3 ちょっとぐろい

 タンホイザーが生まれた頃、T国はまだ宗教上の理由で2つの地域に分断されていた時期だった。その中で過激派組織Jが自治していたB地区が彼の生まれた地である。

 B地区ともう一方のH地区は長年紛争を続けていたが、タンホイザーの生まれる数年前から停戦状態が続いていた。そのために幼少期のタンホイザーは『戦争』や『紛争』という言葉もろくに知らない子どもだった。

 タンホイザーはB地区の中では比較的裕福な家庭で育った。父は教師の傍ら聖職者をしており、母は聖職者としての父を手伝っていた。また過激派組織J支持派でもあり、タンホイザー一家が住む教会の隣に病院を建てたほか、Jと協力してB地区のインフラ整備を進めていた。タンホイザーはそんな父に憧れる子どもだった。守られるべき子どもだった。

 タンホイザーが7度目の誕生日を迎えたその日。

 ————あの日はそう、寒かった。

 年末にほど近く、一段と冷え込む季節だった。ナツメヤシが枯れないようにと藁を運んだのを覚えている。一束にした藁の中に冷えた指を差し込み、暖をとるとも言えない寒さしのぎをしていた。

 晩には教会でささやかな誕生日会が開かれた。干した肉とデーツを食べた。

「私の国では誕生日にもっと甘くて雲みたいに柔らかいお菓子が食べられたのよ」

 どこかの国出身の同胞がそう言っていたのを覚えている。

 息子の誕生日会に父は参加しなかった。用事があると言って朝早くから出かけていた。しかし誕生日プレゼントはあった。新しい……といっても今思えばどこかの国の誰かが使わなくなったボロ靴だった。それでさえ幼いタンホイザーは喜んで、早速履いては外を走り回っていた。

 夜は自室で母とブランケットに潜り込んだ。その日中履いていた靴を抱いて横になっても、優しい母は何も言わずにタンホイザーの丸い頭を撫でてくれた。

 その時、窓の遠い外で何かが光り、ベッドが僅かに揺れた。そして大きな音が聞こえた。ヤギの鳴き声よりも大きく、焚き火の爆跳よりも激しい音。音の正体を確かめようと窓に寄った息子を抱きかかえ、母はブランケットに覆い隠した。

 タンホイザーが7歳になったその日、夜のはじめ。停戦期限が失効したことで——当時T国の政権を握っていたH地区側——T国軍がB地区に対して軍事攻撃を開始。実に10年ぶりの大規模攻撃だった。


 父はその日から家に帰らなかった。密に言えば帰れなかった。

 紛争が再開されて間もなく、彼は過激派組織JとともにB地区を守りたいと自ら志願し、その数日後にH地区から打ち込まれた空爆で命を落としていたからだ。損傷が酷く、引き上げた時にはもう助からない状態だったとJに属する一人が母に言っていたのをタンホイザーは聞いていた。

 戦況は初めからB地区およびJの劣勢だったという。もとよりJは紛争が続くことを望んでいなかった。しかしながら自分たちの主張を捻じ曲げることはせず、T国軍が武器を下ろす瞬間を待ち望むだけだった。ところがJを脅威と考えていたH地区側は停戦協定を失効させ、10年越しにJの殲滅を図った。H地区に住むT国民の人々こそがT国を統治すべきだとして、「非国民」であるB地区住民と彼らを導くJに「正義の鉄槌」を与えようとした。後から知るところによると、T国軍はB地区に至る道を封鎖して国際機関からの支援物資輸送車を足止めしていたし、Jとは無関係のB地区民をも無差別に虐殺していた。

 現在のT国の歴史ではJTが記録されている。実際、その時を生きた人でさえそれを信じ込んでいる。当時の偏向報道に踊らされた人間と、「虐殺」を「正義だった」と正当化した人間が多数だったからだ。

 しかし実際はどうだったろうか。「紛争」という言葉の意味を知り始めたタンホイザーは、その新鮮な光景を覚えていた。

 10年ぶりの紛争は、歴史上の「事実」とは異なり、当初から市街戦となっていた。H地区に近い地域からそれは顕著になっていった。街で走り回っていた子どもたちは日中屋内に潜み、代わりにT国軍が地区内を我が物顔で歩く。

 日増しに減る居住地、どこかで上がる黒煙。

 友人の1人が生きたまま首を刈られ絶命する様を見たこともあった。

 その頃はまだタンホイザーの住む中心地までT国軍の手は伸びておらず、一抹の不安の中で子どもたちは学校に通っていた。

「私たちを憎む人が、私たちに酷いことをするからよ」母はタンホイザーに早く家に帰るよう言いつけていた。

 しかし帰り道、タンホイザーたちは運悪くT国軍に遭遇したのだ。タンホイザーを含む数人はすぐに学校へ逃げ込んだ。当時のタンホイザーは知る由もなかったが、その時のT国軍はまだ「インフラ施設を攻撃してはいけない」という倫理を辛うじて持ち合わせていた。そのためB地区には珍しい近代的な建造物へと走るタンホイザーたちを、彼らは追いかけようとはしなかった。

