第11話 鬼瓦のような目つきの悪い少年アーシュの手料理

その日の晩 アーシュさんが料理を作ってくれました

‥と解説してみる犬の姿で魔法使いの弟子ワン子です。


アーシュの手料理

『う、うまい うまいですワン・・!! 

性格も口も悪いが料理は最高ですワンワン』 

シュボッツ! アーシュさんがワン子の尻尾に魔法で火を付けました!!

『あああ、しっぽが焦げてますワン』『黙って食え!』

ワン子が文句を言うと怒鳴られました。


『なにも僕のしっぽを 魔法で焦がさなくてもいいですワン』

『ピピイイ!!』(可哀想でしょう!)と

抗議する小鳥さんことエイルさん


エイルさん‥今は白い小さな可愛い小鳥さん 金髪の美少女


『心配しなくて、いいから 

とりあえず、この木の実をすり潰した物を食べなきゃだめだよ

 エイル・』とアーシュ


『ラブラブだワン☆』

左手(実は左利き)には、すり潰した木の実と小鳥(エイル)

空いてる右手から、魔法の火がボウッとつく


『あちちちち!!!ヒドイ また、しっぽが焦げたワンです!』

『そろそろ、寝るぞ』

『ひどいですワンワン!!』

『また、しっぽが焦げるゾ、ワン子』


『しくしくワンワン』

『ピピイイイ!!』(だからいじめちゃダメ)小鳥さんことエイル


『はいはい・』

こうして、夜は更けていったのだワン。


※おまけ 「ワン子さんの秘密・」


朝、『さあ 街に行くぞ! ん、どうした「ワンころ」元気ないぞ?

  どよ~んと縦線のワン子さん


『ピピッ』(どうしたの?)と小鳥さんの姿をしたエイル 

『なんでもないですワン』しょんぼりしたワン子 


『元気だせよ。行くぞ?』アーシュさんの一言


『ピ~ッ』(アーシュ何かした?)と小鳥さんのエイル

『さあ?』とアーシュ


実は....

僕には、誰にも言えない秘密が出来てしまったワンワン。


それは夜も更けた 真夜中の事.......


『エルトニア~、お毛布ちゃんと着なきゃ風邪、ひくよ~ムニャ、ムニャ』

寝ぼけたアーシュさんが 僕をエイルさんと間違えて、毛布を直してくれたワン

と.....そこまではよかったのだワン。


『エイル~・』ブチュウ~ウウウ~


KISSされた!よりにもよって、男の子にキスされた!!しかも相手は

目つきも、性格も問題ありのアーシュさんにキスされた!! 

ガ~ン、ン、ン!!

『おやすみ~・』『お、おやすみじゃない!!

こら!ひどい!セクハラだああ

ど~してくれる!!』


「言えない!! (特くに!)エイルさんにも誰にも言えない!!!」

しくしく

次の日の朝ですワン! 森の奥 湖の傍へ向かうワン

(アーシュ+小鳥(エイル))


早朝、気持ちのよい朝ですワン!


おや、アーシュさん! 魔法の紙で何を作っているのですか?ワン


鳥の形に折られた魔法の紙は、魔法の鳩、伝書ハトに姿を変化した!

(※ ちなみに魔法のハトなので、

なんと!1キロぐらいの荷物が運べるのだワン)


「城にいるエイルと仲良しのナーリンという女の子が心配するといけないから

帰りが遅くなるという伝言とこの風邪薬を届けてもらおうと思って、そうだ!!

お城の様子も聞いてきてくれる?じゃあ!頼むよ!」アーシュ



ハトさんがお城に向かって飛び立ちましたワン!


「わん子!薬草はどこを捜せばいい? 他の場所の心あたりは?」

心当たりは そうですワン 森の奥 湖の傍へ向かうワン

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