1年 第2学期 12週目
5月7日
「え?うそ!待って動いて~」
私のパソコンが調べもの中にフリーズした。とりあえず動くの待つが、今度は再起動し始める。
「そんなの今頼んでないよ~せっかくそれぽいの見つけたのに~」
中々再起動が終わらないので、さっきおやつに買ったケーキを食べることにした。ケーキは美味しいだが私の顔は、暗い。結局開くのに30分はかかったよ。強制終了掛かった為か”先ほどのページを復元しますか?”って表示が出ていて直ぐに押した。文字読む前に身体が動いていたくらい直ぐに……そして取りあえず見つけたものを必要かは分からないが、お気に入り登録していくフォルダー名は”報告確認用”必要じゃない資料なら後で消せばいいしね。
パソコンくん頼むから一緒に頑張ってくれ、これから君を相棒と呼ぶからさ!
「
「
食べ物の辛い物と苦手なもの以外はほぼ食べる!と即答している私。差し入れでケーキ貰ったんだって、さっき食べてたじゃん?ってそれはそれ、これはこれ、甘いものに罪はない。何なら私は今糖分が欲しい!ケーキを食べながら寮内にいる子は皆先輩なので、今困っているグループでのことを掻い摘んで話してみた。うわぁ~って顔された。個人と違いグループではこういった問題が必ずしも出てくる。「意見がまとまってないと何もできないよね~」全くその通りである。何なら半数が初めの案でいいと思っているのに、それを嫌がるお一人様のせいで、難航していると言っても過言ではない。
「無理してため込まずにこうやって話してね」って言ってくれた。そうか私誰にも話せなくて困っていたのかと言われた後に気が付いたのだった。
5月8日
「やっと感想書けた~って嘘もう21時半!?今日の授業の復習もまだ終わってないのに~」
この間言った。投資関連の新聞記事探して、大まかな内容書いてそれに対しての感想を書くのになんと2時間も費やしてた。日本語ならすらすらかけても中国語になると、これはなんて言うのかな?ってその単語を調べて書いて、又調べてを繰り返していたらまぁこうなるよね。これが期末まで毎週か~先が思いやられる。
5月9日
「英語の授業なし!やった~てことは体育だけ!」
体育になるとテンション上がる私。この言葉はどういう意味なのかとか今の聞き取れなかったとかそんなことを考えなくていい。ただ身体を動かすだけで、言葉なんていらないなんて素晴らしいんだ!
最近はクラスの他の事も少しずつ話すようになってきた。相変わらず、背後霊のように一人くっついてるけど、本当に何がしたいのかな?
5月10日
「
とメールが入っていたので、私は交流会が終わって寮に戻ると、パソコンを立ち上げ資料をまとめていた。
時刻は既に12時前、寮は当たり前だがみんなもう眠りについている。私と同室の先輩も寝ている。明るいのは私の机のライトのみ。資料を探して日本語で調べたものは訳してを繰り返していく。すると電話が鳴った。
時刻は既に3時非常識にもほどがある。誰?って勿論
「
私は小声でそう伝えた。私の中国語最近なんかこんな感じの事ばっかしゃべってる気がする……
普通の日常会話が学びたいよ。
「
起きてたら電話していいわけではない、何なら私が寝れてないのは誰のせいだ誰の!
