あこがれのあの人見つけ追いかけて素知らぬ顔で入部とどけ

「あ、先輩……」

その日、本を抱えて足早に図書室から去っていくあの人を見つけた。


入っていそうな体育系の部活にいないと思ったら文化系の部活だったんだ。

こっそりとあとを付けていって確認した部屋には「文芸部」と書かれたプレートがかかっていた。



―― 解説 ――


字足らず。


誰と誰なんだろう。

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