第80話 青の部屋 男性陣
もう一方の部屋に入ったアボス、ジイン、ハクブの男性陣はというと・・・
ジイン 「まさか
アボス 「扉を開けて中に入ると発動する
ハクブ 『二人とも来るぞ』
奥からわらわらとスケルトンが現れた。
その数、実に五体とウォーリアーが二体の計七体。
ジイン 「わぁお・・・スケルトンの詰所に転移させられたのかな・・・とりあえず頭数を減らしますか・・・」
ジインは腕捲りをして、両手を上に翳した。
ジイン 「先手必勝・・・過剰治癒の
ズズ・・・ズズズッ『オオオオオォォォ・・・』
瞬く間にスケルトン三体を灰にした!!
ジイン 「まぁ・・・こんなものか・・・やはりウォーリアーには通じないか・・・」
ハクブ 『そうでもないぞ、
ビシッ!ビシッ! サアアァァ・・・
更にスケルトン一体が灰になった・・・
ハクブ 『やはりな、先程の
(そのようだな、それにウォーリアーが重装備で動きが遅くなるのに加え、武器は戦斧と両手剣で鈍重さに磨きがかかっている、これなら二体相手でも問題ないな)
アボスは
アボス 「ぬんっ!」
ドガッ! ドオオオンッ!
投擲された手斧は狙い通りに命中して、ウォーリアーは揉んどりうって倒れ込んだ。
アボス 「そっちも余所見するなよっと」
続けて取り出した手斧をもう一体のウォーリアーの足元へ投げつけると命中して、同じように倒れ込んだ。
ハクブ 『む、
ドンッ!!ドンッ!!強烈な攻撃がウォーリアーに炸裂して、二体はピクリとも動かなくなった!
アボス 「これでも喰らえっ、
最後に残ったスケルトンはアボスの一撃によりボロボロと崩れていった。
ジイン 「出たっ!二度目の登場、
アボス 「いや相変わらず、辛辣!」
ハクブ 『・・・二人とも掛け合いは其れくらいにして、周りを調べようぞ』
「「は~い」」
スケルトンがいた辺りには剣に鎧、盾が散らばっていた。
ジイン 「ウォーリアーの鎧は随分重いなぁ・・・」
アボス 「青銅の鎧は防御力は高い分、動きは鈍くなる」
ジイン 「もう一体は
ハクブ 「剣は短いのやら長いのやら色々あるようだが」
アボス 「ロングソードにレイピアに、これはスティレットか・・・長剣が三本に刺突用の剣と短剣でウォーリアーは戦斧と両手剣・・・バラエティに富んでるな」
ジイン 「でも、手がかりはなさそうですね・・・」
アボス 「そのようだな、さぁ、フロウ達を待たせる訳にはいかぬ、手早く帰りの道を探そう」
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