Perfect Soul
魂に火が点いてしまった
もはや他人には止められない
例えば無職、無一文、孤立無援になったとしよう
路頭に迷う、絶望、人生の袋小路
そしたらいよいよ音楽をやめるのか、といえば
そうとは限らないのが恐ろしいところ
むしろ、だからこそ逆にもっと燃え上がることもある
魂に火が点いてしまった
もはや他人には止められない
なぜ彼はそこまで音楽にこだわるのか
もう彼自身にもよくわかっていないないだろう
ただただ衝動がそこにある
作らずにはいられない 音楽をせずにはいられない
そういう境地に達している
魂に火が点いてしまった
もはや他人には止められない
貴方にできることは何もない
ただ静観するしかない
彼は成功するかもしれないし、
いつか限界を感じるかもしれないし、
あるいは自ら死を選ぶかもしれない
いずれにせよ貴方にできることは何もない
魂に火が点いてしまった
もはや他人には止められない
貴方は否定し続けていて構わない
所詮貴方には理解などされないのだと
その絶望こそが彼には必要不可欠なものなのだから
それが成長過程なのだから
魂に火が点いてしまった
もはや他人には止められない
痛くて辛くて苦しくて悩ましくて
そんなに大変ならやめればいいのに
だけど
魂に火が点いてしまった
もはや他人には止められない
魂に火が点いてしまった
もはや他人には止められない
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