①番外 コンビ・カップリングの魅力(ほぼ妄想)
このタイトルだと語弊を招きそうですが、まずは最強のコンビ――ラーマとビームのことを語ります。
二人は、最高の親友にも、最大の敵にも、最強のバディにもなれるのが素晴らしいですよね。
炎の男と水の男という部分以外も対比的な二人だからこそ、一緒にいるとそれぞれの良さが引き立っていいなぁと思います。
ビームの「兄貴すごい!」ってきらきらお目々も、「助けてくれよ」っていうしょんぼり顔も好き。
ラーマの「しょうがないな」みたいな顔も、一緒にいるときの楽しそうな顔や優しい顔も好き。
二人のやりとりで特に好きなのは、ラーマがわざとパンクさせた車をきっかけに、ジェニーと初コンタクトを取るところ。
やたらと手慣れたラーマに対して、ビームの無垢な反応に思わず笑ってしまいます。
目的に対して即座に小狡い手を取れる賢さがラーマの魅力だし、駆け引きを知らない純粋さがビームの魅力なんですよね。
それにしてもラーマさん、やけに手慣れてないですかね? 世間慣れというか女慣れというか……。英語が喋れるというアドバンテージがあるにしろ、頭が回るし振る舞いがスマート。
それでいて村に残した婚約者に一途なんですよ!
一方のビームさん、無垢すぎでは? 「五分で直せます!」って得意げだし、可愛い……。
ビームに任せておいたら会話もそっちのけで、最速でパンクを直すんだろうなぁ。で、めっちゃいい表情で直った車を持ってきそう。
共闘してるとことか最強で本当に必見なのですけれど、平和勢的には日常パートおかわり欲しいです!
あと、それぞれ女性との関係も素敵だし、推せます。
ビームのお相手は、優しいイギリス貴族ジェニー。
RRRで、イギリス貴族はインド人の扱いが酷いのですが、彼女だけは最初からインド人に対しても優しく振る舞います。
ビームとジェニーは、ひたすら可愛い!
一緒にいる間、うきうき嬉しそうなジェニーと素朴なビームのやりとりがとっても好き。
ビームは英語がわからないし、ジェニーはビームの言葉がわからない。その中で、なんとか意思疎通を図ろうとしているのが、またたまらないのですよ。
最初のパンクシーンからマーケット散策のところ、ビームは大真面目なのに傍から見るとめちゃくちゃ可愛い。
そして、パーティーでのあのダンスですよ! 推せますよね?
さらにほら、後半で再会するところ。
人目を偲んでジェニーに会いに行ったビーム。ジェニーを信用しきったビームの澄んだ眼差しと、驚きながらもすぐに彼が見つからないように動いたジェニー尊くありませんでした?(注:完全なる幻想です)
まだ言葉も通じない二人はどういうやりとりをかわしたんでしょうね。
ジェニーについては、ビームへの想いも含めてわからない部分が多いので、番外編がほしいくらいです。
少しずつ意思疎通ができるようになって喜ぶビームとジェニー、見たくないですか?
そしてオチがなくてもいいから、二人の可愛いやりとりをひたすら愛でていたいです。
ラーマのお相手は故郷に残してきた幼馴染で婚約者のシータ。設定だけでも好き……!
ラーマとシータは、流石ラーマ王子とシータ姫。二人並んだビジュアルの強さといったら……!
彼らは離れていてもお互いが心の支えだったんだろうなぁ、と思います。
ずっと、手紙の一つも送らなかったラーマ。
初めて出した手紙が成果が出たこと、ビームを裏切ってしまったことなのが彼らしいと思います。
きちんと正直な気持ちを綴っているのに、シータへの信頼が現れていて好きです。
『困っている人には親切にしなさい』『あなたの勇気が私の勝利になる』というラーマのシータへの言葉。
ずっと何もできない自分を不甲斐なく思いながら、願掛けみたいに守ってきたんじゃないかなぁ。
だからこそ、危険を顧みずすぐにビームたちを助けるために動けたし、結果的にラーマを勝利に導いたのだと思うと健気で泣けます。
それにしても、四年ぶりに再会できた二人が、故郷までの旅路をどう過ごしたのかが気になるところ。
賑やかなビーム一行と別れたら、急に静かになって緊張してしまうかも。
だってシータにとっては、四年ぶりに手紙が届いてから怒涛の展開すぎませんか……?
ただ、甘い台詞を吐くラーマも似合うからなぁ。
故郷の近況も、ラーマの過ごしてきた日々も、きっと話が弾むようなものでもないし、お互いにビームの話をしそうな気もします。
ビームの話をしていると、ラーマも少年の頃のような表情になって、シータも嬉しくなっちゃうんですよ。きっと。(注:完全なる幻想です)
えぇぇ、観たい。
(今回のかなりの部分が妄想だった気がします。すみません。※ 映画の恋愛色は薄いです)
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