第75話 共闘
ジインとシャヤからリザードマンの事情を聞いてみると、俺達と別れた後、地下3階から地下4階に降りてきて仲間を探している所を
アボス 「なんとか撃退はしたが傷を負って動けなくなっていたのか・・・」
フロウ 「それなら、これは貴方の物よ」
そう言ってフロウはリザードマンに青い魔核を手渡した。
リザードマン『⚪△*※♯』
フロウ 「?・・・済まない、私はわからないんだ・・・シャヤお願いできるかな?」
シャヤ 「・・・了解・・・ん、この魔核と武器を交換して欲しいと言っている・・・」
アボス 「そうなのか?確かにマイン・ゴーシュは刃こぼれしているな・・・よし、少し刃渡りの長い鉄短剣にしよう、それに木の盾もあったな」
アボスは
リザードマンは大きく喜んで木の盾を右手に、短剣を左手に装備した後、ブンブンと振って感触を確かめた。
アボス 「おっ、気に入ってくれたのか」
リザードマン『⚪△*※♯😄』
ジイン 「ありがとう!この木の盾も使ってイイの?と言ってますね」
アボス 「もちろんだ、まぁ盾も剣も中古だがメンテナンスはしっかりしているので安心してくれ、おっとそうだ鎧も用意しないとな、
*リザードマン
武器 鉄短剣
副 木の盾
頭
身体 布の鎧
足
指
首
アボス 「これからの予定だが・・・この際だから共闘というのはどうだろうか?」
ジイン 「ああ、彼女と一緒に戦うのですか?」
「「・・・は?・・・彼女?」」
シャヤ 「・・・2人ともリザードマンは女性・・・」
リザードマン『???』
フロウ 「えっ・・・女性・・・」
アボス 「と、いう事はリザードマンではなく、リザードウーマンだったのか・・・」 (ドヤッ)
ジイン 「アボスさん・・・なに、うまく言うた!みたいな顔をしてるんですか・・・」
フロウ 「・・・・・・」
シャヤ 「・・・・・・」
ルーラー『・・・・・・』
ハクブ 『・・・・・・』
リザードマン『・・・・・・』
アボスはドヤ顔をしている自分が恥ずかしくなって顔を伏せた・・・(は、はずかしい~)
アボス 「コホン・・・え~、では彼女に一緒に戦ってくれるか聞いてくれないかな?」
ジイン 「あっ誤魔化した」
リザードマンは共闘に快く応じてくれた。
リザードマン『⚪△*※♯😄』
シャヤ 「・・・彼女はリーザという名前・・・」
アボス 「ほぅ、素敵な名前じゃないか、俺はアボスだ、このパーティのリーダーだ、これからよろしく頼む」
他のメンバーもリーザに自己紹介をした、その後、新たな仲間を加えたパーティは、いよいよ青の扉の前に立った。
アボス 「さぁ、みんな準備は良いか、では行くぞ」
青の部屋で一行を待ち受けるのは・・・
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