第8話

 藍と別れ支部を出た紅は急いで西はずれにある一件の家に向かっていた。


「あっちゃー。思ったよりも遅くなってしもうた。案内はつけたとはいえ黄沙オウシャちゃん一人で先に行かせてるからあんま怒ってないとええけどなぁ」

「おい、お前」


 人通りのない裏道。近道をするために踏み込んだ通りは薄暗く物騒な雰囲気を漂わせていた。

 そんな通りをブツブツ言いながらごつい腕時計に視線を投げて急ぐ紅に、路地の影から声がかかる。


「あの家にある電脳機器デバイスは好きに使ってええって伝えてはあるけど、さすがに黄沙ちゃんの使い方に完璧に応えられるとは思えんしなー」

「そこの赤毛、止まるんだ」


 追ってくる声を無視してとりあえず起こってそうな少女になんて言い訳をするか考え続ける。


「貴様、止まらんと撃つぞ!」


 怒りを込めた声が後ろからかかるが紅は三度無視して歩き続ける。


「やっぱここは素直に遅ぅなったこと謝るのが一番かぁ」


 パンッという破裂音と共に紅の足元の小石が飛び散る。

 それを見てようやく足を止めた紅は赤い髪をガシガシとかき上げながらゆっくりと振り返った。


「俺、これでも急いでるんやけどねぇ?なーんもしとらん善良な一般市民に向かっていきなり発砲するなんて大事になるんとちゃうんですかー?なぁ、お・ま・わ・り・さん?」


 おまわりさん、にアクセントをつけ笑って言うが当然その瞳だけが笑っていない。


「止まれと何度も命令しているのにもかかわらず警告を無視しているので威嚇発砲をしただけだ。こちらとしては正当な手順を踏んでいるのだから問題はない。むしろ指示に従わない貴様の方を公務執行妨害として即時逮捕する」


 足止めを成功させたものの紅の気迫に押されて発砲した男が怯む。

 その男の後ろから上下ピッシリ決めたスーツ姿の男が現れ、上着の内側からちらりと警察機構所属と思われる身分証を見せる。


「こちらの保護対象を誘拐した者たちの共犯者と思われる人物を見つけたんだ。多少手荒な手法でも確保する。もし無関係だというなら詳しいは一緒に来てもらった後に説明してもらえればいい」


 そういって近づいてくる男。


「女と記録媒体チップはどこへやった?それさえ渡せば我々とて無用な騒ぎを起こすつもりはない。必要のない怪我をする必要はないだろう?」


 紅にだけ聞こえる程度の声で脅しをかけてくるが、紅にとってはこんな状況は脅威でも何でもない。

 むしろ子供の頃住んでいた地域の方がもっと危険でもっとヤバイやつらが多かったのだから。


『んー…これはマジでらんちゃんのカンがあってるっぽいなぁ。多分こいつらは使い捨ての下っ端やし。後ろは警察か暗部のやつらか。もしくはそれに指示出せる権力者か。あー…めんどうやから連合政府うえがらみじゃないとええんやけど』


 藍が言っていたことを思い出しつつ腕組みしながら考えていたが、途中で面倒くさくなったのかこの場はとぼけて相手の出方をみることにした。


「さてなぁ。なんのことや?さーっぱり身に覚えがないんやけど、人違いとちゃうか?」

「なにぃ?ふざけるな!知らんとは言わせんぞ!あの女がお前のところに行くのははっきり見たんだ!」


 紅の台詞に発砲した男が怒気を顕わにする。

 そんな簡単に情報漏らすなんてこいつホンマに下っ端なんやなー。頭に血ぃ上りやすすぎん?むしろこいつの上役ってめっちゃ苦労してんちゃう?

 などと明後日の感想をもちつつ更に煽る。


「もし俺があんたらの探してる人物だとしても彼女とあの後すぐに別れたかもしれんだろ?なのになんでそんな自信満々なんや」

「貴様が女と接触した後、記録媒体を受け取ったことは既に調べがついている。その後も一緒に行動しているのもな。……我々にも伝手はある。素直に答えた方が身のためだ」

「………知らんもんは知らんな」


 あくまでもとぼけようとする紅に男たちは目線を交わすと気の短い発砲男が下がり隠していた何かを操作する。


 暫くにらみ合いが続いていたがどうやら男たちは追加人員を呼び出したようだ。路地につながる大通りの方から複数の足音が聞こえてくる。


『いち、にぃ、さん、しぃ、ごぉ、ろく、なな、はち…。こいつら合わせて十人ってとこか。こんな狭いとこで乱戦なんてする阿呆はおらんと思ってたんやけどな』


 得意の身体強化で聴力も上げていた紅は足音から武装した男たちの人数を割り出す。


「とぼけるのもいつまでできるかな。自分から素直に話すようにさせてもらおうか」


 大通りへ出る出口と紅たちが入ってきた道、両方をふさぐように展開する男たちが全員揃ってつけていたピアスを外す。


「ほー…アンタらも能力者だったみたいやな。能力制御装置ソレつけてるってことはまぁまぁイイランクの強さなんだろうけど、許可なく外すのはいいんか?バレたらやばいことになるんとちゃうか?」


