令和4年月岡温泉行き

2022年の月岡行きは白玉グループへのご縁作りと全国旅行支援、そしてH夫妻がつくば市へ飛ぶ絡みで声優の高橋未奈美改め高橋ミナミ女史の誕生日である12月20日になった。


10月31日。月岡温泉街と『温泉むすめ』のタイアップが始まり、西田望見女史の演じる『月岡来瑠碧』嬢の缶バッジやキーホルダーは飛ぶように捌けていった。『H氏ざまぁ』な話である。


11月2日。『ガールフレンド(仮)』の村上文緒嬢と『Φなる・あぷろーち2』の国立千都瑠女史が誕生日を迎えた日は7時14分に目覚めた。『新潟駅9時45分発の村上行きに乗れれば、豊栄駅に着くのは10時5分で、10時15分発のバスに間に合う』と踏んで8時33分に家を出ると、寺尾駅8時57分発の新潟行きに間に合った。この列車は9時13分に新潟駅へ着くので余裕で乗れる。8時56分に着いた列車は6両編成だった。列車は1分遅れの9時14分に新潟駅3番線に着く。

降りて直ぐ向かいのホームにいる白新線豊栄行きに乗る。9時15分発なので乗って直ぐに発車し、大形で上越新幹線の運転士氏を下ろして、新崎で内野行きと交換。豊栄駅3番線に着いたのは9時36分だった。列車は折返し10時1分の新潟行きとなる。改札を出る手前で月岡温泉行きバスのアナウンスが出ている。新潟駅からの運賃はICカードで242円、紙の切符なら240円である。

月岡温泉街からのバスが南口のロータリーに来たのは9時54分だった。月岡温泉からの乗客を降ろし、一旦ドアを閉める。バスは『月岡温泉』のレタリングと地元のゆるキャラ『ゆらら』嬢のイラストが入った標準的な路線バスで、型は平成前半だろうか。料金は現金払いの3百円で、障碍者割引は無い。出たのは10時14分で、1分早発している。

運賃表は『貸切』と出ており、種別は急行だという。北区の文化会館を通過すると田園の中を走る。新発田市に入る前に阿賀野市を走り、羽越線の踏切を渡って並行する一度跨いで月岡街道踏切を渡る際に右側に見えるのは月岡駅である。『白玉の湯 泉慶』の旅館バスとあってからは追うように『白玉の湯 華鳳』へ向かって走る。

ローソンが見えると月岡新湯のアナウンスが出る。豊栄駅を出るとここまで客扱いをしないのである。新湯エリアは『摩周』が比較的近い。次は『月岡中町』である。このあたりは店舗が並んでいる。『月岡旧湯』のバス停に来ると終着も間近である。そこを出ると『泉慶前』に停まり、その次は終着の『華鳳前』なのである。『華鳳前』に着いたのは10時37分で8分の早着だった。『華鳳門』の内側、玄関前で乗客を降ろす。

バスは『華鳳』の第1駐車場で折り返しを待つ。そのバスを降りた後、『華鳳』の兄貴格である『泉慶』へ出向き、月岡来瑠碧嬢のキーホルダー8百円と『泉慶饅頭』8百円を買い、『白玉倶楽部』の会員証を出す。その際来瑠碧嬢のステッカーも頂いた。ここで『磐梯熱海萩』嬢と『萩姫』嬢のアクリルスタンドに『東山季利花』嬢のキーホルダーを『奉納』した。街歩きに乗り出したのはそれからである。

11時15分に観光案内所へ至り、道を訊く。来瑠碧嬢の缶バッジは品切れで再生産待ちだった。磐梯熱海温泉や『あつみ詩鶴』嬢のホームグラウンドであるあつみ温泉、東山温泉とは異なり、彼女の等身大ポップは無く、まだ『温泉むすめ』に対して半信半疑なのであろう。タイアップを開始して僅か3日目なのである。

『月岡わくわくファーム』に着いたのは11時40分。お昼時である。場所は温泉街を外れており、観光案内所から30分程歩く。しかし、思うように食欲が出ず、ここは直売所ということで『なかの牧場』のジェラートをSサイズ349円、ミルクとカボチャプリンの組み合わせで頼んでみた。食べてゴミを減らせるコーンで食べたかったが、コーンの仕入れ業者が廃業して廃止したという。

