第10話 二度目の初戦

「いや、いくらなんでも急すぎじゃないか? そもそも、そんな都合よく鬼が現れるものじゃないだろ?」

 俺は思考がまとまらぬまま咄嗟に頭の中に思い浮かんだ質問を投げかける。習うより慣れろと彼が言うように、鬼と戦うことが瞬翼をさらに扱えるようになるのにうってつけだというのは筋が通っているのは確かだ。だが鬼がこんな簡単に現れるものなのかというのは俺には驚きだった。俺が一人で戦っていた時はせいぜい月に一、二体ほどだった。それだというのにたった今からピクニック感覚で鬼を鎮めに行こうと提案ができるほどに鬼は頻繁の出現するという事実を俺は知らなかったのだ。そんな俺とは対照的に白城はあくまで平常心を保っている様子で俺に話しかける。

「いや、鬼っていうのは結構頻繁に現れるものだよ。」

「そうなのか?」

 これは白城への確認のための問いだけでなく、リアンに対しての問いという意味が込められていた。だが、リアンからの返答は無い。すると少しずつではあるが俺の知りたいことが頭の中で整理されていき、冷静さを取り戻していく。

「なぁ、鬼を探知できるのは身体に宿る天使のおかげなんだよな?」

「うん、そうだよ。」

 白城はなんの躊躇いもなく肯定する。そして俺は今鬼が現れているという状況にもかかわらず、突発的に湧いた疑問を解消したいという衝動に駆られた。俺は少し焦るような口調で白城に質問を重ねる。

「その鬼の存在を感知するのって天使ごとに差はあるのか?」

「あるにはあるけど、致命的に欠けている場合は無いと思う……どうしたの?」

 白城は訝しむ目で俺を見る、しかし俺はお構いなしに自分の脳内思考に集中する。光還者たちの鬼の探知能力と俺の探知能力の違いはその精度だというのはよく分かった。そしてそれは天使によって差はあれど完全に無いなんてことはあり得ない。ならば俺が今まで弱い鬼しか感知しなかったのには明確な理由が存在し、それはある程度予測できている。リアンが俺の感知能力を自由に与えたり消したりしているということだ。まだ憶測にすぎないが、リアンが俺の感知能力を自由に操作できる可能性は十分にある。だとしたらその意図は何なのかということを考え始めるが、その間もリアンはだんまりだ。

「とりあえず行くよ。僕と丹羽君、白影と白峰で行動することになったから。」

 俺が瞬翼の練習をしている間に話を進めていたらしく、俺は早速借り出されるらしい。白城の言う通り瞬翼は使うことが何よりも身になるのだろう、しかしこの確信めいた疑念を胸に抱えたまま戦闘に向かうのは嫌だった。俺は唇を噛み、思案を続けたいところだったが、それを遮るように声が聞こえてきた。

「白城と丹羽! そっちは準備出来たか?」

 声のする方へと視線を動かすと数十分前にカレーを食べていた建物の屋根に天身した白峰と白影の姿があった。二人はもう翼を発現させ、鬼の出現位置に向かうつもりらしい。

「うん、もう行くつもりだよ!」

 白城が俺の了承を得ぬままに答えた。白峰は急げよ、とだけ言い残して二人は空へと飛翔した。俺はそれを横目に、既に思考することを再開していた。だがそれも長くは続かず、今度は白城に声をかけられることでまたも遮られた。

「さぁ行くよ、丹羽君。」

 白城の言葉に渋々ではありつつもあぁ、とだけ返事をして、翼を発現させると俺は白城に着いていくように地面を蹴り、心の内の疑念を一旦振り払うように大空に向けて翼を羽ばたかせた。

 空を飛んでいる間、俺は白城の隣に並ぶように空中で移動すると彼に向かって質問を投げかけた。

「鬼って俺たち総出で対処しなきゃいけないほど大量に出ることってあるのか?」

「無いわけじゃないけど珍しいね。巡回中の白百合さんからの応援要請なんだけど、数が多くて一人ではどうしようもないらしいんだ。そこで僕たちが二手に分かれてこれに対処することになってね。」

 白百合とは会議にいた白導院くらいの年齢と思われる光還者のことだろう。恐らく白峰や白影、白城よりも年上だと思われる。経験量を考えても白城たちより積んでいるだろうが、その彼女が応援を求め、しかも白導院以外の全員がそれに応じるということは余程ののとなのではないかと、俺は不安になってきた。そんな不安を漏らすことなく、俺は白城の言葉を受け入れるしかなかった。

「とにかく急ぐよ、鬼の気配がすごく多い。」

 白城の言葉に俺はただ怯えることしかできなかった。彼の言う通り、鬼の気配は強く、そして多くなっている。未知の状況を前にして逃げ出したくなるような不安が俺を襲うが、それを態度には表さないよう必死に取り繕う。ここで恐怖心を出してしまったらもう鬼に立ち向かう勇気が消えてしまうような気がしたからだ。

 飛翔を開始してから十分ほど経過したところで白城が減速し、俺もそれに倣って速度を緩める。十分という短い時間ではあったが、この距離を徒歩で来ていたらと考えるとやはり翼は移動手段としてかなり優れていると実感する。そして同時に眼下に広がる光景に思わず絶句してしまった。ここは現実世界でいうところの渋谷のスクランブル交差点だった。休日ということもあってかなりの人が行き交いしているだろう。それだけなら良かったのだが、俺たちのいる世界では違う。大量の人型の鬼が、現実世界に存在する一人一人の身体に取り憑こうと蠢いているように見えたのだ。俺は鬼が人に取り憑く場面を人生で初めて目にしている訳だが、それは呪いをかけているような雰囲気だった。鬼は歩きながら各々の死ぬ間際の感情を言語化して口に出している。恐らく取り憑く人間の側を歩いているのだろう。ただでさえこの光景に鳥肌が立つほどの恐怖を感じている俺に追い討ちを掛けたのは鬼たちの発する言葉だった。

「イギダ、イ……イキダイ、イキタイ、イ、キタイ……。」

「コロ、シテ……コロシテ、ゴロジデ……コ、ロシテ……。」

 辺りから聞こえてくる声はこれまで聞いたような憎しみの声よりも切実な願いだと思わせるようなものが大多数だったのだ。誰かを呪うように怨嗟の念を撒き散らしていたこれまでの鬼とは違い、一線を画すような鬼たちを前にして俺は歯軋りをした。

「これは、酷いな。」

 俺の隣で滞空し、同じようにこの悲惨な有り様を目の当たりにした白城もこの惨状を前にして言葉が出てこない様子だった。俺よりも圧倒的な経験値の差がある光還者である彼でもこの状況は初めてらしい。

「とりあえず、白百合さんに合流しよう。」

 流石というべきか、白城は気を引き締めたかのようにいつもよりも低い声で俺に指示を出す。白城が降りていったのは交差点を見渡せるほど高いビルの屋上だった。そこには、上空からは分からなかったが、紫色に変化した正装を身に纏い、寝転がりながら巨大な銃を構える白百合奏の姿があった。近くでよく見ると、彼女が構えているのはスナイパーライフルであり、ボルトアクション式のライフルなのか、一発撃つごとにレバーをガチャガチャと引いている。彼女の近くに降り立つと、俺たちに気づいたのか一旦撃つのをやめて立ち上がった。

「あら、丹羽さんと白城さん。来てくれてありがとうございます。」

 彼女は鬼の数の多さに圧倒されていたのか、射撃に集中していたようで、慌てて俺たちに挨拶をしてくる。成人女性がボルトアクション式のスナイパーライフルを撃つという非常に現実離れした状況を目にしたにもかかわらず、眼下に広がる惨状を前にしたせいで俺の頭はいかにしてこの状況を打開するかだけを考えていた。

「とりあえずひたすら鬼を鎮めていくしか方法は無いでしょう。それに、あれだけの数ですから一体一体は強くありません。二人は地上へ降りて鎮め続けてください、私は狙撃を続けます。」

 白百合は指示を出しながら、再度狙撃体勢に入ろうとする。俺も鬼を鎮める覚悟を決め、屋上から飛び降りようとした時、背後からの声が俺を止めた。

「待って、丹羽君。行く前に交天を出来るようにしておきましょう。」

 連絡先の交換という現実世界では何度か聞いた言葉を耳にしたが、意味が分からず俺は呆然と彼が差し出した右手を眺める。彼の行動からは握手をしたいという意図が窺えた。俺は反応が遅れながらも彼と握手をするために手を差し出しながら、人と握手をするなんていつぶりだろうかなどと考えていたが、俺の記憶の限りでは少なくとも中学以降では無かったような気がする。

 俺の手を彼が掴むと、身体の中を何かが流れるような感覚がした。だが、それは俺にとって初めての体験ではなく以前にも経験したような気がしたが、それはすぐに思い出すことができた。それは瞬翼を使った時だった。あれの練習をした時に似たような、というより全く同じことをしたのだと感覚で理解する。そして、それに加えて新しい何かが俺に触れているような気もする、恐らくこれが白城の体内に宿る天使のエネルギーということだろう。数秒間握手をした状態を続けた後に彼は手を離した。

