1年 第2学期 8週目・9週目
4月9日
渋滞も見越して5時に起きて、6時前のバスに乗ったけど案の定渋滞。間に合ったから良しとしよう。
ただ管理学の名前を聞くだけで、気分が落ち込む。なんなら胃が痛い。今日も教室の空気悪いんだろうなぁと思いながら学校へ、予測通り悪かった。何ならテスト範囲この章までやっておけ~で終わり、授業終わったらすぐ教室出ちゃったからもう少し詳しく~は聞けずじまいだった。
4月10日
私はホットドックを口に入れながら。ノートをひたすら読んでいた。
臺灣のホットドックって
とても美味しかったの記憶しか残らなかった。あれ?
4月11日
「暑い。春はどこ~」
気温31度である。もう真夏だよね。日本は桜が散るか散らないかで太陽がぽかぽかでお昼寝最適な気温だろうに……あつい
そんな中、一週間早く英語の中間テストである。相変わらず、英語を中国語に訳せが一番難しい。なので日本語ももれなく書いておいたよ。全然意味ないけどね。
4月12日
はい!ねむい!
寮の子が差し入れにかき氷買ってきてくれた!臺灣のかき氷って好きなトッピングを色々入れることが出来るからすごくうれしいよね。私は何入れたのって?
日本でも有名になった。雪みたいにふわふわのかき氷の事を
もう1つは、
臺灣に行ってかき氷食べたい!ってなったらまず、
テスト勉強頑張ろう!
4月13日
あんまり寝てなくて眠たい。
4月14日
教会行って帰りに珈琲買って今日は少しお高めの珈琲買ったよ美味しい。
自分を鼓舞して勉強勉強!
4月15日
今日は教会の霊恩会。半年に1回あるんだけど。それに参加して、お昼にお弁当があるから家で食べるって言って持って帰ろうとしたら、テスト頑張れって、お菓子もくれた。食べ物をほくほく顔で持って帰って、16時過ぎまでお勉強!明日渋滞に巻き込まれるの嫌だから早めに台北へ戻り、寮で再び勉強。
4月16日
地獄のテスト幕開けだ~何なら今日は暗記系科目3つでもう頭はパンク状態。
そんな中、事件は起きた。テストは一席分ずつ空きを作って座ているんだけど、右隣後ろの
因みにその後2教科も後半集中力が何度も途切れてやばかった。0点は回避してると思う。自信ないけど――
4月17日
(お腹痛い)
朝起きた時から腹痛がする。今日は国語と民法どっちも暗記科目つらい。
国語のテストはね。古文中国語を現代中国語に訳せ。安定のこの問題。では先に大まかに日本語にして
(あ、これ昨日何回か書いたやつ、確か現代語訳は……ってあの漢字の書き方なんだっけ……ヤバイでも時間無くなるからとりあえずこの漢字飛ばして、次の内容と――)
私の脳内は相変わらず世話しなく小人が行き来している。
なんで擬人化してるのと言われてもこれが一番伝わりやすいかなぁってパニックになるとみんな右往左往するでしょ?私の脳内も今そんな感じなんだよ。
「ふぅ~前よりかけた。けどあの漢字は何だっけ?」
テストを出して廊下に出てから自分のノートを開く。
「なんか微妙に違う。」
自分の書いた内容など既に記憶の彼方に放り投げたので、思い出せないが12点からは成長してるはず。そう思う事にした。
民法に至っては、知ってる専門用語の内容重要点だけを私流中国語で書くという荒業で何とかしのいだ。長いA4の用紙縦2枚分の両面ほぼ空白だが気にしないことにする。
なんかそれっぽい事色々書いたけど、日本語だったらマジでアウトだなと若干思った。こっちに来てからこういった面で自分に甘くなっている気がする――頑張らないと
4月18日
英語のテストは先週やったので、今日は体育だけ~
(体育最高!ちょー楽しい~)
頭ばかり使って体を動かしてないので、今とても気分が良い!
因みに昨日寮に帰ってからは明日の1つはプレゼンなので、普通に授業だから実質1教科分の勉強と最終日の数字系のテストのみだ。もう暗記はほぼなし!なんと喜ばしい!因みに体育でこんなに気分が上がってるのは私だけである。皆は普段通り……
「
「
「Ei!
私がびしっと
「
「
学校で私の下の名前を呼ぶのは、教会の交流会メンバーとタイの同志とこの体育の
前にも話したけど、私が1学期から準備運動も真面目に取り組んでたら、すごく気に入られた。何なら3回目の授業あたりから名前呼びで、困ったことが無いか?とか色々気にかけてくれる。大学で体育必須なのだが、元々台湾は体育だけでなく副教科と呼ばれるものにそこまで力を入れていない。だから面倒だと思う子も多く
4月19日
(
とつい言ってしまったのも無理もない。テストなのだがなんと私の問題用紙日本語なの!!問題がめっちゃ読めるよ!読めるんだよ!(大事だから2度言った)因みに他のみんなは中国語。私だけ違うのには、なんと
(答案用紙に空白が無いの初めてだわ)
それが嬉しいと思うくらいには、空白が多い解答用紙を提出するのにやっぱり悔しさがあるんだと、自身の意外な一面を再発見した。
「
こうやって気にかけてくれる
「
「
「教科書を枕にして寝たわ」
微積分の教科書がアメリカの物で、作りがしっかりしていて結構分厚い確かに枕に最適な高さになるのだろうが――てか
「夕方まで学食で一緒に勉強する?」
「誰かいないと寝るから助かる」
「頑張ってよ。会計はいいの?」
「諦めた」
「私と違って問題読めるんだから頑張りなよ!流石に上下とも落とすのヤバイって」
学食で30分も断たずに、死んでる友人を鼓舞しながら問題を解き。
テストなので交流会は行かずに寮で続けて勉強する。
「
寮のお姉さまが私を部屋から引きずりだし、リビングのソファーぽいものに座らせる。木の長い背もたれ付きの椅子で、ソファーくらいの大きさは、あるけどクッションは無し、座布団は敷いてあるよ硬いから。教科書をそのまま抱えてる私を見て呆れた顔で言われた。
「
「うっ……」
結論糖分はとてもいい働きをする。日本だったら引っかからないのにと愚痴る私に、分かるところだけ先に分けたら?と言われた。会計を専攻していないと流石に詳しくは説明出来ないし、助けてあげられなくてごめんねって謝られたけど、気持ちだけでも有難いし、甘いもの美味しいし少し元気が出たのであった。
4月20日
結局あまり寝てない。もう私らしいと笑うしかない。
微積分は今回積分が範囲で、とりあえず公式小さく全部書き出して、後は呪文のように計算していく、正直言うと微積分を高校で取らなかったので公式やらなんやらは全部中国語で覚えてる。どっちかで覚えたらそっちが主軸になるんだよね。不思議だ。
会計も唸りながら頑張って解いた。点数は低いと思うけど、頑張った頑張った。って外に出るとさっさと回答提出して出た
「早くに出てたけど、解けた?」
「無理だから諦めた」
ドヤ顔で言う事ではないと思うよ。
4月21日
教会にいるんだけど、眠気が凄い、ヤバイ
(ほぼ寝てないからなぁ~帰ったらはよ寝よ)
そう心に決めてたのに、お茶をしようと誘われ、果物をもぐもぐさせながらみんなが話しているのを黙って聞いていた。その後家に帰り、夕飯食べて、お風呂入ったら限界が来たので、ベッドに直行寝るというより気絶に近い感じで意識を手放した。
4月22日
空腹を覚えて時計を見ると13時――
「え?」
もう1回確認してもやっぱり13時――
爆睡とはこの事だろう。
「お腹すいたなぁ~何食べよう」
ご飯を食べた後も何もする気が起きなくてとりあえずだらだらのんびり過ごした。こういう日も悪くないよね!
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