第16話

このアメリカ大陸に、インカ帝国とマヤ文明が存在していました。

しかし、これらの国は、後にスペインによって滅ぼされる事になります。

『エジプト』では、ピラミッドの建設が始まり、ナイル河下流域に王国が誕生します。

これが『古代エジプト王朝』です。

このエジプトの王の名前は、ラムセス二世とされていて、息子のセティ一世が王位を継いでいます。

『アッシリア』では、古代オリエントにおいて最も栄えた都市国家です。

首都はウルクで、その周辺を城壁に囲まれた街が広がっていました。

この国の首都は、エビル・エンキドゥと呼ばれる王の宮殿があった場所で、別名をカルナックと呼ばれ、今でもその跡が残っています。

『インド亜大陸』では、グプタ朝という国が栄え、その国の中心にヒンズー教の聖地がある『デリー』がありました。

『ローマ』では、最初の皇帝はユスティニアヌス帝で、彼はキリスト教を国教に定めた。

そして、コンスタンティヌス一世によって、ローマ帝国の基礎が作られました。

この『コンスタンティヌス』とは、キリスト教の聖人の名前です。

『オスマン帝国』では、イスラム文化の影響が強くなって、イスラム教以外の宗教が禁止されてしまいます。

そのため、キリスト教徒の迫害も行われて、多くの殉教者が出ています。

また、オスマン帝国は、ヨーロッパからアジアにかけて支配を広げていきます。

『ペルシア』では、ペルシア帝国の最盛期を築きます。

この国の都は、現在のイランのイスファハンで、ここにシャー(国王)の住む城が造られます。

このペルシアの王様は、ササン朝の始祖となった人物です。

また、ゾロアスター教徒も、この時代から広まっていくのです。

ちなみに、ゾロアスター教徒は、元々はアーリア人ではありませんでしたが、後にアーリア人の信仰するゾロアスター教に吸収される形で、アーリア人に同化していきます。

『ギリシャ』では、アレクサンドロス大王が東方遠征を行い、ヘレニズム時代が始まる。

このマケドニア王国の都は、ピリントス(後のアテネ)で、ここで初めて民主主義が生まれたと言われています。

そして、マケドニアは、ギリシア全土を支配して、最終的にマケドニアのアレクサンドロス大王が、世界の覇者となります。

ちなみに、マケドニアの王様は、フィリッポス二世となっています。

そして、マケドニアの次に、世界を支配する事になったのが、ペルシャ帝国で、その皇帝はダレイオス三世となっています。

『中国大陸』では、秦の始皇帝が天下統一を果たし、万里の長城を建設させました。

その後、漢の武帝が中国を統一し、北方民族の匈奴を滅ぼしました。

そして、後漢の光武帝は、南蛮諸国を征服して、シルクロードを開通させた。

その後は、魏の曹操と呉の孫権とで協定を結び、五丈原の戦いで蜀の劉備と黄忠の連合勢力を破り、ついに中国は統一された。

そして、三国時代の幕開けとなる。

しかし、その後に起こった五胡十六国時代の後、南北朝時代の南朝の北朝は、北周の隋によって滅ぼされた。

そして、隋は唐に名前を変え、さらにその後には、元という名前に変わる。

その後、モンゴル系の清が、元の版図を奪ってしまう。

『日本』では、邪馬台国という国が出来て、卑弥呼が女王になって、中国の魏の国に使者を送ったりしている。

しかし、その使者が魏の国から戻って来なかった事から、その邪馬台国は滅びてしまう。

そして、大和朝廷が、九州から本州に勢力を伸ばしたが、その大和朝廷が滅んで、蝦夷が反乱を起こし、その反乱は、関東にまで及んだと言われている。

その後、大和朝廷が復興して、平安時代になった。

その平安時代には、平将門が反乱を起こすなど、関東地方は荒れ果てていた。

『西洋』では、カルタゴが滅亡してしまい、ゲルマン人が大移動を始めて、ローマ帝国の土台が作られた。

そのローマは、やがて衰退していって、最終的には、ゲルマン人による神聖ローマ帝国の時代を迎える。

そして、その帝国が分裂すると、フランスが覇権を握る事になり、百年戦争が始まった。

そして、イギリスに産業革命が起きて、そのイギリスは、ヴィクトリア女王の時代に最盛期を迎える。

そして、大英帝国とアメリカは、第二次南北戦争を起こす事になる。

『アメリカ大陸』では、アステカ文明とインカ文明が存在していて、その二つの文明は、後にスペイン人の侵略を受けて、滅ぼされる事になってしまう。

『アフリカ大陸』では、ナイル川流域に王国が誕生します。

それが、古代エジプト王朝です。

このエジプトでは、ピラミッドの建設が始まり、ナイル河下流域に王都を造った。

この首都をメンフィスと言い、別名を「太陽の都」と呼ばれています。

このエジプトでは、ピラミッドの他に、ツタンカーメン王の墳墓が有名です。

『インド亜大陸』では、グプタ朝という国が栄えていて、この国の首都が、インドにあるカルナヴァーンでした。

このグプタ朝は、後にイスラーム教の影響を受けて、仏教が廃れていった。

『中東』では、イスラエル王国が建国されて、その首都をエルサレムとした。

このイスラエルの王国では、旧約聖書が翻訳されています。

『東南アジア・オセアニア』では、オーストラリア大陸が発見される。

そのオーストラリアの原住民であるアボリジニが、有袋類の祖先を持っていた事が分かり、有胎盤類の先祖を持つ哺乳類が進化していった。

そして、このカンガルーやワラビーなどが、現在のカンガルーやワラビーなどの原種となったのだ。

『太平洋』では、ハワイ諸島が発見されて、そのハワイにポリネシア人の部族が誕生したと言われたといいます。

この事からわかるように、ミクロネシア人は、海洋民族だったようです。

そして、その島々に定住し始めたのが、ポリネシア人だと言われています。

『ヨーロッパ』では、ローマ帝国が衰退していく。

そして、フランク王国が誕生して、その初代国王に、カール大帝が即位した。

その後、ローマ法王が、キリスト教を国教として定めて、国をキリスト教国家にした。

その後、フランク族という民族が、イタリア半島から侵入してきて、ローマは滅亡してしまう。

その後、ローマ教皇が復活して、キリスト教が再興される。

このキリスト教を国教にする動きは、中世ヨーロッパ全体に広がっていき、キリスト教はヨーロッパ全土に広まっていく。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る