2話 目の前に美少女が現れた!

いつも通りの通学路を歩いていた。

今日は高校2年生になって2日目。昨日は校長の

つまらない話を聞きながらも始業式に出席していた。

しかも、今日は入学式があるのだ。

また、校長の話を聞かないとかぁ〜と思っていると

誰かに肩を叩かれた。振り返ってみると


そこには美少女がいた。


『すいませ〜ん!太陽高校の方ですよね?』


『え...あ、はい』


『良かった!実は昨日引越して来たばかりで

高校の場所が分からなくて困ってたんです』


『えーと、新入生の子かな?』


『あ、ごめんなさい。先輩だとは知らずタメ口で...』


『いや、いいよ気にしないでパッと見じゃ分からないしね。』


彼女はどうやら道に迷っていたらしい。

それよりも改めて俺は彼女を見た。

透き通った肌、服の上からでも分かる

スタイルの良さ。何よりも、綺麗な黒髪に

吸い寄せられるような大きな瞳

10人すれ違ったら10人全員が振り返るであろう

美少女がいた。


そんな、彼女に俺はめっちゃドキドキしていた。


『っぱい......!、先輩!』


『え?な、何?』


『大丈夫ですか?ぼーっとされてましたが...』


『あーやばい、見惚れてた何て言えないしななぁ』


『見惚れ...////』


『あ、やばい声に出てた?あの、そうじゃなくて』


『ぜ、全然気にしないで下さい!その...嬉しかったですし』


『え?あ、そう?!』


『............///』


『............///』


『そ、それで学校の行き方だっけ、一緒に行く?』


『え?良いんですか?ありがとうございます!』

『あ、まだお互い名乗ってませんでしたね。』


『私は姫野ひめの 紅葉もみじと言いいます!気軽に紅葉と呼んでください!』


『俺は神崎かんざき ひかる、俺も光でいいよ』


『よろしくお願いします!光先輩!』


『ああ、こちらこそよろしく!紅葉』


こうして、俺と彼女は出会った。


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