てる」
「マジかよ最悪だわ。どうしてそんな風に変わっちまったんだよ、オレは悲しいよ」
「なんだろうな。心が壊れそうになったのを繋ぎとめてるのかも」
「わかった。友達のためと思って、これからもガン見したり、お前に真琴さんの巨乳を語らせてもら――」
「アホかぁぁあ!」
バシーン! ――大樹は背後から近づいてきた奥さんの
「持つべきものは友だなあ」
僕は今ある幸せを噛みしめた。
寝取られには巨乳がよい 完
#要望が多ければ真琴とかの裏の話も書きますが、ちょっと可哀そうなのでどこまで書くか難しいですし、このまま頭の悪そうなオチでハッピーエンドなのは好きです(復縁物大好き侍並感
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