微笑みはその人を知り見えてくる天使の笑みが悪魔のニヤリ
「あれ、まだ頑張ってたのかい?」
放課後、補講を終えたっぽい先輩が部室のドアを開けて入ってきた。
「部誌の配置の調整中です。みんな書くだけ書いて残りは俺任せなんですよ。
しかも、『校正もお願いしまーす』とか言ってるし……」
「なんだ、しっかり部長、いや編集長wをこなしてるじゃないか。
飴ちゃんあげるから無理するなよ」
クスッと笑い、先輩は帰っていった。
机の上にハバネロキャンディーを置いて……
―― 解説 ――
文芸部 部活日誌 ― はじめに
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330655577060433/episodes/16817330655577143410
をモチーフとした短歌になります。
前部長である先輩はにこやかにいたずらを仕掛けてくるイメージです。
文芸部 部活日誌の主人公?である直も割りと先輩に振り回されて部長になったりと苦労したりしています。
この短歌自体は「はじめに」のエピソードをイメージしていたのですが、今回の小話も図らずも短歌に沿った内容になってしまいました。
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