第7話ダメ人間はきっかけ(内的要因)じゃ変われない。①
退院してからはや数日が経ち2月を迎えた。
回復した精神状態がまた落ちないうちに訪問看護さんを部屋に迎える事が出来るようにと、荒れ放題の部屋を唯一の友人に頼み込み大掃除と部屋の模様替えを行い、なんとか他人を家に入れても何とかなるまでになった。友人には感謝のしようがない。
数年ぶりに綺麗になった、といってもまだまだただ積んだ段ボール箱や整理されていない数々の雑誌類が山積みになってはいるが今までの整理されていない倉庫のような部屋と比べれば、床を見ずに歩けるし一目で全体を見渡せ、机の上が何もないなんて奇跡の光景である。
その光景を一人ながめていると、ふと浮かんできた。
もういいかな...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます