言葉の響きが素敵です。日本語って美しい言葉なんだなぁと、しみじみ。私、俳句ってあんまりカタカナが交じるイメージが無かったので、新鮮に感じました。ひらがな、カタカナ、漢字。それぞれの味わいがありますね。
ラストがまた、秀逸です。そのまま夏空が見えてきます。
作者からの返信
プラナリアさま、読んでくださってコメントまで有難うございます! 韻律の創作で『響きが素敵』なんて、本当に嬉しいです。
俳句等にカタカナを使うの勇気が要りますよね。今回はカクヨムということで少し使い易く感じましたが。
詩歌では字の選び方ひとつで雰囲気もきっと読む音も繊細に変わるのだろうな、とプラナリアさまからのコメントから感じました。
ラスト気に入ってくださって、どうも有難うございます!
さすがです。香さんらしい素晴らしいお歌。武蔵野の自然なのかしら?
私もジュテ・アントルラセのお歌が好きです。バレリーナって細くてすっと伸びてる感じ。草の上に寝転んでレンゲを見たら青空をバックに映える場面が見えて、太陽の光まで感じて、おお〜!お見事!と思いました。
作者からの返信
わぁ、有難うございます。そんな情景を思い浮かべて頂いたなら、つくづく本望です。わたくし、短歌で絵を描くのが苦手なもので。きっと普段、言葉が長過ぎるのですよね😅
昔のレンゲ畑は鑑賞用ではなかったので中を転がることも出来て、ある時、気付いた見上げるレンゲの姿がとても印象的で。それを描きたかった連作でもありました。
毎年、見上げられる様に今は自宅でレンゲを育てております。種子を取って蒔くだけですがw
読み手のイメージですが、前半は内に秘めるような、後半は外へ開放するような、静から動へ移り行く十キロメートルが展開されているように感じました。その距離は短いようで長いようで、具体的にキロ数を測るのが難しい数字を人生に当てはめ、喜怒哀楽を謳歌している、的な? タイトルの「地にまろぶ」もいい感じで踠いてるなぁって思いました☆
作者からの返信
愛宕さま、感想を聞かせてくださって、どうも有難うございます! 大きく前半後半で陰陽となり、二十首で濃淡がつきながら移行して行けたら、と選び、配置しました。陰陽は静動や内向き・外向きも含めていますので、仰る通りです。
十キロは対流圏を土台に最終的に数字を決めたのですが、車ならばすぐ、でも自然状態ならば近くはなく、鉛直方向ならば天地の開き、という距離感が決め手でした。
『いい感じで』踠いていると仰って頂けてホッと致しました。少々、重くなってしまったもので😅
他所様のコメント欄に書かれていたカイヅカイブキの歌に感銘を受け、こちらも読みに参りました〜。
作者からの返信
コメントまでご覧くださったのですね。どうも有難うございます! 交流しながらの歌は異なる発想やイメージと織り合えて楽しかったもので。そちらからお運び頂いて、とても嬉しいです。