歴史という名のファンタジー

第19話

そして、その後、彼らは、ヨーロッパへと移住していき、15世紀から17世紀にかけて、ヨーロッパ人たちは、彼らを『新大陸人』と呼んで、恐れていました。

『アフリカ』では、19世紀に、フランスが植民地を広げていったのですが、イギリスが、これに対抗しようと、アフリカを分割統治し始めます。

『南アフリカ』では、イギリスの『南ア共和国』が誕生し、これが、現在の南アフリカ共和国です。

『ケニア』では、イギリスが、支配権を確立し、のちに、この地を、『イギリス領東アフリカ』と呼びます。

しかし、18世紀になると、イギリスと、オランダが、この地に進出してきたため、対立が起こります。

そして、ついに、18世紀末になると、イギリスは、ここに、保護領を設置し、これを『イギリス領東アフリカ帝国』と名付けます。

しかし、20世紀に入って、第一次世界大戦が始まると、ドイツに占領されてしまったため、今度は、国際連盟によって、この地域が管理されることになります。

こうして、この地域は、国際連盟の管理下に置かれたのですが、第二次世界大戦が終わると、再び、国連軍が介入し、この地域の復興が進められていきます。

そして、第二次世界大戦後は、この地域で、様々な問題が起こっていくことになり、それが、現在にも続くことになるのです。

次は神話とかでも度々出てくる事がおおい国

ギリシャを語ろうと思います。

紀元前から行うとします。

『ギリシャ』最古の歴史展開します。

『ギリシャ』は、地中海に浮かぶ島々でできています。

そして、その昔は、エーゲ海やイオニア海を挟んで、トルコやエジプト、オリエント諸国などと、盛んに交易を行っていました。

しかし、ローマ帝国が興ってからは、次第に衰退していく事になり、その結果、ギリシャは、ローマの支配下に入ってしまう事になったのです。

そして、紀元70年頃になると、アテネが首都となって、民主政治が始まるが『マケドニア』『カルタゴ』との三大国が勢力争いをし、その末に、ギリシアが独立する事に成功し、その後、ヘレニズム文化が栄える事となりました。

そして、アレクサンドロス大王が、東征を行い、ペルシアを滅ぼし、さらに、インドにまで遠征して、その地を支配し、ヘレニズム国家である『アンティオペス王国』を興したのです。

しかし、その3年後、彼は突然死してしまい、後継者を巡って、内乱が勃発してしまう事になるのです。

それから、約300年間もの間、国は分裂してしまう事になり、その間、各地で戦争が繰り広げられたりしてきました。

そして、やっとの事で、ギリシア人による統一国家が誕生するのだが、その後も内紛が続き、ついには、滅亡の危機を迎えてしまいます。

しかし、そこに救世主が現れ、ギリシア人を勝利に導くと、ギリシアは繁栄を極めるようになっていくのです。

『アテナイ』は、この『スパルタ』と並ぶ、古代ギリシアのポリスの一つで、紀元前6世紀より、他のポリスとともに、ギリシアを治めるようになるのです。

そして、この『アテナイ』は、後に、古代ギリシャ最大の都市となるのでした。

そして、この『アテナイ』は、世界史の中でも有名な人物を多く輩出する国となったのです。

それは、あのプラトンやアリストテレスなどであり、その他にも、ソクラテスやピュタゴラスなども、この『アテナイ』の出身でした。

この『アテナイ』は、後に、民主主義の代名詞ともなる『デモクラシー』の語源にもなったとされています。

さて、この『アテナイ』は、後に、ペロポネソス戦争で、ペルシャ軍に敗れ、滅亡したとされている。

しかし、これは、紀元前5世紀頃の話であって、実際は、紀元前2世紀の終わり頃、すなわち、この紀元前4世紀には、もうすでに、都市は存在していたらしい。

そして、その『アテナイ』の跡地にできたのが、今の『アテネ』なのです。

そして、その『アテナイ』の跡地の『アテネ』が、近代以降、世界で二番目に重要な都市として数えられるようになったのだった。

『アテナイ』には、他にも、哲学者の『ストア派』のタレスが住んでいて、彼が住んでいた場所が、『プラトンの家』として残されています。

また、『アリストクレスの塚』と呼ばれる遺跡もあり、そこには、彼の墓が建てられていて、今でも訪れる事ができるようになっているのです。

『アリストクレスの塚』には、彼が発明したと言われる『アルキメデスの鏡』が祀られており、今もなお残っているのでした。

『アルキメデスの鏡』の逸話を小説風に書いていきます。ある時、アルキメデスは、自分が映っている鏡を見ていて、「私は誰だろう？」と疑問に思いました。

そこで、彼は、その自分の顔に、泥を塗ってみました。すると、泥は落ちずにそのまま残りました。

そして、次に、今度は、自分に唾をかけてみると、やはりそれもそのまま残ったのです。

そこで、今度は、その二つの液体を混ぜ合わせてみた所、なんと、綺麗に混ざり合ったのです。

そして、その後、今度は、それを水で洗い流してみても、その二つは分離せず、完全に溶け合っていました。

その後、彼は、その不思議な現象を解明するために研究を続けていきました。

そして、ついに、その謎を解き明かしました。

それは、鏡に反射された光は、空気中を進む時に屈折し、それが、水面を進む時だけ、まっすぐに進むという性質を持っている事を発見したのです。

こうして、『アルキメデスの鏡』が完成したのです。

『アテネ』から少し離れた場所に、『アクロポリス』があり、ここには、古代神殿の遺跡があります。

そして、ここが、世界遺産にも登録されている『パルテノン神殿』がある場所でもあります。

ここでは、多くの神々や英雄たちが祀られているのですが、その中でも特に、アポロンやアルテミスなどのギリシア神話に登場する神が祀らているのです。

『アクロポリス』は、ギリシアにおける聖地の一つとなっていて、毎年、夏になると、ギリシア中の人たちが巡礼に来るようになります。

そんなアクロポリスにあるパルテノン神殿は、ギリシアの建築史上において、最も偉大な建築物の一つであるとされています。

『アクロポリス』の中には、『ゼウス像』が置かれています。

そして、その像は、とても巨大で威厳のある物となっているのです。

その高さは10メートルを超えています。

さらに、その足下では、『女神デメテル』の像が建てられているのです。

この『デメテル』は、豊穣を司る神様で、農業の神でもありました。