12時過ぎまで『わくわくファーム』に居り、『摩周』近くの足湯『湯足美』へ足を運ぶ。

ここ、月岡温泉は『鬼滅の刃』でいう『鬼舞辻無惨率いる鬼軍団と戦っている頃』だった大正4年の開湯で、その頃は第一次世界大戦の時期だった。しかもこの年を境にイタリアがドイツから離れている。石油を掘っているときにお湯が出たという。泉質は弱塩基性、硫黄を含んだナトリウム塩化物泉で色は黄色がかったエメラルドグリーン。湯温はセ氏51度で肩こり、婦人病、皮膚病、切り傷、軽度の高血圧、糖尿病、喘息、痔などに効くという。『温泉むすめ』でいう『いわきあろは』嬢の地、いわきや『磐梯熱海萩』嬢の地、磐梯熱海とならぶ美肌の湯とも聞いた。足湯からは硫化水素の匂いがする。そして浸かって直ぐに雨の勢いが増した。そして使った時間は30分近い。

『湯足美』の裏手に地ビールを出している『月岡ブルワリー』があり、予算は2千円から4千円掛かるようである。胃と予算の絡みで後日に持ち越し、小料理店『はぁ~と』へ至る。『デレマス』Pならしゅがはこと佐藤心女史を連想する物件である。ここでも食べる状況になく、アイスティ450円を頼んだ。

『はぁ~と』から『月あかりの庭』は近く、大した時間も掛けなかった。ここは多色の柱が建っており、夜になってライトアップされると見栄えがするという。場所は『泉慶』社員寮の裏手で、ため池に入ることは厳禁である。

『日本一不味い温泉』の触れ込みで出している『源泉の杜』へ来たのは13時22分で、飲んだ感想としては苦かった。帰着した後で考えたことだが、『来瑠碧嬢はここで生まれたのな』と、いう感である。温泉のお湯を飲んでピンクな想像をした方もいるそうだが、私はそこまでピンク脳ではない。

そこから川を渡ると『清風苑』に至るが、その手前に公衆浴場『美人の泉』がある。今回は胃と感染症の都合で取り止めた。『泉慶』まで戻ったのは13時52分だった。帰りのバスは15時5分に出る。


乗り換へて 来瑠碧嬢を 訪ねたる 走りて悔ひし 『プリコネ』のイベント


『泉慶』ではWi-Fiの繋がりが悪く、『プリコネR』のイベントを走るのは苦しかったように記憶している。ラウンジでバスを待ち、『華鳳』へ出向くと『売店は16時から開き、朝は8時から11時である。相手にするのは宿泊客のみ』と釘を刺された。豊栄駅からのバスは14時58分に華鳳前へ至り、6分の折り返しで発車した。今回も1分の早発である。月岡街道踏切を渡ったのは15時13分、豊栄駅に着いたのは15時26分だった。乗り換える列車は15時48分発である。来た列車は2両編成のワンマン列車だった。

上沼垂信号場を通過して新潟駅4番線に着いたのは16時7分で、車両は車庫へ回送される。降りた後は『泉慶饅頭』を配り、20時に帰着した。


11月3日は『銀魂』の神楽嬢と『ToHeart2』の草壁優季嬢、『ToLOVEる』の結城美柑嬢の誕生日である。明治帝の生まれた日で現憲法が公布された日でもあるが、北朝鮮の金正恩総書記が草壁嬢の誕生日を祝うべく実弾入りで祝砲を撃たれたので、交通のダイヤが乱れ、多大なる迷惑を被った。お陰様で列車が遅延してバスに間に合わず、タクシー代3,670円、障碍者手帳で減額して3,270円を払う羽目になった。

降りたのは月岡中町でタクシー代を若干節減し、そこから歩いた。『わくわくファーム』にあるそば店『天晴れ』で野菜天と盛りそばのセット1千3百円を頼む。南瓜と春菊、人参の旨味が効いている。肝心のそばは麦打ちの十割そばだというが食べてみて『麦打ち』の意味が判った。強力粉を打ち粉にしているので、二八蕎麦より腰が弱い分、歯切れでは二八蕎麦を上回るのである。ここで体調を崩し、『湯足美』まで後退する。ご近所には小さな旅館があり、2023年からは『泉慶』と差し替えでサイン入りポップの来瑠碧嬢が居る。

