この言葉の意味

第22話

『昨日はヤバかったな…』

「りーん！おはよー！」

『あや！おはよ！』

「昨日大丈夫だった？葵さん結構酔ってたみたいだけど？」

『あー…大丈夫大丈夫！ちゃんと家帰れたし…！』

「さては…何かあったな？」ﾆﾔﾆﾔ

『な！ないない！何も無いって！』

「嘘つけー！その反応は絶対何かあるだろー！教えなさいー！」

『うわあああ！！あっ！みこりーん！助けてー！あやがいじめてくるの〜！』

校舎の方に向かって歩く巳等を見つけ声をかける。

「えっ!?てかおはよう。」

「みこりんだー!おはよー!」

『おはようございまーす!」

「一応俺先輩だからね? 敬語くらい使おうよ(笑)」

「みこりんは特別だもーん!(笑)」

実はこの二人、先日の誕生日があり、 夢からパーティの買い出しを頼まれていたのだが、

買い出し中に何かあったようで、以前よりも仲が深まっているような気がする…

それはまた別のお話ということで。 (番外編をお楽しみに!)

「はいはい(笑) ところでりんりんどうしたの?さっき助けてって言ってたけど。」

『あー…、やっぱなんでもないです(ﾁﾗｯ』

「そうだよ!話逸れたけど昨日あの後何かあったんでしょ! 洗いざらい話してもらうんだから!」

『忘れたままでよかったのに…』

「なになに?面白そうな話??wkwk」

『なんでみこりんまで・・・てか時間始まっちゃう!』

「もー！いいところなのにー!昼休みね!」

「えー！俺聞けないじゃん!もう! あや後で教えてねん!」

「はいはい、じゃあみこりんも授業あるでしょ? また放課後ね！ばいばーい!」

「うん!またねん!」

『ではまた放課後!』

無事2人からの質問攻めから逃れられた凛は冷静に授業の準備をしつつも、

この後の昼休みのことで頭はいっぱいなのであった。