第9話
ワープから抜けるとそこは戦場だった、といっても連邦のエンタープライズ級調査船1艘と連合戦闘機3機が気のない応戦をしているだけだった、なぜこんな辺境で、連邦は降伏したんじゃないのか?「よし、運がいいぞ、洞窟まですぐだ」手塚は機嫌よく言った、連合戦闘機は我々に気付いたろうが調査船から手が抜けなかったのだろう、追ってはこなかった「キャプテン、ここです、入ります」確かにセンサーにはただの壁、なんだろうこの
エピテ3号惑星の表面は、山も谷も平野部もあるがすべて黒い何か溶けて凝固した様に見える、そもそもエピテとはどういう意味だろう、発見は約300年前鉱物探査船が偶然見つけたらしい、しかし名前の由来は救命艇の手抜きAIのDATAには期待できない
「よし、入れ」中は手塚のいうとおりバカでかかった、大きな開口部も見えた、その開口部から戦闘の様子を見物できた、「これだと我々も探知されてるだろう?五郎」「いえ、一切スキャンされていません、ただ洞窟に入りしなに何か不明ですが、機器に以上が出ていました」「しかし、単純に我々は戦闘機から見えているだろう?」キャプテンは当然の疑問をぶつけた「それがなぜか、見えてないんです、この開口も外からは壁です、何度も確かめました」手塚は自身の持てるDATAを披露した
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます