人生記録

@kwmt45

親友

中学の頃は所謂親友という存在がいた。少なくともこちらはそう思っていたし、彼女も一時は私を一番だと認めてくれていたと思う。

 同じ高校に入った。互いに友達ができ次第に話さなくなった。大学生になった今でも連絡できない。未練たらたらだ。正直なところ寂しい。このエッセイを読んではくれないだろうか。あまりの寂しさに私自身同性愛者なのかと疑った。

 彼女には彼氏もできた。彼氏はかっこよくなかった。性格もよくなかった。それなのにあの子と好きあっていた。喧嘩したとき彼女にうざいといわれる彼がうらやましかった。高校のパートナーは私ではなかった。華の高校生活に期待を抱いていた私がかわいそうでならない。あなたのような人間にはもう出会えない。

 こんなにもつらいのに、私はきっと「久々に遊ぼう」とでも言われたらひょいひょいついて行ってしまうだろう。だいすきでした。世間知らずだった私たちが叶えたかった夢はもう無効でしょうか。

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