第3話 倒れてた じい様一人 救助した 第一発見者って大変
その日はね 仕事が早めに 終わったの ちょっとラーメン食べに 行こうと
いそいそと 自転車回し 突撃だ ラーメン屋まで ほんの少しだ
ふとみると 歩道に何か 落ちている 灰色の何か 見てみようかと
近づくと これはヤバイぞ 人だった 慌ててそばに 駆け寄りました
「もしもーし 大丈夫ですか」声かける 虚ろな目だけ こちらを見ている
大丈夫か もう一回だけ 聞いてみた 首を微かに 横に振ってた
「そうだねぇ 出血量が 多すぎる 救急車呼ぶよ 良いですかねぇ」
おじいさん 首を微かに 縦にふる 「救急車呼びます 電話しますね!」
電話中 周囲に異変の アピールだ 大きく手を振り 救助求める
目の前の スーパーの客 気付き出す どうにかしなきゃ 助けなくちゃと
さりとても 遠くから見る ばかりなり どうすりゃ良いのか 誰も知らない
でもそんな 事など僕も おなじだよ! 手持ちの道具も 何にも無いのよ
手を握り 暮れる街中 熱奪う 暖めてやる 事しか出来ない
そんな中 遂に
「助かります」いいえいいえと やり取りし 即席
血に触れちゃ ダメなのですよと お
約五分 救急車来て 一安心 警察も来ると 話聞かされ
警察かぁ この前世話に なったなぁ 酔って倒れて 送って貰った
お巡りさん 事情話して 時が過ぎ 気が付きゃいつもと 同じ時間だ
ラーメン屋 なにがなんでも 行ってやる! 事情説明 終った後から!
終ったら 街はすっかり 日が暮れて とぼとぼ独り ラーメン屋に行く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます