第3話 猛虎奮戦
7日(日)
金曜日も柿沼から掃除が遅いという理由で蹴られた。
午前10時過ぎに、アパートを出てゲームをやった。倒さないといけないモンスターは残り10匹。
『浦島書房』って本屋で『毒薬図鑑』を読んだ。🍄
強い順に、ボツリヌストキシン、破傷風トキシン(テタヌストキシン)、リシン、パリトキシン、テトロドトキシン(TTX)、VX、アコニチン、サリン、ニコチン、青酸カリウム(正式名シアン化カリウム、KCN)である。
本屋ではMPを回復させる『
評価が5なら100%、4なら80%、3なら50%、2なら30%、1なら10%回復する。
本屋で『将門伝サドンデス』で遊んだ。
川天狗って妖怪が現れた。東京都奥多摩、西多摩郡小河内村(現・奥多摩町)、埼玉県秩父地方、神奈川県津久井郡(現・相模原市)、山梨県南都留郡の道志川に伝わる妖怪。天狗の中でも水辺に好んで住み着くものといわれる。
東京の小河内村では、多摩川にある大畑淵という大きな淵に住んでおり、人間に危害を加えることはなく、いつも岩の上に寂しそうに座り、物思いにふけっていたという。ある年の春に姿を消したが、その年の秋にまた姿を現し、その隣に1人の美しい天狗の娘が寄り添っており、彼女に膳椀を貸した者は、礼としてミミズが熱病の薬になることを教わったといわれている。また、大河内と氷川の境にある水根渓谷には山天狗と共によく現れ、曇りの日や雨の夜、振袖姿で傘をさし、激しい山崩れの音を立てたという。また、渓谷で人に激しい飛沫の滝を見せたり、激流の音を聞かせることもあるが、この際に道の畦に足を踏み入れて谷を覗き込もうとすると、真っ逆様に川に落とされてしまうという。
神奈川県津久井郡内郷村(現・相模原市緑区)では川天狗は姿を現すことはなく、夜に人が川で漁をしていると、大きな火の玉が突然転がって来ることがあり、これが川天狗の仕業とされていた。このような時は、河原の石の上を洗い清め、獲れた魚を供えるとこの怪異は失せたという。また人が川に網を放つと、川天狗も姿を見せずに網を放つ音を立てたという。誰もいないのに大勢の人声が聞こえたり松明の火が盛んに見えるものも、川天狗と呼ばれた。
埼玉県秩父市や山梨県の道志川でも神奈川と同様の怪異がある。民俗学者・伊藤堅吉による山梨県道志村の村史『道志七里』によれば、道志村では川天狗が川に住んで魚を好み、怪火を発するとある。ある川で人が死ぬと、その川のそばにある3本のトチの古木から青い火の玉を発したという。また、道志川のクソマタ淵という場所で子供が釣りをしていると、川天狗が黒い坊主姿で現れ「子供! 子供!」と呼んだという。夜に人が釣りをしていると、川天狗が網をうつ音を立てることもあり、その怪異に遭うと絶対に魚が釣れなくなったという。静岡県でも川天狗は川での漁を好むといわれる。
関東地方から中部地方にかけては天狗火と呼ばれる怪火が伝わっているが、神奈川県や山梨県の山間部では、この天狗火は川天狗によるものといわれている。
将門は川天狗5匹を倒した。残り5匹。
和樹は『浦島書房』を出た。
歩行者信号がチカチカしたので止まった。待ってる最中に
神奈川県横浜市、川崎市、千葉県、東京都などで、旧暦の12月8日または2月8日に人家を訪れ、箕や人間の目を借りて行ってしまうという。一つ目小僧と共に家を訪れるともいう。
箕借り婆を避けるには、家の門口に籠やざるを出したり、目籠を竿の先に付けて家の棟に立てておくと良いとされる。これは、一つ目の箕借り婆が目(編目)の沢山ある物を苦手とするためと言われている。
横浜市港北区鳥山町裏ノ谷戸では、欲張りな箕借り婆が土に落ちた米粒までをも拾いにやって来て、口に咥えた火で火事を起こすという。これを避けるため、12月1日に庭に落ちこぼれた米でツヂョー団子という団子を作り、もう拾う米はないと言う意味で戸口に刺しておく風習がある。
