第4話 昼間から 強い風吹く そんな日は おじさんだって 怯えちゃうよね

日は暑く 汗ばむ程の 日差しでも 吹く風強く 体温を奪う


吹く風が 砂塵巻き上げ 通り過ぎ 目にゴミ入り ウインクおじさん


色気ねぇ 早く治れと 思うだけ 焦るばかりで 考えも無く


首筋に こびりつくのは 我の汗 それに呼ばれた 土の汚れと


おじさんは 見た目もなりも 汚いね 仕方ないだろ おじさんだもの


日が暮れて 帰宅後えてして 風呂入れて 身体磨いて 服を着替えて


外に出て ちょいと一服 ついたなら 空は曇天 変わらずの風


風鳴りが ピューピュー吹いて 雲流れ  昨夜の月影 見る事も無し


昼までの 晴れたる空は 今どこに 空に光るは 飛行機のアレ


飛行機の 前哨灯の 光のみ 全ての星が 雲に隠れて


その内に 雨すら降るよ この陽気 木が倒れそう 物飛び交いそう


長身で 体重軽い この身なら 吹き飛ばされそう 物飛んできそう


漸くと 夜風冷たく 酔った身も ようやく褪めて 夜を彩る


風の音 ちょいと怖いと 呟くと 「乙女か貴様」と バカにされたり


そんなこと 言われたとこで 仕方ない 怖い物なら 怖い物だよ


ピューと吹く 風の強さに ビビるとも 天気の事は 手も足も出ず


暗がりに 再び三度みたび 砂埃 再び三度 砂にまみれて


目の中に 砂が入って 目が痛い 眼鏡かけても 入り込むもの


今やれば 二度風呂したら 良いかもね 再び汚れ 良く落ちるかも


あちこちに 付いた汚れを 落とすため 再び風呂に 入ってみたり

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