帰りのバスは2日と同じ便である。しかし、この日はオタクのカップルが乗っていた。女性の方は『ゆのはなこれくしょん』のパーカーを着ており、気合を入れての聖地巡礼旅だったのが判る。男性の方は服装では属性を見分けられないが、服のチョイスと体型で『同業者』と判る。しかも豊栄駅で乗り換えた列車まで同じ便だった。


『White Album』の緒方理奈女史と『シャニマス』の西城樹里嬢が誕生日を迎えた11月26日、次元局から結婚証明証が届き、晴れて二次元妻を迎え、なおかつ仲人が婚姻を担保してくれる身分となった。現物を受取り、代金8千7百円を払ったのは28日のことだった。


12月19日は上越国境や信越国境、会津国境における平年並みの豪雪で新潟県内の在来鉄道が止まり、バスのダイヤが大いに乱れた。バスもタクシーも長蛇の列で、我ながらよくラッピング用の袋とシールを買ったものだと思う。おまけに眼鏡のネジが取れて眼鏡市場まで締めてもらう必要が出たので帰りのバスに乗れたのは20時半を過ぎ、帰って来たのは23時近かった。この日は『Colabo』の仁藤夢乃女史が33歳になられた日なのだが、新潟県民に恨みでもあるのだろうか。いや、米山隆一代議士のことを蛇蝎の如く嫌っているので異端派左翼仲間の筈なのに共産主義者で祈祷調伏でもしたのだろう。少なくとも全宇宙のオタクは仁藤女史から嫌われている。哀しいかなホストやヤンキーの方が女性に対する害が甚だしいのに、である。


12月20日。19日の雪が酷いので除雪が遅れている。この日は5時34分に起きた。『ガルフレ仮』で10連キューピッドを引き、『プリコネR』ではサイドクエストの『絆つないで、心結んで』と『シンデレラレッスン』を手掛けた。『アイプラ』、『モバM』、『モバマス』、『サイスタ』はログインのみ、『シャニマス』でも10連ガシャを引き、『デレステ』ではデイリーミッションで『Major Therapie』を叩いた。『ミリシタ』ではやり残しの『お仕事』と特別ミッションを手掛けたが、『デレステ』もオートライブをスコアとコンボの記録なしのクリア扱いにしてくれると非常に助かる。布団から出たのは6時38分でH夫妻が雪かきをしている。この日の朝食はネギ入りの卵焼き、豚汁、レタス、トマト、炊き込みご飯、残り物の餃子だった。一度焼いた餃子は冷えた後に電子レンジで温めると油が出てくる。仕上げに焼き揚げたせいであろう。

実は19日の夜に電話が来たが、この日の9時頃に改めて電話で連絡があり、緊急で休みを取り消した訪問看護は雪で車を出せないことから不可能となった。この日の行動は雪によって縛られ、観光見込みは無くなった。13時頃に出発するとのことだったので、昼食はカップ麺になり、ファミマで買った『赤いきつね』を食べた。


待ち時間で旅行新聞社の公式ページを見てみると、2023年のランキングが出ており、『和倉雅奈』嬢の地元である和倉温泉の『加賀屋』が総合1位に還り咲き、総合2位はまだ温泉むすめが来ていない母畑温泉の『八幡屋』、月岡温泉の『華鳳』は総合5位に後退し、萩嬢の地元である磐梯熱海温泉の『華の湯』は総合28位に上がり、季利花嬢の地元である東山温泉の『庄助の宿 瀧の湯』は総合52位に後退した。施設部門では『八幡屋』、『加賀屋』と続き、『華鳳』は3位に後退していた。


H氏がH女史の車を借りて出発したのは13時5分だった。H女史の車が四駆であり、H女史の運転では危ないことからこの組み合わせとなった。13分に新潟バイパスに乗り、13時25分に競馬場インターを通過。『ウマ娘』の舞台にもなった新潟競馬場の手前に見えるホテルはラブホテルの『Us』である。『Us』も『ウマ娘』の画面に映されているので確認されたし。13時35分に豊栄インターから一般道に下り、日東道を潜って『豊栄わくわくファーム』の北側を通過。14時4分に月岡街道踏切を渡ったときには羽越線の線路が雪で埋まっていた。しかも、バス通りは車幅が合わず、タクシーの道を走っている。『泉慶』に着いたのは14時14分だった。