 この世界の能力者は持っているスキルのレア度、使える能力数、それを複合した脅威度を元にSSS・SS・S・A・B・C・D・E・F・Gまでのランクに分かれ管理されている。

 E~Gまでは能力を多く持っていてもスキルのレア度がさほど高くない、もしくは一つか二つの能力しかないなど能力を持たない人たちと同様規制を受けることはほぼない。

 C以上になると高レアスキル、もしくは三つ以上の複合能力者となる。

 そのためCランク以上と認められた者はそのランクに応じた制御装置を身に着けることが義務化している。

 ちなみに制御装置にはめられた石の色によってランクはわかるようになっている。

 尚、当然のように『COLORS』七色はSSSランクにあたる。

 というか、SSSは七色のために作られたランクなのでその下のSSダブルSとは隔絶した力の差がある。

 通常は最高ランクはSSであり、そこに到達できる能力者など歴史を見ても数えるほどいないのだった。


 またこの制度だけ聞けば高ランクの能力者は不便になるのではないかと思われるが、高い能力ほどその扱いと制御は非常に難しくなる。

 子供の頃に高レアスキルが発現した者はその力に振り回され過ぎて自滅することとて珍しいことではなかったのだ。

 そのため、初代『COLORS』たちが苦労してランク制度を決め、すべての人が一定年齢になった時にランク検査を受けさせる仕組みを作った。

 現在はCランク以上の能力者と認められれば将来の仕事もかなり有利に選べるようになる。

 早い話が制御装置持ち=エリートという簡単な図式が描かれるようになったのだ。


 そんな高ランク能力者だが、当然普段は制御装置を身に着けていることでスキルの元になる力の流れ―魔力とでもいうべきか―を一定にして能力の暴走を抑えている。

 その装置を外さずに必要以上の力を使おうとすると強制的に昏倒させるために強力な電流が流れる仕組みになっている。大型の魔獣ですら一発で気絶させることのできるような代物を付けたまま能力を全開で使うわけにはいかないのだ。


