3話 こ、こやつ属性盛りすぎやろ
俺は
『へー紅葉は今一人暮らしなんだなぁ』
『そんなんですよ!地元はかなり田舎の方で...。』
『こっちに来て上手くやれるか不安だったんですが光先輩に会えてよかっです!』
『はは...そりゃどうも(や、やばい可愛い過ぎる)』
『あ!周りも同じ制服の人達が増えてきましたね。』
『あーまぁ大通りに出れば電車通学路の奴らがいっぱいいるしな』
『逆になんで紅葉はあんな住宅街に居たんだよ...俺は朝は静かに登校したいから大通りを少し外れた道を歩いてたけど』
『い、言いたくありません』
『いや、なんでだよ言えよ』
『えーと、その笑わないですか?』
『?いや、別に笑いはしないが...』
『そのう...Goo〇leマップ見てはいたんですが気づいたらあそこにいました。』
『ぷ...あははは』
『あ〜ひどい!笑わないって言ったのに』
『ごめんごめん。ぷ...でもどうやって地図見ながら迷うんだよ』
『もう!笑いすぎですよ!うーだから言いまくなかったのに』
(いや、スタイル抜群で美少女で方向音痴とか最高かよこれで頭も良かったら完璧なラノベヒロインだろ)
そんなやり取りをしていたら目的地が見えてきた。
『あ、おい紅葉、前見ろあれが
『あーほんとだぁあれが太陽高校か思ってたより綺麗』
うちの高校は一応進学校として知られており4年前に出来たまだ新しい高校である。白基調で正門の時計は太陽の形をした赤い時計がある。
『とりあえず、ここでお別れだな。新入生はあっちでクラス表が掲示してあるから見に行ってこい』
『あ、ほんとだ!光先輩ありがとうございました。この御恩は次会った時返します!』
『いや、別に一緒に登校しただけだしいいよ』
『いえ!それじゃ私の気が収まりません!あ、そうだL〇NE交換しましょうよ』
(別に気にしなくてもいいのにこの子は真面目だなぁ)
『いいよ、LI〇Eね。はい!』
『ありがとうございます!ふふふ...何ですかこの写真可愛い過ぎます』
『ありがと。うちの飼い猫なんだ』
『そうなんですか何て名前なんでs』
キーンコーンカーンコーン
『あ!私早く行かなきゃ光先輩ほんとにありがとうございました。』
『おう、頑張れよ!て...もう聞いてないし』
彼女はお礼を言いながらも校舎の方へ走っていった。
元気な子だったなぁ
『あ、やべー俺も急がないと』
そう呟きながら俺は自分のクラスへ急いだ
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作者 (このヒロイン距離の詰め方えぐくね?重曹ちゃんかよ)
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