第396話 グッズ作成
何故か俺の作ったグッズが爆売れしちゃって追加作成しなきゃいけなくなった。
きっと三本の矢パーティーのせい。
グレイが買ってきてくれた金具をじっくり眺めて魔鉱石で作成していく。
「うにぃぃ」
良かったな昨日ご主人が肉球の隙間の毛を切ったから毛はあるぞ。
バリカンの音も嫌だが肉球の隙間に振動がくるのが嫌。あれは不快。平気なやつは平気だから、きっと俺は繊細な猫なのだ。
「そんな恨めしげに言われても」
お手伝い要員のグレイが、呆れた様子で言ったが、一言いっときたかったのだからしょうがない。
俺はご主人の要らない柄物衣類とヤクシの毛と俺の毛を合成して布にする。
そして、その布を使ってグレイが小さな猫ぬいぐるみを作る。ついでに俺も材料を入れて錬金釜でぬいぐるみを作成。
そのぬいぐるみと魔鉱石金具を合成してぬいぐるみキーホルダーにする。
因みに錬金術で作ったぬいぐるみの方がラック値アップ効果は高い。たぶん錬金術に使う俺の魔力とかが関係してる。
グレード違いで金額設定するらしいので、効果が小さい物もあった方が良いと高村に言われたので、グレイ作成版も必要なのだ。
因みに一番下のやつは錬金術で作成しただけで毛とかいれてないやつだ。
「うにゃ」
どんどんぬいぐるみがたまっていく。
グレイってば裁縫スキルが高レベルになって、どんどん作るのが早くなってるのだ。もうミシンか?ってくらい早く手縫いしてる。
「マスター布が足りないぞ」
布の追加注文がきたので、新たに作成したのだが、そろそろぬいぐるみキーホルダーだけじゃなくて他のアイテム作りたい。
飽きるの早いのは仕方ない、猫だもの。
俺、アクセサリー作りたいなぁ。
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