第29話 ララ
次はララだ。女の子では最年長の1人でみんなからヒャヒャとまた違う面で頼られている。一応ステータスを確認してから面談をするとしよう。
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名前:ララ
年齢:10
種族:人族
性別:女
レベル:11
体力:18
力:18
魔力:6
知力:80
能力:作成
スキル:裁縫、製図、リメイク
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「ララよろしくね。リメイクが新たにスキルとして増えてるよ。」
「よろしくお願いします。リメイクは最近特に楽しんでますから。ラポーラ君が綺麗な服をくれたので昔のみんなの服がいらなくなったから。」
「そうか。ララはこれからも加工の職種が希望でいいかな?」
「はい。よろしくお願いします。」
「よし、ではララのこれからの予定を考えたから伝えるよ。」
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支援計画書 名前 ララ
《短期目標》
色々な加工の技術を覚えていく。
[支援方法]
基本的な事は出来ているので、道具や素材などの知らない物を触れて新たな加工の技術を覚える。
《中期目標》
覚えた技術をより高め、売れるような加工商品を作れるようになる。
[支援方法]
加工技術を覚えていく中で自分独自の商品が作れるように、継続して指導を受けていく。
《長期目標》
自分の商品を売る。
[支援方法]
売り方を一緒に考えていく。
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「これがララの支援計画だよ。わかるかな?」
「はい。わかりますが、加工技術とかわからないですし、道具とかありません。」
「それなら大丈夫だ。リーファさん、シュゲイさんを」
リーファさんはシュゲイさんを呼びにいく。すぐに2人で戻って来る。
「ララ、この人がこれからララと共に加工技術を教え、そして加工仲間となるシュゲイさんだ。」
「加工技術を教えるシュゲイです。ララさんよろしくお願いします。」
「あっ、ララです。よろしくお願いします。」
「道具や素材はこちらで用意している。話が終わったらシュゲイさんとララで加工の勉強部屋に行くといいよ。そこが加工する場所でもあるから。」
ラポーラは事前にシュゲイに必要な道具を買っておいて欲しいお金を渡していた。素材もアイテムボックスにある大量の素材を加工場に置いてある。
「あと、何かあったらリーファさんに言えばいいからね。リーファさんがこの支援計画を管理してるサービス管理責任者だから。では、質問がなかったらこれで終わりだよ。」
「わかりました。ありがとうございます。」
ララはいい顔で答えシュゲイさんと出て行った。
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