 ところが友人はパニックになり、逆方向へと逃げてしまった。それがいけなかった。道端にいるハトを追うかのように、薄気味悪い笑みで友人を追い詰めたT国軍は、友人の足を撃ち抜き、逃げようと暴れる友人を何度も殴りつけた。タンホイザーたちは学校の敷地内で、それをジッと見る。足が竦んで動けなかったのだ。T国軍の何人かはタンホイザーたちのその様子を見て奸智の笑みを浮かべていた。助けたければ助けてみろとでも言いたげだった。

 腕も足も変な方向へ曲げられた友人を足で踏みつけ、T国軍の1人は赤錆びたナイフを取り出す。それを地面へ押し付けられた友人の首へあて、ノコギリの要領で切り始めた。血が噴き出すほどに刃の進みは遅くなり、友人の叫び声は赤錆が見え隠れする度に大きくなったが、直に静かになった。

 T国軍はまだ身体に繋がったままの首の皮を捻じ切り、首の骨を錆びたナイフで叩き壊したのち、断面に見える気道に拳銃を突き立て、地面に押し付けると引き金を代わる代わる引いた。何人かは空撃ちで気道から口へ向けて空気の抜ける音がするだけだったが、うちの1人が引き金を引いた瞬間、友人の頭部から血と肉片が飛び散った。その場にいたT国軍は大笑いでその飛び散ったものを踏みつけた。

 テレビもなかったB地区を出るまで、タンホイザーはその悪魔の正体を知ることはなかった。それが「極悪非道な過激派組織Jと命懸けで戦う勇邁なT国軍」の姿であるとタンホイザーが知ったのは、H地区とB地区が統合され、な教育を受けたときだった。

 友人の体を一頻り弄んだT国軍が去ると、生き残りは散り散りに帰った。まとめてあんな目に遭うのはごめんだと年上の少年が言った。

 小さな背中たちが見えなくなってから、タンホイザーは周囲を見渡し、T国軍の姿がないことを確認してから友人だったものに近づいた。夕日のせいか時間が経ったからなのか、地面は朱殷に変色していた。

 タンホイザーは地面に転がった頭部を持ち上げた。表面に砂利を貼りつかせ、ほのかに小便臭いそれは彼の知る友人ではなくなっていた。

 学校の敷地内へ戻ったタンホイザーは、教科書の入ったバッグをひっくり返した。中身が全部地面に落ちたことを確認してからもう一度元の場所へ向かい、頭部をそのバッグに入れてから周囲の肉片をできる限り集めた。最中、饐えたものが何度か胃から出たが、やめなかった。乾いて取れなかったものは爪でこそいで無理やり剥がした。

 それを持ち帰って教会の隅にこっそりと埋めた。避難所に指定された病院と教会のことを、大人たちから「絶対に安全な場所」だと聞かされていた。ここに隠せば友人の尊厳をあの悪魔が傷つけることはできないだろうと思っての、「死」をよく知らないタンホイザーなりの弔いだった。

 盛り上がった土を見て、タンホイザーは僅か前の出来事を思い返す。

 表情と呼べるものはない。顎が外れ、片目はなく、頬骨は陥没。鼻の頂点を支えていた骨は左向きに飛び出していた。頭皮の一部がめくれ、髪が皮膚と一緒に揺らいだ。そして強烈な悪臭。手に纏わりつく粘液がそれだとタンホイザーは思い出して漸く理解することができた。

 ——せめて元の形がわからなくなるほど、原型を留めていなければ。あれを友人だったものとは……「死」とは認識しなかったかもしれない。

 フェンスに囲まれているかそうでないか、違いはそれだけだった。それだけの違いで自分たちはあのリンチを免れたのかと安堵していた。あれが自分へ向けられた行為でなくて良かったと、その感情を知悉したタンホイザーは下瞼を激しく痙攣させ、その場で嘔吐した。

 仲の良い友人だった。学校に通う子どもの中で同じ年なのは彼だけで、とても親しかった。年の離れた妹がいたはずだ。そういえば最近見かけていない。——もしかして、

 何度も嘔吐するうちに何も出なくなった。それでもえずいた。喉奥に指を突っ込んで、溜まったように思われるものを取り除きたかったのだ。涙があふれて止まらなかった。悲しかったわけではない。

「何もできずに自分だけが助かった」という事実をまがい物の善が咎めていた。内心では身近の「死」を感じたことで自身の「生」に喜びを見出していた。思い返して初めて気づく。あの言い表せなかった感情は偽善者のマッチポンプに他ならなかった。

