7
どうやら。あの死体は、
彼だったようだ。
じゃあ今まで私の横にいた彼は?
友人の部屋にあった20万の領収書。
友人は整形して顔を変えた。
そして、引きこもってた彼を殺して、自分が彼に成り変わった。
「人はさ、顔を多少変えればわかんなくなるんだよ。そして、よかった。こいつ、学校来てななくて!!ははははは!!めちゃくちゃだなぁ全部。」
「なぁ。 ?」
「全部お前がまいた種なんだよ。満足か?」
薄れゆく意識の中、私の友人があいつに向かって叫んでいた、
頭がふわふわする。
刺されているはずなのにあまり痛さを感じない
。きっと麻痺しているのだろうか。
ただ、生暖かい血がどくどくと流れ出ているのは分かる。そして、このままでは私は死んでしまうことも。
と、次の瞬間。
は私の方へ駆け寄った。
服を破り、私の止血を始めた。
「さ、わるな」
私は力なく振りほどくも、 は無視して応急処置をする。
「だめよ!!だめだめ!!ここからなの!これからなの!!」
何か訳の分からないことを叫んでいる。
「おい?人のこと心配してる暇あんの?」
後ろから友人が迫ってくる
次の瞬間。
鋭いナイフを振り下ろし、 を刺す。
グチャ、グチャと何度も何度も。
友人はもはや反乱狂になり奇声を上げながら何度も刺す。
がだんだん。血まみれになっていく。
のに。笑顔だ。今までにない。
化け物の笑顔だった。
その空間は狂っていた。
彼女がなにかブツブツと呟く。
「ああ♡これが、愛!!ねぇ、あなた。あなたもきっと知りたくなる欲しくなる中毒になる。ね?だから、、、、」
私は。気を失った。
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