第70話 赤い扉の向こう
扉を開けて中に踊りこんだ一行は信じがたい光景を目の当たりにする・・・
アボス 「な、なんだ・・・この惨状は・・・」
そこは地獄絵図だった・・・人が折り重なるように倒れ、しかも身体は喰われていて原型を留めておらず、血溜まりがあちらこちらに出来ていた・・・
シャヤ 「・・・酷い・・・」
フロウ 「・・・どうして、こんなことに・・・」
ジイン 「・・・この人達は・・・信徒か・・・」
ルーラー『・・・奥の扉から禍々しい気を感じます・・・』
ハクブ 『・・・おそらく、この状況を造り上げた元凶であろうな・・・して、どうする?・・・』
アボス 「戦うか・・・退くか・・・ぬっ!!」
ドォォォォォン!!!!!
突如、扉が破壊されナニカが飛び出してきた!!
『グォォォォォォォッッッ!!!!』
ジイン 「なっ!なんだっ!コレはー!」
フロウ 「ふ、二つ首の魔物・・・」
シャヤ 「・・・二つ首・・・見たことない・・・」
ルーラー『・・・まさか
アボス 「なにっ!
『ガァァァァァァ!!!!』
ハクブ 『いかん!
ハクブは水の防御魔術を繰り出し、仲間全体を複数の炎の玉から護った!!
アボス 「済まん!ハクブよ、助かった!」
フロウ 「今度はこっちの番だ!二連射!」
ビシュッ!ビシュッ!
『グォォッ』
しかし、
フロウ 「くっ!避けられたか!シャヤ!」
シャヤ 「・・・
バリバリバリ!ドォーン!!!
『グォォォォッッ!!』
ルーラー『
『グガァァァ!!』
アボス 「畳み掛けるぞ!!
ドゴォォォン!!!
『ゴガッッッ!!!』
フロウ 「今度は当てる! 二連射!」
ビシュッ!ビシュッ!
ドスッ!ドスッ!
『ガッッ!・・・』
ジイン 「これでトドメだ!!
『オオオォォォ・・・』
ルーラー『・・・やっぱり、
シャヤ 「ルーラーちゃん・・・どうしたの?」
ルーラー『シャヤちゃん・・・この魔物はおそらく人造の魔物みたい・・・』
シャヤ 「えっ・・・それはどういう事?・・・」
「「「・・・・・・・・・」」」
ルーラーから語られた、衝撃の言葉・・・人造魔物とは一体、何なのか?・・・
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