第4話推しにいいところを見せた件

学校で昼飯を食った後・・・・

「次は体育か・・・」

運動場にて

「よーし!全員揃ったなー」

教師が声を掛ける。

「はい」

「今日はドッジボールだ!」

「出席番号の偶数対奇数だ!」

試合開始

シンとユイ、裕也は偶数・・・・奇数からボールスタート

「いくぜ!!」

男子生徒が全力で投げるその先には・・・・ユイ。

「きゃっ」

ユイが驚いた瞬間誰かが前に出る・・・

「ふっ・・・・」

シンが片手でボールを止めた。

「シン君!」

裕也はそれを見て

「やれやれ、やりすぎだよ・・・」

と呆れている・・・

シンは

「返すぜ、この球」

シンが眼に力を入れてボールに殺気を籠めると・・・・シンの眼が「赤く見える」。

「ねえ、裕也君・・・・」

「なんだ?」

「シン君のあの眼・・・・何?」

「ああ、あれか・・・あいつが集中したときに見えるやつだ、だけどホントに赤くなっている訳じゃなくて俺たちの脳が錯覚してるだけなんだよ」

「へえー・・・・・よくわかんない」

「ま、とりあえずああなったシンは止められねえよ」

「オラ!」

シンが投げた球は球速162km/h・・・・・

「速っ!」

さっきの男子生徒のほかにもついでに6人くらい当てた。

「うっそお・・・・」

「な、すごいだろあいつ」

「うん、すごい・・・・」

ユイはシンのもとに駆け寄る。

「すごいよシン君!」

「ありがとう、ユイ」

「かっこよかったよ」

シンは照れくさそうに頭をかく。

「さ、まだまだここからだろ?」

シンが敵チームを見ると絶望して地面にへばりついていた。

「・・・・・あれ?」




推しに監禁された件第4話「推しにいいところを見せた件」いかがでしたか?

ちょっとどころではないシンの身体能力・・・・・ここで次回予告

体育の後クラスの女子に褒められて照れていたシンをユイは家で椅子に括り付けて、シンに詰め寄る・・・そのユイの眼は紫に光っていた・・・・シンの「赤眼」に反応して現れた「紫の眼」それはシンの心を凍らせ自分しか見えないように・・・シンは正気を保つことができるのか!?


次回

第5話


           「推しのライブに連行された件」


お願い

この「推しに監禁された件」と「アイテムボックス(レベル神)は2つの世界を繋げる□」のどちらを公開してほしいかコメントで教えてください。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る