 帰宅後、タンホイザーは母に泣きつき、その日の出来事だけを語った。決して己の醜い感情は吐露しなかった。母は汚れた服の息子を真白い衣服のもとへ抱き寄せ、「学校にはしばらく行かなくていい」と告げた。

 教会と病院は避難所に指定されていた。死は集るが、それ故に安全な場所だと母だけでなく誰もが信じていた。そこにさえいれば——

 T国軍は徐々に大義を忘れ、ついに中心地ですらその獣らしさを揮いだした。

 身内は日に日に消えるか血に塗れる。学校へ行くのをやめ、教会や病院で母の手伝いを始めたタンホイザーは、毎日運ばれる怪我人たちから「死」を感じた。しかし友人のそれには遠く及ばなかった。タンホイザーの知る人間が毎日地区内のどこかで寿命と病気以外の死に方をしている。数か月前まで平和だった居住地は死で満たされていた。

 紛争に喘ぎ、誰もがすぼらしく団栗眼で顔を顰めるなか、母だけは壮健に映った。父が亡くなったと知らせを受けてから、より顕著に。

 記憶の中の母はいつも白かった。白い服に白い肌。肌理の整った手の先には丸く整えられた爪がゴミ一つなく生えそろっていた。

 くすむ町並みの異質。

 自分は死ぬまいという強さの表れか、強さの象徴がそれなのか。

 父の遺した教会と父の建てた病院を行き来し、携えた優しい笑みで人々を弔い、慈しむ。それに合わせて柔らかく白い裾が揺れている。

 母は誰からも好かれていた。母はB地区に遺された良心であり、皆の希望が母だった。

「将来はパパみたいに頼られる人になるわね」

 タンホイザーは母の朗笑が好きだった。彼女の細い眉根が広がるとき、何もかもがうまくいくという稚い万能感があった。

 母に言われる通り、父のことは尊敬していた。しかし同じように母も尊敬していた。聖職者として成功した父の側には母もいたからだ。

「私だけでは、ここまで人に信頼されはしなかっただろう」

 父もそう言っていた。自分の力も確かにあったろうが、自分だけの力ではないと。

 強い人だった。人を安心感で包める人だった。どれだけ不幸な人でも、貧困な人でも、母の美しく撓む口元につられて笑っていた。それはまるで静謐に咲くクリサンセマムのようだった。人格者という言葉では収まらない、天賦的才があった。

 その日も白い母の後をついて、病院内を歩いていた。

 ——病院にいたはずだ。そのはずだったのだが。

 パツッ、パツッ……という、木の水分が蒸発する音でタンホイザーは意識を取り戻した。

 頭と右肩の辺りがズキズキと痛む。何も見えない。自分は地面に仰向けになって倒れているのだろうというのはわかった。何かが焼ける音と、耳に積もる音が重なって聞こえてくる。タンホイザーははじめ、それが何の音かわからなかった。しかし頭痛が収まり、意識が明瞭になるにつれてはっきりと聞き取れるようになってきた。

 夜半の風声のような。喉が焼け、微かな音を奥で反響させ、ヒューと吹く呼吸に紛れて僅かに出るだけの。人の呻き声だった。それが病院にいた人たちのものだとするなら、一体どれだけの人がこの音を木霊させているのだろうとタンホイザーは恐ろしくなる。恐ろしくなって、短く吸って、長く吐いてを繰り返すようになった。

 ——母さんはどこへ行ったのだろう。

 タンホイザーは意識を失う前の出来事を思い出す。母に突然抱き留められたかと思うと、激しい衝撃だけがあった。彼が誕生日を迎えた夜の衝撃と似て、しかしそれを何倍にも膨らませたような音。そして母の二の腕の横から、窓ガラスの割れる様が見え、熱い風が吹き抜けた。思い出せるのはそれだけだった。

 ——あれは空爆だ。父さんを殺した、空爆だったんだ。でもどうして……。

 何かが目の前を塞いで何も見えず、周囲の状況も把握できないタンホイザーは、眼前の不安をはぎ取ろうともがく。

「動いてはだめよ」

 母の声だ。母がタンホイザーに覆いかぶさっていたのだ。それだけで早まった呼吸を落ち着かせることができた。痛みも不思議と落ち着いた。

「あいつらが来るわ」

 母の声が頭上から聞こえる。タンホイザーは動く左手で母の白いであろう服の腕なのだろう。柔らかく温かかった。

 しばらくすると人の声が聞こえた。タンホイザーは初め助けが来たのかと思ったが、その声に含まれる卑しさが友人を殺したT国軍のそれだと気づき、母の言う「あいつら」が彼らなのだととうとう理解した。

