第10話 珍客 - ①
そして1410年12月──
関東公方
京都にいる4代将軍足利
その日を境に、
そんなある日のこと──
「ふ〜っ、毎日毎日いろんな人が来ては祝いの返事
幸王丸改め足利
「それだけ
関東管領
「
「畏まりました」
因みに
すると、一人の男が姿を見せる。
「お初にお目にかかりまする。
信濃国佐久郡は現在の
「うむ。
「して、今日は何用だ? いくら私が元服したとはいえ、単に祝賀を述べにきただけではないと存じているが──」
すると、大井
「お察しがよいですな。いえいえ、なんて事はございませぬ。私が領する
「
「大井
足利
(ほう。自分の力量をわきまえており、
大井
「実を申すと、我が
大井
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