困り顔されど微笑む先輩に少しほだされ文芸部入り

「先輩が入った時の文芸部ってどうだったんですか?」

「ん、もう卒業した先輩達なら濃いメンバーばっかりだったよ。

文芸同好会から文芸部になったのはその先輩達の時だったらしい」

結構部室にたむろしていて、かわいがってもらったもんだ。


「あれ、ということは意外と文芸部の歴史は短いんですね」

「そうなんだよね、それもあって部員数が少ないと同好会に戻されてしまうってわけ。

なので、文化部にとって部員増強のチャンスの文化祭に向けて頑張って部誌を仕上げようかね」

あと一踏ん張り、集めた原稿の編集に入ろう。



―― 解説 ――


文芸部 部活日誌 ― はじめに

https://kakuyomu.jp/my/works/16817330655577060433/episodes/16817330655577143410

をモチーフとした短歌になります。

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