旧暦の12月8日や2月8日は民俗行事の事八日にあたり、かつては物忌みとして仕事をせず、家に籠もっている地方が多かった。千葉県南部では、旧暦11月26日から約10日間を「ミカワリ」または「ミカリ」という物忌みの期間として、夜の外出や山に入ることを忌み、家の中での大きな音、点灯、結髪、入浴などを避けて静かに過ごす。関東ではないが兵庫県の西宮神社や徳島県木頭村(現・那賀町)でも、祭りの前の物忌みをミカリと呼ぶ。このように祭事のための家籠もりや物忌みが、化け物が現れるから家に籠もると解釈されるようになり、その化け物が箕借り婆や一つ目小僧と解釈されたと考えられている。また「ミカリ」は、祭事にあたって通常とは異なる状態をもって物忌みに服すことを意味する「身変わり」が由来ともいわれる。
和樹はオートキル機能で妖怪と戦った。ボタン1つでAIが妖怪と戦ってくれる。腕が痛いときや、歩行中に便利だ。和樹は『猛虎』を召喚させた。箕借り婆は魔法を寄せ付けず、✖印がついた。将門は菊池千本槍で箕借り婆と戦った。シャカシャカという音が聞こえる。箕借り婆はHPが30だ。10まで下がる。あと一息だ。
妖怪のターンだ。箕借り婆はパイロキネシスを使って将門を燃やした。
80あった将門のHPは60に下がった。
将門のターン。将門は菊池千本槍で箕借り婆を串刺しにして倒した。
残り4匹
歩行者信号が青に変わったので渡った。
渡ってしばらくするとお寺の前にやって来た。🛕神社仏閣ではHP回復や蘇生が可能だ。
将門が全回復した。他にキャラはいないが大丈夫だ。
充電が20%になってしまった。充電器を持ってくるべきだった!
寺の前に
鳥山石燕の妖怪画集『画図百鬼夜行』にある日本の妖怪で、無人の荒れ寺に出る妖怪であるとされる。
菊池千本槍で最初のターンで倒した。
「ヨエー」
残り3匹
和樹は
随分前に南浦島の楽器屋の前で手に入れた。
将門が魔笛を吹いたら、妖怪が次々寄ってきた。
人間を化かす狐たちのことである。『人国記』(16世紀頃)には和泉国の信太明神(大阪府)に野狐が多くおり、それが人をたぶらかしていたという文が見られる。
何かに化けて人を驚かしたり、幻を見せたりして人を化かしたりする存在として民間に流布している狐たちはおおよそ、この野狐に該当しているといえるが、キツネと呼称されることがほとんどであり、あえてヤコと表現される場合はそう多くはない。野狐という表現が用いられるのは主としてそれとは別の狐(信仰されるような存在)との対比が意識される場合であることが多い。江戸時代、野狐は狐たちの間の最低層位にあたる存在の呼称であるとされ、皆川淇園『有斐斎箚記』に収められた当時の宗教者が語った狐の階級も、高いものから天狐・空狐・気狐・野狐の順であげられており、階級としては一番低い。また、江戸時代の随筆『宮川舎漫筆』では、狐が語ったという話として、狐は大きく分けて善狐と野狐の2種がおり、前者は人に対して善であり後者は悪をなすものであると説かれている。これらの説も、天狐や善狐など、一般的なキツネとは違ったものとの対比をとるために「野狐」という区分が設けられたものであるといえる。
九州地方を中心にキツネに憑かれること(
将門は『猛虎』を召喚させた。野狐2匹を殺し、MPが0になった。さっきの本屋で『
野狐は城に化けて将門を驚かせた。
MPが40に下がった。
将門は『猛虎』を召喚させ、野狐を倒した。
次の中ボスと戦うことが出来るようになった。
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