「
「
「
「
私ならいいのかい!って盛大に怒りたい。何なら私は調べもの1つするのも人より時間が倍かかる。言葉の壁があるからだ。一生懸命こなそうとしているのに次から次へと私の担当外の物を押し付けてくる。断ってるのに――
「
と電話を切られた。毎度この調子である。
「明日ってもう今日じゃん」
徹夜が確定した瞬間であった。
5月11日
「眠い……」
部屋の小窓が明るくなってる。時刻は午前5時、私は何とか商品年表を終わらせ、もう1つの会社も調べられる範囲で調べて、ファイルを送った。その後もずっと他のプレゼン資料の内容を探したりと時間が足りないと心の中で何度も思った。プレゼンは3つだけじゃない実を言うとほぼ全教科ある。もう泣きたい。
時計を見ると7時過ぎだ。8時から学校なので、準備をして寮を出る。
「微積分か~寝そうだから珈琲買おう。朝日が眩しい……」
物語に出てくる吸血鬼はこういう気持ちなのだろうか?太陽の光が眩しくて目が開かないし、寝てないので気持ち悪い。ふらふらしながら学校へ向かう。
着いたら着いたで、授業までにノートの整理を始める。8時ギリギリに私の眠そくの原因となる元凶の人が来たのはいいが、私は疲れていたので、相手にするのもしんどくて、ノートと睨めっこしていると、横からずっとぶすぶすと腕を指してくる。もう無視だ無視。因みに授業中も事あるごとに邪魔してくるので、私は精神的にも疲れ果ててしまっていた。
5月12日
教会の後、教会の知り合いが、ご飯行こうっと誘ってくれたので、何人かでご飯を食べに行った。
臺灣に来て結構びっくりしたのが、普通のお店は、入ってもお水とかでないし何なら飲み物は有料セルフサービスってとこが多い。お茶とかも勿論有料なので、結構辛い物とかを食べちゃうと大変である。なので、飲み物は普段から持っておくことが大事。なんでお冷とか無いのかな?って思ったら食べながらお茶を飲む習慣があまりないそうだ。むしろスープがあるからスープを飲むんだって、お茶は食後にゆっくりと飲む人が多いからともいえる。
だから台湾の普通の屋台とかお店とか行って、お冷は出ない。大きなレストランでも基本的に飲み物は全部有料と覚えておこう。たまに本当にまれにお冷出てくるとこあるけど、少ないとだけ覚えておいてね。台湾はというか外国は日本みたいに水道捻って出てくる水が飲める水ではないからそれもそうかと納得する。日本でも浄水器つけてる家とかあるけど、基本的に沈殿・ろ過・消毒という3段階の浄水処理がされているから飲んでも大丈夫。浄水場の大元を作ってくれた昔の人や今働いてる人たちには感謝しかないよね。正直この日本の技術は高く評価されてもいいと思う!台湾の家で水道水から何か飲み水をって思う人は、お水が沸騰したらすぐ止めるんじゃなくてある程度、沸騰させたままにしてから火を止めて飲み水にした方が良いって、お姉さま方に教わった。たとえ台湾の自宅の浄水器を水道の蛇口に取り付けても基本的には1回煮沸消毒した方が良いらしい。なるほど~
話しがだいぶそれたけど、臺灣で食事をする時に、気を付けないといけないのは、音を立ててスープや麺をすする事。日本では良くても台湾に限らず他の国でもこれはダメなとこ多いんだよね。だから麺とか食べる時は静かに食べようね。
お冷以外で、驚いたことと言えば、骨とかを自分が食べてる机に置いたりすることかな?
取り皿が、無いところが多くて、そのまま食べたいおかずをご飯の上に入れて食べるからかな?骨とか殻とか机に置いてる。あと食後にげっぷとか普通にしてたり、国によって違うからびっくりすることも多いけど、何が駄目なのかだけは先に、頭に入れておくといいのかなぁって思う。
あと食べきれないとお持ち帰り用にまとめてくれる。日本じゃ持ち帰る事あんまりしないから結構新鮮だった。残すより帰って家でまた食べるから無駄にならない。食事って作ってくれる人だけじゃなくて、食材1つだって命でありそれを作ったり育てている人たちの努力が詰まっている。残さず食べてくれた方がみんな嬉しいもんね。日本でだと食べきれないものを持ち帰り文化がないから、バイキングとか食べ放題でよく見る欲張っていっぱい取って残す人がいるけど、食べられる分だけを頼むとかそういった心を持った方が良いよね。
そうそう
みんなが面白い話とか色々聞かせてくれるので、すごく楽しかった。
5月13日
「レポート~って夢か」
レポートが終わって無くて寝落ちして遅刻するっていう夢を見た。何なら悪夢である。時計を見ればまだ明け方――
「もう1回寝よ」
次こそはいい夢見られますように
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