Mission 2:敵の幹部の命(タマ)を獲ろう(2)
元よりこんな夜遅く、人や車の往来も、絶えて久しいこの辺り、外を出歩く通行人は、みんなとっくにおうちに帰り、でんでんでんぐり返って寝てる頃。
こんな下品な店の前、当事者たちを除いたら、目撃者なんているはずない。そんな当事者のひとりが、先程セリフを噛みながら、発砲カマした三谷迷路。
もちろん彼も理由なく、夜中に銃を撃つような、迷惑な趣味は持ってない。ちゃんと目的のあること。
事前に得られた情報を、元に下品なキャバクラの、入口近くに置いてある、タバコの自販機の陰で、雑草みたいにひっそりと、隠れて待ってたターゲット。
そして待つこと2時間近く、ようやく店に入ろうと、わざわざ車でやって来た、広域指定のいわゆる反社、【勇者会】の
こいつをちょいとバキュンして、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます