第2話 シンデレラ王妃
作者 武緒さつき♀
武尾さぬき先生の白と黒の聖女第二話
https://kakuyomu.jp/works/16817330655920324577/episodes/16817330655933468974
私の名前はシンデレラ。
そう、あなたも良くご存知のはずよ。
侍女たちには「シンデレラは長くて呼びにくいだろうからこれからはシーラと呼んでね。」
などといい子ぶって言ってしまったのでみな私のことはシーラ様と呼ぶ。
あの時は思い出したくもない毒母と毒姉への反発でいわゆる「シンデレラストーリー」と言われる幸福なはずのモノだったのだけど、後で良く考えてみたら一度しか会ったことのない顔だけはイケメンの王子様、中身は凡庸だし、錠前オタク、贅沢だけはさせてくれるけど皇太后からは国宝の古書の写本が王妃の努めとか言われて毎日毎日毎日毎日毎日毎日、あーイライラする!
考えてみたら村娘の私が王宮とか無理なのよね。
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