「それじゃ、僕は先行ってるから白百合さんとも済ませておいてね。」

 白城の言葉を聞いて白百合はそうでした、などと思い出したかのように狙撃体勢であるうつ伏せになっていた状態から再度立ち上がり、腕を伸ばしてきた。俺はそれをなんとか平静を保っているように見せながら彼女と握手を交わす。俺のような年頃の高校生が成人女性、おまけに美人と握手をするのは変な緊張が走るものだった。彼女の手は白城と握手をした時と同様、彼女の身体に宿る天使のエネルギーと俺の中にあるリアンのエネルギーが触れるのが感じ取れた。

「これでいつでも貴方に交天をすることができます。携帯が使えないこの世界ではこのようにして光還者同士で連絡を取り合っているんですよ。」

 白百合はこのような状況でも俺を不安にさせまいと笑顔で説明してくれた。原理は科学で説明できるようなことではないのだろうが、いつでも連絡ができるというのは俺の心を軽くしてくれた。再度地上を見ると、いまだに大量の鬼が人々に取り憑こうとしている。鬼といえど一瞬で人を呪ったり取り憑くことはできないようなので、とりあえず今はひたすら鬼を鎮めていくしかないのだろう。気が遠くなるようなことだが、白城と白百合は嫌な顔一つせず真剣にこれにあたっている、誰かから称賛されるわけでもないというのに。俺は安心感という精神的余裕が生まれたことから考える必要の無いことを考えてしまった。

「さぁ、上からの援護は任せて下さい。下では白城さんがサポートしてくれますよ。」

 これだけの数の鬼を相手するのが初めての俺を彼女は励ましてくる。今は目の前の鬼の群れに集中すべきと心を切り替え、彼女とアイコンタクトをとってから無言で頷くと、勢いよく屋上から飛び出した。自由落下してる間は風が俺の全身を切り、先に地上に降りた白城の方へと視線を動かすと、彼の周りを鬼が囲んでいた。だが彼は縦横無尽にこの戦場を駆け回り、集中攻撃を受けないように立ち回っているように見えた。俺は地上にぶつかる直前で翼を発現させて着地した。俺が着地する直前から、周りの鬼たちが一斉に俺の方を見てきた。ゾッとするような光景ではあったが、それに怯んでいるような時間的余裕は無く、俺は即座に戦闘を開始するために背中の鞘から剣を引き抜く。そして次々に襲いかかる鬼を切り伏せていくのだが、一体一体の強さはこれまででも最弱と言えるほどに弱かった。鬼の攻撃にキレはなく、遅いとすら感じられた。俺は間髪入れずに鬼の関節に正確に斬撃を与えていき、鬼は次々に身体の形が崩れ、塵と化していく。だがその間も鬼たちの願いの声が絶えることはなく、そこら中から聞こえてきた。

「イキ、タイ…イキタイィ!」

「ナイ…タクナ、ィ。シニタ、クナイ……。」

 おまけに今回の鬼たちが発する言葉は呪いや怨嗟とは程遠いものだったのが余計に戦いづらかった。俺はそのことに無性に腹が立っていた。鬼という存在の醜さ、やるせなさ、悲しさ、それらを考えると剣を握る手に力が籠る。白城や白百合、それに白影、白峰、白導院ら光還者たちはどんな思いで鬼を鎮めているのだろうか。この生き方はあまりに理不尽なのではないか、人知れず人々の願いや欲望の塊とも思える鬼を鎮め、誰からも感謝されずに生きるのは虚しいのと同時に辛いもので、幸せや平穏とは無縁なのではないだろうか。きっと鬼が今まで通りの鬼ならこんな事を考えることはなかっただろう、だが鬼の発する言葉が呪いや怨嗟だけではないことを知ってしまってから俺の思考が確実に犯されているのを実感する。

(玲司! 後ろ!)

 脳内に声が響いて俺を我にかえる。瞬翼でその場を脱し、振り向くと複数体の鬼が俺のいた場所に群がっていたかと思うと、コンマ数秒後には白百合が撃ったと思われる銃弾によって鬼たちの身体は塵に変わっていた。これだけの鬼に気づかなかったのが俺が集中を乱されている証拠だった。それを救った声の主は白百合でも、白城でもなく、リアンだった。リアンには聞きたいことが山積しているというのが現状だが、久しぶりに感じる彼女の声は俺を鬼の攻撃から助けた。瞬翼によって窮地を逃れ、鬼が比較的少ない場所に着地すると、リアンの声が響く。

(しっかりしろ、玲司。 平穏を取り戻すんだろ?)

 一体どういう風の吹き回しなのか、リアンは俺を鼓舞したのだ。こんな言葉を掛けられるのは俺が初めて鬼と対峙した時以来かもしれなかった。いつも彼女に文句ばかり言っているような俺だが、今回は文字通り命を救われたことで、本来の俺の目的を思い出す。

「あぁ、だな。」

 俺は短くリアンに笑みを浮かべながら応えると、改めて剣を強く握る。俺はデーツェを倒していつもの日常に戻ることだけを考えればいいのだ。そのための感傷は切り捨てていいのだと自らに言い聞かせる。俺はこちらへと距離を詰めてくる鬼たちに真正面から突っ込んだ。リアンによって思考を切り替えた俺はいつもより冴えていた。鬼の動きは群れとはいえ、一体一体を早く、確実に仕留めれば鬼に対応できないことはなかった。そして何より鬼の姿が俺が今まで遭遇してきた人型だったことも起因し、俺は目の前にいる鬼から一体ずつ出来るだけ少ない斬撃で鎮めていくことを狙えた。人型の鬼の弱点は首や背骨だろうと経験から分かっていた俺はそこ目掛けて鋭く剣を振るう。鬼が弱いことは分かっていたので俺の動きに追いつくこともなく、かすり傷を負うこともなく、鬼は確実に数を減らしていった。

 剣を振り続け十分足らずで鬼の数は目に見えて減っており、視界の端には白城の姿を捉えられるほどだった。俺たちは変わらないペースで鬼たちを片っ端から鎮めていった。そしてそろそろ鎮めた鬼の数が百体に達するかというところで鬼たちは突然その挙動を変えた。その場で鬼の原型が崩れ、次の瞬間一箇所に集まり始め、真っ黒なスライムのような状態になっていった。

「なんだ?!」

 俺は思わず叫んだ。まるで一つの意志を持っているかのように集まった鬼であるはずのそれはうねうねと蠢いている。その挙動に加え、さらに俺を不気味な雰囲気を感じさせたのは鬼たちが吐き出していた声が全く聞こえなくなったことだった。鬼と言えば、あの言葉と言えるほどに鬼たちを象徴するような習性であり、鬼の成り立ちに通ずる行動が一切無くなったことは、声を聞かなくて済むという安心感ではなく、底知れない不安を俺に植え付けるだけだった。これまでとは明らかに異なる鬼の行動に俺だけでなく白城も理解できていないのか、その場で立ち止まり、鬼の行動をじっと眺めていた。建物の屋上からは白百合が絶え間なく狙撃をしているのだが、弾丸が命中し風穴が空いたかと思うとその瞬間から穴は塞がり、元のスライムのような姿に戻るだけだった。

「白城、これはどうすればいい?」

 俺は彼の元に駆け寄り、指示を仰いだ。手に余るような状況を前にして、俺にはどうすればいいか全く分からなかった。白百合の狙撃で効果が無いとすると俺の斬撃では斬った直後から再生するだろう。白城も即座に次の一手に出ないということは彼にも現時点で策は無いということが推測できた。その証拠に、白城は恐らく今まで遭遇したことがないであろう得体の知れない鬼を凝視していた。それはただ呆然としているようにも見えるが、観察しているようにも感じられた。

「まずいな、鬼の急所が分からない。」

 白城はじっとスライム状に変化した鬼を見つめながらぼやいた。現時点で鬼が何もしてくる気配はなく、ただ蠢いているだけだったが、それは解決までの距離が縮まらない事を意味していた。

「……ッ! 何か来るよ!」

 白城の叫びと同時にそのスライム状の鬼は沈黙を破った。スライムの表面に大小様々な上下の歯と舌が現れたかと思うと一斉にあの鬼特有の言葉を吐き出し始めた。しかし、それぞれの口が欲望をバラバラに言うのではなく、一つの言葉を繰り返していた。

「イギタイ、イキダイ、イギダイィ!」

 その声は群れとなっていた時の切実で悲痛さを感じさせるようなものとは異なり、怒りや憎しみが込められていた。

「こいつは、何なんだ?」

 経験したことのないような出来事が次から次へと起こり、俺は冷や汗が全身から止まらなかった。俺の口からふいに出た言葉は、かろうじてこの状況を理解しよとする俺の理性の現れのだった。

「少しでも広い体積を根こそぎ抉るのが効果的かもしれないな。」

 かもしれない、という語尾から彼にも確信は持てないのだと悟る。彼の出した結論は至ってシンプルであるが、現状でそれが出来る人物がここにいるとは思えなかった。しかし、白城は鬼から距離を取るために瞬翼で後ろに下がり、俺は彼に続いた。鬼は俺たちに直接攻撃を加えるような気配は無かったが、代わりに身体から黒い胞子のようなものを出し始めた。それは空気中へと放出されると辺りに広がり始めた。

「なぁ、お前がさっき言ったこと、どうやってやるつもりだ?」

 俺は胞子への対処に思考を巡らすよりも先に、真っ先に白城に質問した。そしてこれに対し彼はただ一言で答えたのだが、何より印象的だったのはその時の彼の表情から不安が一切感じられないところだった。

「大丈夫、彼女ならいけるよ。」

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