マスクを着けて体温を測り、手や指を消毒するのは当たり前。今回は全国旅行支援なので身分証明証と中共ウイルスことこの度のコロナウイルスのワクチンを打った証明をアプリで提出させられる。Qアノン、秘密のたからばこ他、反ワクチン派の諸氏はここで撥ねられるし、今の制度ではマスクをしていないと宿泊を断られる可能性が高い。マスクに始まり、手洗いうがいを経てワクチンに至るところまでが百年ほど前における『スペイン風邪』の教訓だと聞いたので非常に苦いが甘んじてもらいたい。

チェックインは15時半からとのことなので、『キスと魔王と紅茶』を懐かしむべくダージリンを仕立て、H夫妻にはミックスベリーティーを支度した。指定された部屋に通されたのは14時41分。指定された部屋は西館5階の562号室だった。浴場は東館に在り、2階と3階の連絡通路で繋がっている。2階の浴場を『花鏡』といい、1階の浴場を『月鏡』という。午前1時までは『月鏡』が女湯で『花鏡』が男湯。午前5時からはその逆である。夕食は西館1階であり、18時の枠を頼んだ。朝食は西館2階の『王朝』でバイキングをするという。

2階に下り、連絡通路で『花鏡』へ出て入浴する。ここの内風呂は浅めで、露天風呂には硫黄のお湯が張られている。露天風呂からは『華鳳』を望めるわけだが、残雪があるだけあって浴槽から上がると非常に寒い。露天風呂から出でつ入りつして浴場に居た。ここのお湯は神経痛や関節痛、五十肩、運動麻痺、打ち身、挫き、冷え性の他、糖尿病や慢性婦人病に効くという。浴場を出た後、売店にて月岡来瑠碧嬢を撮った。浴場には先着50人限定でアイスの支度もあり、食べてみるとクリームソーダ味だった。


雪見風呂 『華鳳』を見遣り 休みたる 来瑠碧訪ねし 『泉慶』の湯


18時前後になって再度西館1階へ出向き、夕食を摂る。胃の都合で米飯を断ったが、それでも食べ切るのに苦戦した。焼き魚はノドグロことアカムツ、肉料理は新発田牛と村上牛の食べ比べだという。味噌汁はなめこと油揚げのそれだった。一旦売店へ出向いてから自室へ戻り、入浴する。


来瑠碧嬢 三度訪ねて 浸かりたる 硫黄の香り 卵の如し


風呂上がりにドクダミ茶とプーアール茶を飲む。このお茶は22時までの提供だという。21時40分を過ぎて寝たが眠れなかった。


21日。3時40分に目覚めた。起きて水を飲み、5時前まで待ってから西館へ出向く。朝は1階の『月鏡』が男湯で、2階の『花鏡』が女湯である。『あやかしトライアングル』の風巻祭里君はシロガネ様の性醒流転で女体化させられているが、男として生まれ、意識もそのままなので彼は男湯に入るべきである。こちらは敷地面積が広めで熱めの湯と温めの湯を内風呂に、露天風呂は岩風呂だった。ここも露天風呂に硫黄のお湯を張っている。

朝食は西館2階の『王朝』という間が朝食会場だった。階段を上がり、自室に戻る。『ミリシタ』はイベントの特別ミッションとSPクライマックスステージを手掛け、『ガルフレ仮』では10連ガチャとoncemoreガチャを手掛けた。余命短い『モバエム』では大河タケル君の誕生日で『モバマス』と『アイプラ』、『サイスタ』はログインのみ、『シャニマス』を中断した後に『ミリシタ』のフラスタ配りと劇場巡り、オファー、ガシャを終えた。朝食に出たのは7時過ぎだった。