 それを外すためには正当な理由と各地のCOLORS支部への承認請求、外した後に起きた不都合についての自己責任の書類提出が必須となっている。

 当然である。Cランク以上の能力者が装置を外すということは雷管がセットされた高性能爆弾がいつでも使える状態であるのとほぼ同様の意味になるのだから。


「バレなきゃいいのさ。上からは女と記録媒体を手に入れるなら装置を外しても構わないと許可が出ているんでな」


 誰に、とまではいわないが男たちの裏にいる者がかなりの大物であるのが決定した瞬間だった。

 リーダー格の男がさっと手を挙げた瞬間、鋭い空気の刃が紅を襲う。

 カマイタチ、ウィンドカッター、風刃、その他呼び名は複数あるが飛んでくる不可視の刃を紅は指一つ動かすことなく防ぎきる。


「やはりお前も能力者だな?」

「何を今更。あの時あの場にいたんなら当然見て知っていたはずや」

「それだけ『力』があるのに制御装置を付けているように見えないが。見えるように身に着ける規則だろう」


 確認するように問うリーダーを紅は鼻先で笑い、右の手のひらを前に突き出し見せつける。


「ほれ、しとるやないか。このリングがそうや。アンタらみたいに外したりしてないで」


 紅の中指には金色のゴツイリングがはまっているのが見える。ただ、ランクを示す石は甲側にあるのか確認はできない。


 ヒラヒラと手を振る紅に周囲を囲む男たちはどこかで安堵していた。

 制御装置をつけた状態で強い力を発揮するはずがない、と。

 つけた状態であるのにもかかわらずこちらからの攻撃を無効化できるぐらいの高ランク能力者であるということには無意識に目を背けていた。

 もしそのことに気づいていればこちらに勝ち目などないことはすぐにわかったであろうから…。


「その強がり、いつまで持つかな?我々にかなわないからと装置を外した瞬間に能力制御法違反で捕まえてやるぞ」


 自分たちのことは丸っと棚に上げていかにもな悪役な台詞を吐く男に紅は耐えきれないように吹き出して大笑いする。


「貴様!何がおかしい!」

「いやー、すまんなぁ。今も昔も三流悪役の台詞には変化がないなーと感心してたところや」

「ふざけるなぁ!さっさと女と媒体をよこせ!」

「やだね」


 紅の返事にブチ切れた男どもが狭い路地だというのに一斉になだれ込んでくる。


 一人目、身体能力強化タイプなのか拳にナックルを付けた男が大柄な体格に見合わないスピードで殴り掛かってくる。

 冷静にその軌道を読み取り半歩ずれることによって攻撃をかわす。

 そのまま伸ばされた男の腕をとって勢いを殺さず後ろから電磁棒をもって殴り掛かってきた男の方へ押し出し同士討ちをさせる。

 これであっさりと二人撃破。


 三人目の男は魔術師タイプなのか呪文詠唱しているが、この手のタイプは集中して詠唱しているのでその集中を乱すかそもそも唱えさせなければ問題はない。

 脚力に集中強化を重ね掛けすれば十数メートルの距離など瞬きする間もなく詰められる。


 いきなり目の前に現れた紅の姿に魔術師タイプの男は動揺し思わず詠唱を途切れさせてしまった。


「こないなことで集中力乱すなんて甘すぎんか?」


 その言葉がかすかに聞こえたような気もしたが紅に鳩尾を思いきり殴られた男は意識を闇に落とした。


 四人目、五人目は一人目と同じ近接タイプだが、連携をとって紅の動きを封じようとしてきた。

 更に属性スキル持ちなのか二人とも武器として使用しているナイフが赤々と不気味に光っている。

 さすがに素手で受ける気にはならず、紅は少しずつ攻撃を誘導しながら二人目の男が取り落としていた電磁棒の元までたどり着くとつま先で蹴り上げて手にしてと切りかかってきたナイフを受け止めた。


「おーおー、割といい素材使ってるみたいやなぁ、この武器。そこらのゴロツキが持てるようなもんじゃないよなぁ」


 キンッとナイフを跳ね上げ拾った武器を観察して感心しているが、あしらわれている男たちのイラつきは増すばかりだ。


「おとなしく観念しろ!」


 正面にいる男とタイミングを合わせた背後の男が頸動脈を狙って鋭い突きを放ってくるが、それを見越していたかのようにまっすぐな後ろ蹴りでナイフをはじいたついでに突っ込んできた男のあごも蹴り砕いて沈める。

 更に蹴った足を軸足にしてそのまま流れるように回し蹴りへとつなげて連続して倒しおまけとばかりに乱雑に積まれた木箱の陰から狙撃しようとしていた六人目に手にしていた電磁棒を投げつけて倒す。


 七人目はどうやらサポートタイプだったようで残る男たちに攻撃バフをかけているようだ。短縮詠唱もできたようで準備完了とばかりに紅に対峙する。

 まためんどくさいタイプが混じっていたなぁ…と思いつつこちらにデバフを飛ばされては厄介なのでサクッと拳より少し小さいサイズの石を蹴り飛ばしてピンポイントであごにかすらせて意識を刈り取る。


 八人目、男が紅を指さすとふわりと周囲に散らばるガラクタが浮かび上がる。重力操作系もしくは念動力系だろうか。

 かけられたバフのブースト効果もあるのだろうが打ち捨てられていた壊れたバイクまで浮かんでいる。


「行けェ!」


 八人目の叫びと共に一斉に大量のガラクタが紅を襲うが、それは紅の手前でぴたりと静止した。

 それだけではなくカタカタと震えたかと思うといきなり男への負担が消えた。


「は…?いったい、何が…?」

「どうした!早くやれっ!」


 突然攻撃を止めた男に九人目の男—最初に発砲した短気男だ—が怒鳴るが八人目にしてみれば何が起こったのか全く分からないのだ。

 攻撃しようとして『力』で攻撃をしたのに気づいたら浮かぶガラクタに自分の『力』が全く効かなくなっていた。

 制御権を奪われた。そう気づいたのは紅がニヤっと笑ったのを見た時だったか。


「悪いが制御権争いこういうのは慣れてるんでな。預かってたもん返すで」


 紅の言葉と同時に更なる勢いを増して危険物ガラクタが八人目の能力者へ襲い掛かった。


 九人目の男が服の内側から大型の重火器ガトリング砲を出すのを見て紅は目を細める。


「アイテムボックス持ちかい…。こんなことせぇへんでももっと真っ当な事できるだろうに」


 容量の過多と中の時間経過速度にもよるが基本的にアイテムボックスのスキル持ちはどんなに少ない容量であってもそれだけでBランク基準とされている。

 重さに関わらず持ち歩くことができ、どこからでも中に入れたものを取り出すことができる。

 軍事的にも商業的にも有能なスキルなのでこの力を持つ能力者は様々な面から非常に重宝されているのである。


「うるさいうるさいうるさい!お前に何がわかるって言うんだぁ!」


 完全に逆上して紅を捕らえ、情報を聞き出すという初期目的を完全に放棄した男が最後に残ったリーダー格の男が止める間もなくその砲身からすべての銃弾を打ち出したのであった。





