第3話 初めてのHR

今日からやっと普通の時程で行われる!入学式とは違う、ある意味の初めての学校!!自分一人で登校するなんて…誰かに会うかな?そんな風にドキドキしながら歩いて商店街を通ってたんだけど、高校生ばっか!桜花中学は中高一貫校だから高校生もいるんだけど…人数は高校生が1300人とか多いの。一学年12、13クラスあるし多分そんくらいはず。中学は3年生が2クラス、2年生が3クラス。私達一年はエピステーメーコース2クラスの、本科1クラスの合計3クラス。あんま授業とかで一緒にならないらしい本科の子とは仲良くなれるかなぁ…。そんな風に考えてたら学校に着いてた!!


男子しかいない…早すぎちゃったかな。3、4人だけだし、とっても静か。男子ってのもあるし、話しかけないで読書でもしておこ。そうしてたら意外と時間が進んでってた。気づいたらほぼ全員がクラスで着席してた。周りはもう仲良さそうに仲良くしてる…。ちょっと寂しいかも。HRの時間ギリギリに紗千が学校に来た!やっと話せる人が来て嬉しい~!!

「ん、おはよ~。来るの遅くない?」ほんっと遅い!いっぱい喋りたかったのに!

「あー、ごめんごめん。寝坊しちゃってぇ」

「え!?初っ端から寝坊って…もう気を付けなよー!」

「はいは~い。」

こんな会話してたら先生が入ってきて出欠取り始めた。一昨日の入学式の時の先生だ!確か…若智(わさと)先生だったはず!!

HRは少し先生が自己紹介して終わった。次の授業の準備しないとね!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る