第6話千茶、またしても酔う

今夜は缶ビールを千茶(ブリュ)としこたま飲んだ。

先ほど、20:50の時点で母の家から帰宅し、僕が1人で先に戻り執筆していると、酔った千茶がベッドに倒れる様に寝転んで、僕に抱きついてくる。

コイツ、酔っ払ってるな?

「今夜は、トーちゃんと言いません。先生好きっ!」

コイツ、ウソくせぇ~、な~んかウソくせぇ~。

僕はほろ酔いだが、千茶は違う。

しかも、このビジュアル的に問題ある僕を、

「カッコいい」と言う。

ますます、ウソくせぇ~。

だが、酔っ払って言うのだから、半分は信じてやろう。

だからと言って何もしないが。

千茶はそろそろ介護が必要な身体。

ならば、還暦でデイサービスに通わせようか?

ま、今、彼女が熱く語っているので、しばらく相手してやろう。

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