Without Music
Aという理由があった Bという理由があった
だからやめた、でもそんなの最大の理由じゃないだろ?
結局“嫌なこと”が一つあって、それで全部嫌になった、だろ?
君は子供の頃からずっとそんな風に生きてきたんだろ?
君は生きることをそんなに望んでいないだろう
ただ死ぬのが怖いから生きてるだけで
俺と出逢うこと、が君の目標なら
それならそれが叶った後、君はどうする
その後の君の人生はおまけなのか
惰性でどこまで何をする 何ができる
誰がいようがいまいが、君は君の人生を生きなければならない
君は“嫌なこと”から逃げてきただけだ
一つ何かあったら全てが嫌になる
それで他人のことなどお構いなしで全部投げ出す
君は自分のことしか考えていない
かといって実は自分のことすら考えていない
自分の利益を最優先に周りを利用しているわけでもない
ただただ“嫌なこと”が嫌なだけだ
君は自分自身の人生と向き合っていない
いつもいつまでも同じことの繰り返し
現在、過去、未来まるで成長していない
大人になったら直るだろう、なんて
何もせず状況が良くなるものか
今また同じ失敗をしたのはなぜだと思う
昔気づけなかったことに今なら気づけるからだろ
だから、そしたらもう戻れない
それが大人になると言うことだ
君は変わらなければならない
今こそが変革の時
怖いから、面倒臭いから、嫌だから、
だから消える、それも悪くない
それが必要なことならば
そう、それは必要なことなのか
君は考えなければならない
君は得なければならない
君は学ばなければならない
君はなぜ未来へと向かうのか
君は戦わなければならない
何があろうがなかろうが、君は君の人生を生きなければならない
でも、それでも君が一歩を踏み出せないなら
どうしてもどうすればいいのかわからないなら
俺がちょっとだけ君のもとへと踏み出そう
––––後は君次第だ
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