読了させていただきました。
どう解釈するべきなのか……
もしかすると、全然トンチンカンな感想になってしまうかもしれませんが……
桜子は最後まで不遇だったように感じました。
知らないところで生かされて、その結果様々な経験をしてきて、最後は大地の贄(と言っていいのかは分かりませんが……)となった桜子の人生とは一体何だったのか。誰のための人生だったのか。何のための人生だったのか。大地の使者は、まるで刈り取る魂を弄ぶ悪魔のようにも感じます。
唯一の救いは、満開の桜を咲かせたことでしょうか。
何も知らない桜子にとっては、心の澱みを浄化し、永遠に美しく咲き乱れることの方が意味のあることなのかもしれませんので……
色々と考えさせられる作品でした。
面白かったです!
作者からの返信
読んでくださり、コメントもいただいて、本当にありがとうございます。嬉しいです。
最初に考えていたストーリーが途中で変わってしまったんですよ。本当は占い師によって主人公が色んなことをしていくっていうような内容のストーリーを考えていたんですが、なぜか、ひるふぇんこになってしまいました。
幸せな主人公の作品を読ませていただく事が多くて、それはそれでいいのですが、幸せな人ばかりじゃないのにな。っていうのがいつも私の中にありました。だから不幸な主人公がいてもいいのかなと思って書いたんです。
なんとなくファンタジーチックにすれば酷さが薄れるかなと思ってたんですが……。
本当はもっと色々と書き込みたかったのですが一万文字の制限でむりくり詰め過ぎた感じにもなってしまった。
感想をいただけてほっとしました。
グロ過ぎたかなって心配してたんです。
本当にありがとうございました
自分のことを「いらない子」のように思っていた桜子。でも最期の時には、生まれてくることを心待ちにされていたこと、育ての親の祖母が大切にしていてくれたことなどを知って、救われたと思います。
どこか神話のような寓話のような雰囲気が、長閑村の物語を書かれた久路市恵さまの世界観だと感じました。
1万字で一人の女性の人生と生き様を描いた短編、見事でした!
作者からの返信
最後まで読んでくださってありがとうございます。
最初思いついた内容から変わってこんな感じに仕上がって
なんとか一万文字内で完結できて良かったです。
自分では初めて挑戦した内容って思ってたんだけど
私だけがそう思ってんのかな🫢
久路様、こんにちは😊
桜子ちゃん、親に捨てられ、祖母にも深く愛された記憶がなく理不尽な世の中に絶望しかなかったけど、最期に臨月の腹を愛しそうにしているお母さんの姿、熱を出した桜子を心配そうに介抱している祖母の姿、ケーキ屋で財布の中をみて涙を流す祖母の姿、何度もアパートを訪ねる祖母の姿など見て親の愛、祖母の愛を感じることができて心が洗われたシーンは感動的でした。
独特の世界観で描かれた桜子ちゃんの人生は、重く背負いきれないほどでしたが、最期には魂が救われたのではないかと思えました。
深く心に刺さるお話でした。
作者からの返信
この美のこ様
読んでくださってありがとうございます。
このような作品を書いたのは初めてだったのでちょっと不安でした。
この美のこ様の名前はフォローしている方のどこかで拝見していたような気がします。
私は繋がりを広げるとフォローして人の作品をちゃんと読みにいけなくなるのが嫌でたくさんフォローするのを控えていました。これを機にこの美の子様
こんな私ですがよろしくお願いします。
こんばんは。
私が今までに読んだ事のないタイプの作品だったので、どういう風に受け取って読むべきなのか……感想がなかなか上手くまとまらず、最後だけのコメントになってしまいました💦
読んでいて分からなかった事、疑問に感じていた事が最後の最後に明らかになりましたね。
ふっと、腑に落ちたような読後感でした✨
主人公の境遇が辛くて、少し読むのがしんどくなってしまう所もありました。
でも救われるような終わり方で良かったです☺️
こんな作品も描かれるのですね!
とても不思議な世界でした。ありがとうございます🙇♀️
作者からの返信
おはようございます。
苦手な分野の作品なのに
読んでくださってありがとうございました。
無理したんじゃないですか?
私はどちらかと言うと
ホラーとか奇談的なものが好みなんです。
まあなんでも読むんですけどね。😊
こちらこそ最後までお付き合いくださって嬉しいです。
やはり九路さまの描く世界観は没入感がすごいですね。
最後はどことなく長閑村での生活を思い出すかのような、不思議で魅力的な景色が見えた気がいたします。なんというか、私の感想も独特ですね。
しかしながら、一貫して感じるのは生命が持つ本質的な強さでしょうか。
これまでに拝読させていただいた作品も、自然と「生きよう」という気分にさせてもらえましたからね。今回も元気と勇気をいただきました。
素晴らしい物語を、ありがとうございます。
作者からの返信
ありがとう😊
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
長閑村を思い出してくれるなんて、嬉しいです。
作者のくせってあるというけれど私もあるのかな?
では会社に行く準備しまーす。
編集済
一万字に満たない中で、長編を読んだような満足感がありました。
とても面白かったです。
『ドゥンフレッセ』って造語ですか?
調べたのですが出て来なかった。
「ひるふぇんこ」の意味も調べたのですが、わからず何かの暗喩的なものなのでしょうか?
桜子さんも辛い生い立ちを生きて、結果、桜の木になってしまったのですが、辛い現実を生きるより幸せだったのかな? 読み終えてからしばらく考え込んでしまいました。
とても胸を打つ作品で読めて良かったです。ありがとうございました。
作者からの返信
こんばんは♪
本当に一万文字には悩まされました。
短編は難しいですね。
結構悩みながら書きました。自分なりの挑戦みたいな感じかな
一万文字の中でどう展開していくか、説明的な文書は入れないように心がけてて、
でもちゃんとわかるように書いてと、なんていうか
これ、人間の中の善と悪を表現したかったというところもあるんです。
善の魂と悪の魂が二つでひとつみたいな。
その魂のバランスが良ければ普通の人として普通に生きるみたいな。
善に偏れば自分の事は置いといて人様が優先
悪に偏ればキチオの様な人間ですね。
冴が自問自答をしている場面は
グードとブーゼにかけたみたいな。
ただ冴はこの時普通の人間なんですけど、
短編なので終わりにしたのですが本来、なぜこうなったのかはまた付箋があるんだな。
でもとりあえず完結。
それと「ドンフレッセ」は
ドイツ語を見ていてなんとなくこれいいなってな感じ
それと「ひるふぇんこ」も
確かドイツ語で占い師だったかな?なんとなくドイツ語のあてじみたいな感じなの。
桜子が桜の木になった事が幸せかどうか
これは冴の任務なので
桜子は元より目を付けられていたと思ってください。
でいいのかな?
作者のくせにわかってないかも😓
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
最後の情景描写が美しかったです。幻想的で魅惑的な世界が見えたような気がしました。
ボーデンやブーゼはドイツ語なので、ひるふぇんこやドゥンフレッセも自分の知らないドイツ語か他の言語で何か意味が? と調べましたが、他の方のコメントを見ると造語なんですね。ひるふぇんこ、なんでしょう、とても心惹かれる語感です。
美しい物語をありがとうございました。
作者からの返信
情景描写を褒めていただいて
ありがとうございます。
嬉しいです。
ドイツ語を話されるんですか?
私は全然外国語はできないんですが、比較的カタカナを使用する時なぜかドイツ語を調べてしまうんです。調べて使わせてもらってます。
ひるふぇんこ 自分もすごく気に入ってます。
今後ともよろしくお願いします。