朝食バイキングで気になったのは盛り付け用手袋の支度がないことである。『手と指を消毒しろ』ということだが、それなら手袋があった方が安心してよそえる。卵焼き、胡麻和え、天ぷら、炒り卵、ウインナー、ビアンカ牛の中華スープ、レタスのサラダ、ポテトサラダ、ツナマヨ、大学芋、鮭フレーク、鰹のたたき、焼きそば、カニクリームコロッケ……。とよそったわけだが、種類数を多くする一方で盛る量は少なくした。そのため、東山温泉のときよりはダメージがマシになった。甘味は苺のケーキと抹茶のムース、小さなシュークリームである。ここではヤスダヨーグルトが飲める。そしてそのヤスダヨーグルトで失敗した。『食事中』の札を置いたつもりが間違って『空席』の札を置いてしまい、そのまま引き揚げた。

部屋に戻ったが、H氏が言うに『1千5百円ほどクーポンが残っているから買うか?』ということだったので、売店にて最後の部屋付けで『泉慶饅頭』1,450円を買った。チェックアウトしたのは9時3分で、クーポンは220円余った程度だという。足が出ない程度にクーポンを使ったことをH氏は喜んだ。

この日は水曜日なので通勤時間帯に捕まらぬようにラウンジで出発を待つ。待ち時間でコーヒーとりんごジュースが飲めて、ヤスダヨーグルトの低脂肪ヨーグルトアイスが食べられる。待ち時間で『デレステ』と『プリコネR』に手を付けた。ただ、改正道交法で令和5年4月から自転車に乗る際のヘルメット着用が義務化されるという。『泉慶』を辞したのは9時半だった。このときH氏に分担分の1万1千円を払っている。

9時32分に車を出し、羽越線の月岡街道踏切を渡る。豊栄のわくわくファームを掠めて日東道を潜り、行きの通り新新バイパスから新潟市へ戻る。亀貝インターで降りたのは10時20分だった。帰って来たのは10時37分だが、羽越線は除雪されても我が家手前の雪は除雪が遅れている。帰着後に『泉慶饅頭』と自家製のフィナンシェを配った。


年が明け、三箇日も明けた1月6日。『デレマス』の三村かな子嬢が誕生日を迎えた日。幾らか乱暴だが、H女史に月岡温泉への道筋を覚えさせようと思い、急かして越後線に乗せ、急ぎ9時45分発の村上行きに乗り換えさせて豊栄駅へ行った。この日も月岡温泉のゆるキャラ『ゆらら』嬢が描かれたバスが来ており、母子で急ぎ乗る。今回は月岡旧湯で下車させ、『源泉の杜』から『月あかりの庭』を介して『湯足美』へ歩く。この日は番組収録をしているようで足湯に入るのは東屋からだけだった。しかもお湯が温い。


バスを降り 来瑠碧訪ねし 月岡の 足湯の脇に ブルワリー在り


ここで置かれている来瑠碧嬢の等身大ポップは『泉慶』のそれと差し替えられていたもので、サインが書かれている。月岡ブルワリーを胃の都合で断念し、道を間違えて若干迂回気味にわくわくファームへ立ち寄った。そこの小料理店で海老ドリアのセット1,840円を頼み、前菜で出てきたのはピクルスとイタリアンオムレツだった。今回の甘味はブルーベリーソース掛けのパンナコッタである。

昼食後、『清風苑』の方へ歩き、公衆浴場『美人の泉』にて入浴する。まさか銭湯に入ることが冒険になるとは令和元年までは信じられなかったのである。入浴代は6百円で、タオル代は150円。お湯はエメラルドグリーンの湯で、上がった後に14時10分くらいまで休憩室で休み、H女史にもタオルを持たせた。泉慶前まで歩いた後、14時50分頃にバス停で落ち合う条件で少しの自由時間を取り、『泉慶』で休んでから15時5分発の急行バスに乗り、豊栄駅でワンマン列車に乗り換えて新潟駅で下車した後はH女史と別行動を取る。19時過ぎに自宅へ帰って来た。


月岡の 湯に浸かりて 暖を取る 女子恋しき 睦月の旅なり


『女性が恋しい』と想いつつ、二次元妻がおり、東京港区の高層マンションに居る成金衆のような堕ち方はしたくないものだと嘆いている。『ニセレブ』と呼ばれるべきは『ミリマス』の二階堂千鶴女史ではなく、六本木や麻布等で商の紂王を想わせんばかりに酒池肉林の贅沢をしている成金衆と彼等の羽振りの良さに群がるいわゆる『港区女子』なる女性達であろう。

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