 連続した銃声はまるで嵐のよう。耳が痛くなるような轟音が途絶えるとあたりにはもうもうと土ぼこりが立ち上がっており、紅の姿は見えなくなっていた。


「は、はは、はははは!やったぞ!俺を馬鹿にするからこうなるんだぁ!」


 血走った目で高笑いをする男を背後から近づいたリーダーが有無を言わせず殴り倒し、座り込んだ男の額に持っていたハンドガンを押し付ける。


「お前がここまで使えないやつだとは思わなかった。制御装置を外したことでタガが外れたんだろうが目的と手段を理解して使えないやつは彼の方にとっても不要だ」


 パンッと先ほどのうるさいまでの銃声とは違う短く軽い音が響いた。



「そんなやつでもアンタの副官サブやったんだろ。ちっと見切りが早すぎるんちゃうか」

「もともと私の部下ではない。今回の件で一時的に押し付けられたやつだ。私の部下ならもう少し状況管理ができる」


 土埃が少しずつ収まってくるとそこには無傷の紅がいた。

 それどころか紅に襲い掛かってきていた男たちも暴走男の攻撃に巻き込まれる位置にいたはずがいつの間にかその背後にまとめて放り出されてかばわれていたのだった。


「もうええかげんにしたらどうや?アンタらが何人束になってかかってきたところで俺に敵うとはおもえんけど」


 最後に少々『力』を使ったとはいえ制御装置の影響を受けるほどではない紅が余裕の表情でリーダーを見る。


「そうだな。この状況では貴様から聞き出すのは難しそうだ。だが、もう一人の少年ならどうかな?」

「らんちゃんに手ェだしたらどうなるかはこの前いったはずやけどな」

「怖いな。だが、こちらも簡単に諦める訳にはいかないんでね。上からのお達しに加えて今回は『COLORS』からの直々の要請が絡んでいると聞いている」


 今にもとびかからんばかりの獰猛な気配を漂わせる紅に対し、リーダーは自分の優位を疑わない雰囲気で爆弾発言をする。


「なんやて…?『COLORS』が…?」


 この場で出てくるはずのない名称が出てきたことにあっけに取られているとリーダーはそれを違う意味に捕らえたらしい。


「そうだ。貴様も能力者ならば『COLORS』のことは当然知っているだろう。記録媒体と女を手に入れろというのは元々そちらからの話だったらしい」


 紅が怯んでいると思った男はさらに続ける。


「女の兄は既に我々に協力している。こちらの話を懇切丁寧に説明したところ素直に協力を申し出てくれたよ。だが、肝心のブツは妹に送ってしまって手元にない。自分のところに妹を連れてきてくれれば兄自ら説得してくれるというので探していたのに、あの妹ときたらな…」


 やれやれといわんばかりのリーダーを紅が低い声で遮る。


「黙れや…」

「兄も妹に協力するよう言っているのだから素直に従えばいいものの、あの態度は…」

「黙れと言っとんのがわからんのか!」


 ペラペラと話すリーダーが紅の一喝に思わず口を閉じる。


「『COLORS』がクヨウを手にしとる?その上ケイトと記録媒体データを自分たちの物にしようとしてるだと?そんなこと絶対にあらへんわ!」

「だ、だが上はそう言っていた。それになぜ貴様がそんなことを言いきれる⁈」


 物理的な圧力さえ感じさせる紅の気迫に押されたリーダーは反論するが、そんな男に紅はばさりと髪をかき上げると左耳にはめられたカフスと深紅の魔石をはっきりと見せつける。


「よーく耳かっぽじって聞け!俺の名はコウ。『COLORS』の一色。当代の『紅』!この石がその証や!」


 紅の言葉にリーダー以下、ようやく気絶から回復した男たちの視線が一点に集まる。


 七色の象徴である名前と同じ色の石が確かに制御装置カフスにつけられている。

 詐称することなど恐れ多くてできるはずのないその色を名乗るコウに誰もが言葉を失う。


「俺を敵に回したこと、らんちゃんに手ェ出したこと。騙ることを許されないを出したこと。どれもが許されることやない。地獄で後悔しろ」


 そんな紅の言葉は男たちにとって死の宣告に等しい。

 不意にリーダーと紅の背後にいた男たちの体が浮かび上がり、その周囲に空気が音を立てて集まりその密度を増していく。


「な、なにをする⁈下ろせ‼離せぇぇぇぇ‼」


 嫌な予感に見苦しく喚き散らかす男どもを一顧だにせず空中につるし上げられたリーダーの横を通り抜け、紅は感情のこもらない冷え切った声で最後のキーワードを告げる。


「………Annihilation消えろ


 小さく指を鳴らした瞬間男たちの声も姿も永遠に消え失せた。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る