 彼らの声は極めて明るいものだった。言語の壁はあろうとも、そこかしこで聞こえる窮状の音が聞こえないわけではないだろうに。「すぐそこの町へ遊びに行こう」とでも言いだしそうな声の調子に、タンホイザーの肩は知らずのうちに力を込めた。

 足音が近づく。唾を飲み込む音が母の喉元から聞こえた。

「ここを抜けだしたら……私の事、私の事は考えなくていい。何も考えないで、ただ走りなさい」

 T国軍の声はしばらくの間辺りを歩き回り、女の呻き声ひとつと共にじきに小さくなっていった。完全に聞こえなくなったのを確認して、母は腕を持ち上げ、タンホイザーの上から退いた。目を覚ましてから1時間とかからなかったが、タンホイザーにとっては永い時間だった。

 手伝おうと母の左肩を押しのけるとき、いやに軽いとタンホイザーは気付く。

 ビリビリに千切れた赤い布ではっきりとは見えなかったが、母の身体は鳩尾から下が確かに存在していなかった。

 ——は一体誰なのだろう。

 都合の良い『タンホイザーの母』は、確かにいつも白かった。真白な服に身を包み、爪の先まで完璧な存在だった。しかしその時目の前にいた女は、——いや、紛争が再開してからの母はそうではなかったのだ。

 何日も変えられていない衣服は黒くくすみ、失われた半身の名残で赤黒く染められている。タンホイザーが左手で握りしめていた腕だと思っていたものは、女から垂れる血濡れの小腸だった。

 実のところ、この時の記憶をタンホイザーがはっきりと思い出せたのはこの時が初めてだった。PTSDによる解離性健忘か。彼の感覚では幼少期は一瞬で過ぎ去ったものだった。不都合な母は意識的に封じ込めていた。だからこそ、タンホイザーの母はいつまでも色褪せることのない完璧な存在だった。

「タンホイ、ザ」

 かつて息子を撫でていた手はボロボロに綻んでいた。その先の爪は何枚かが剥がれて赤いものが滲み、ガタガタになった残りには黒い何かが詰まっている。自分の方に向けられた汚い手をタンホイザーが握ることはなく、フラフラと彷徨った女の手はやがて地面へ伏せられた。

「母さん……」

 血と肉の境目がわからなくなった女の半分にタンホイザーは声をかける。内臓から滴る血はもう冷たくなっていたが、ぼんやりと流れて、まだ固まりそうになかった。返事をしないということは、つまりこの女は母ではないに違いないと理解した。

 女を横に倒して立ち上がると、タンホイザーの顔くらいはあるであろう瓦礫がゴロっと音を立てて女の背から転がり落ちる。乗っていた所が不自然にへこんでいた。きっと重かっただろうとタンホイザーは慮る。

 動かない女を見下ろす。頬はこけ、優しく伏せられていると思っていた目は疲れと苦痛で細められていただけだった。

 女はタンホイザーの白い希望ではなくなっていた。

 また、かつての友人を思い出す。

 目の前で徐々に存在を奪われた友人。気付けば母ではなくなっていた女。死んだ。どちらも殺された。吐く息が短くなる。力を込めた目から涙が零れ落ちた。歪んだ口角が意識になぞらえて持ち上がるのがわかる。

 ——ぼくは確かに生きている。

 病院は崩れた。帰る場所もなければ自分の身を案じる人々はみな死んだ。奪われた……すべて奪われてしまったのだ。T国軍はB地区の人々から、まだ運悪く生を享受しているタンホイザーから、これ以上何を奪えるのだろう。人としての尊厳? 命そのもの?

 ——嫌だ! これ以上ぼくたちから何も奪わせるものか!

『私の事は考えなくていい。何も考えないで、ただ走りなさい』

 身体が撥ねた。その瞬間は筋肉の動きを、血流の動きを、全身の流れを知り尽くしていた。

 踵をぶつけ、土踏まずで血管が爆ぜる感触がし、爪が指の皮膚に食い込む。片方の靴はどこかへ行った。女とともに病院の瓦礫に埋められたかもしれない。

 ガラスの破片を踏んだ。息絶えたナツメヤシを踏んだ。同胞かもわからないを踏んで滑った。

 それでも腕を振った。背骨を捩じった。きつく嚙み締めた歯の隙間から唾液交じりの白煙が噴出した。まだ生え変わっていなかった歯たちが歪んだ。

 敬服する父の事は考えなった。

 閑雅な母の事も考えなかった。

 自分を家族と、友と認めてくれた同胞たちの事も考えなかった。

 では何を考えていたのか? そこだけはどうしても思い出せなった。もしかしたら母の言いつけ通り、本当に何も考えずにただ逃げていたかもしれない。

 それはタンホイザーが自身の弱さを認めた日だった。

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