第61話 ルーラー王女③
~~次元家屋内~~
アボス 「さて、今の状況を整理しようか・・・僅かな時間に色々と有り過ぎて頭の回転が追い付かん・・・」
ジイン 「そうですね・・・(ううっ・・・2人の視線が痛いっ・・・)、先ずはルーラー王女を無事に結界からの脱出は成功しました」
ルーラー『アリガトウゴザイマス』
ペコリ
アボス 「ところで3人に聞くが、なぜ王女殿下がこの御姿になったと思う?」
すると、シャヤがピッと手を挙げた。
アボス 「はい、シャヤさん」
シャヤ 「・・・時間の経過による進化と思う・・・」
フロウ 「更に結界陣を脱出したことで
ジイン 「
アボス 「・・・なるほど、纏めると王女殿下は成長期で、
ルーラー『アノ、ワタシノコノスガタハミナサマニナニカフツゴウガ・・・』
アボス 「いやいやいやいや!!違います、違います、むしろ王女殿下のお美しい姿を拝見できたのは正に僥倖の極みです、ただ進化の過程が一足飛び過ぎて少々混乱しているところでして、はい」
ジイン 「私もです!先程は王女様の純真無垢なお姿に高揚して鼻から出血する失態をしましたが、今の衣服を纏ったお姿は純情可憐!天真爛漫!・・・」
シャヤ 「
バリバリバリバリ!!!
「「アァァァァァ!し、痺れる~!」」
フロウ 「ウチの男共が申し訳ありません、王女殿下」
ルーラー『オ、オキニナサラズ・・・(カオガアツイ~、ハズカシイヨー)』
王女は顔がトマトのように真っ赤っかになっている・・・
~~~~~~~~~~~~~~~
「「王女殿下、大変失礼致しました」」
ペコリ、ペコリ
ルーラー『イエ、コチラコソ、ゴメンナサイ』
ペコリ
4人はルーラー王女に今までの経緯を説明した。
シャヤ 「・・・と、言う訳で・・・私達はこれから下層に向かうけど・・・ルーラーちゃんはどうするの?・・・」
ルーラー『・・・ミナサンガヨケレバドウコウサセテモラエマセンカ?・・・ワタシヒトリデハドウシタラヨイノカケントウモツカナイノデ・・・』
アボス 「袖振り合うも他生の縁・・・ルーラー王女、私達はあなたを歓迎致します」
フロウ 「王女殿下と同行出来るとは・・・身に余る光栄」
シャヤ 「・・・ルーラーちゃん、これからよろしくです」
ジイン 「王女様には
ルーラー『イエ!トクベツアツカイハフヨウデス!ワタシノコトモオウジョデハナクるーらートヨンデクダサイ!』
フロウ 「いや、王女殿下そういうわけには・・・」
アボス 「フロウよ、気持ちはわかるが、ここはルーラー王女の思いを汲み取ろうではないか」
フロウ 「・・・アボス・・・わかりました、ではルーラーと呼ばせてもらいます・・・そのかわり、私の事もフロウと呼んで下さいね、改めてよろしく、ルーラー」
ジイン 「ジインです、よろしくね、ルーラー」
アボス 「アボスだ、このパーティの一応リーダーをしている、これからよろしくな、ルーラー」
ルーラー『ハイ!ミナサンヨロシクオネガイシマス!』
ジイン 「まず、ルーラーにはこの
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