第31話 ドラ猫の猛襲?

ドラ猫の猛襲!


待て!そこのドラ猫!!!エイルさんを返せ!!ワン!

振り返り ニヤ~ンといやな感じで笑うドラにゃー!


気を失っている小鳥(エイル)さんを その長い~い舌で

おぞましい事にこれでもかというぐらい、べろべろ舐めるのだった。


「や、やめろ~!!!いたいけなエイルさん

.小鳥(エイル)さんに、何をする!」

「ブラックホールを背景にした炎のアーシュさんが怒るぞ!」


あ、すでにブラックホールを背おって怒っている 

うわー! 本当に目つきが怖い!ワン!


あ、ドラニャーびびってる! しかし、居直ったのか


ふっつと笑い(しかし目はアーシュさんから逸らす)が

突然!次の瞬間!!早業でシルクハットの帽子に蝶ネクタイ!

それに星の飾りのついた杖を取り出す。


くるりと決め

ジャーン! そして、どこからかスポットライト!!(が、ドラ猫に当たる)


きめポーズに歯(牙だな)がきらんと光る!



「あいつ(どらニャーの事)は、この店の看板猫で、マジシャン猫として

有名なんだよ♪」と店の常連客A


「あいつ(どらニャー)チキンが好物でね。


最近、鳥肉の値段が上がって、食べさせて貰えなかったから拗ねてたよ」と常連客B

ぼおお! あ、アーシュさんに常連客Bは焦がされた!


どらニャーは何処からか、銀のカップを2つ取り出した。


すばやい動作でエイルさんこと小鳥さんをカップに入れさささっつと、これまた

瞬間的に廻す!今度は床に置き、左右に動かす!廻す!


「こら!エイルさんこと小鳥さんが怪我するだろう!乱暴に扱うな!!ワン」ワン子


「 大丈夫だよ♪ 大事な好物の鳥を食べるまでは、怪我させないさ」と常連客C


それで、ホロオーしてるつもりか常連客C ?ワン?

ぼおおおおー!! 

ほら、怒ったアーシュさんに焦がされたワン


どらニャーはこちらを見る うっつ何だ!ワン!!


カップの前で、両手(両前足?)を広げ両方のカップを軽く叩く

どちらか選べとジェスチャーをした。


間違えたら、小鳥さんは…..にやりと笑う!!ドラにゃー


ああ、ワン子さんの後ろには

ゴゴゴ~という不気味な音を立てるブラックホールを

背負ったアーシュさんの恐ろしい視線!


可憐な小鳥さんことエイルさんの運命はいかに!?右、左どちらだ!ワン

すべてはワン子さん、貴方にかかっている!!


☆左のカップを選ぶワン6ページへ


☆右のカップを選ぶワン7ページへ






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