　先日統一歴1856年2月63日。ジムノート海で条約の締結及び観艦式が行われた。実に終戦からひと月という異例の速さである。同年同月23日のキイ外相の我が国への訪問によって同盟への交渉は加速、このほど二国間の意見は概ね合致していたようだ。63日午後３時23分にシデン連邦空母サカラルート上で帝国代表としてミノ帝元が調印を行い、同時刻に帝国戦艦ノイアリスマ上で連邦代表オワリ大統領が調印を行った。互いの国の国家元首が調印を行うのは初めてであり、ジムノート海での戦争の終末と新たな時代を象徴しているようにも思えるだろう。また、オワリ大統領はナーガ王国の兵器実験に対して許されるべきではないという考えを示した。また、同式典内では古代文明の物品を用いたテロに対しても、両国揃っての対応をしていくと表明した。