花冷のあしたに寝起くつごもりに背平伸ばさむ新しき衣
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諸事に追われていて提出しそびれた、松山市主催の「俳句ポスト」の未完成句から、短歌へ転換させたものです。
短歌の場合は季語なしでもOKなのですが、仮に「季語」を使った場合、この歌の季語は「花冷」。
私が愛用している「きごさい」には、次のような説明があります。
『桜の咲くころ、急に冷え込むことがある。そのひえびえとした感じを花冷えという。早春の春寒とは違い、すっかり暖かくなってからの冷え込みである。』
https://kigosai.sub.jp/?s=%E8%8A%B1%E5%86%B7&x=0&y=0
桜の咲く頃は、真新しい制服やスーツに身を包む人も多いのではないでしょうか。
「つごもり」は月末のこと。3月下旬、新年度に向けての心意気を詠んだ歌です。
【参考】noteでの公開記事
https://note.com/k_maru027/n/n0a1db62d7bf1
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