第30話 リリ
「よし、次はリリだな。先にカブカさんを連れて来てくれるか?リーファさん。」
続いてラポーラはリリを呼んだ。
「リリ、調子はどう?」ステータスを確認しながら話す。
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名前:リリ
年齢:10
種族:人族
性別:女
レベル:3
体力:9
力:9
魔力:0
知力:450
能力:商業
スキル:暗算
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リーファさんとカブカさんが静かに入ってくる。
「だ、大丈夫。元気。」
「良かった。リリはそのまま目指すのは、商業で大丈夫かな?」
「大丈夫。勉強頑張るよ。」
「よし。では、これからリリの商業の仕事に向けて頑張っていく事を伝えるぞ。」
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支援計画書 名前 リリ
《短期目標》
商業に必要な事を覚える。
[支援方法]
得意な事は継続して伸ばし、苦手な事(敬語やマナー)を勉強していく。
《中期目標》
様々な人と出会い、それぞれの付き合い方や交渉方法を学ぶ
[支援方法]
指導者と共に出かけ、貴族や他の商人、との関わりを積極的に行い、関係づくりをしていく。
《長期目標》
商人として生活する
[支援方法]
作った関係を大切にして、商人として交渉やより広い関係づくりをしながら成長する。
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「これが支援計画だ。リリわかるかな?書いている事はこのカブカさんが勉強を教えてくれる。カブカさんはこの計画書で大丈夫ですか?」
「はい。大丈夫。カブカさんですか?は、はい。」
「ラポーラさん、計画書なんて初めて見ました。いいですね。これが秘密の事ですね。建物も変わっていますし。なるほど。では、リリさん、これからよろしくお願いしますね。」
「リリ、このカブカさんの話し方や行動など逃さずしっかり見て聞いて勉強するんだぞ。」
「わかりま…した?」
「そうだ。これでいい。」
「リリは、少し商業の勉強部屋で休憩しながら待っといて欲しい。」
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