音楽をつくるにあたって

俺だって自由に歌詞を書いてみたいさ

どんな言葉も無差別に

でもそうはいかない

“それ”で死にたくなる人を無視できない


今、真に自由に音楽を作ると

差別構造を強化してしまう

だからいつか自由に歌うために


PCの徹底された社会なんて嫌だ

それはつまり裏を返せば差別があるって証拠

それじゃ何にもならない

俺は差別なき社会を目指しているんだ


その言葉は差別構造を強化する

だから差別構造をなくそう

そしたら自由に喋れるから


差別がなくなれば何でもかんでも言いまくれる

だって差別がないんだもの

それはただの悪口、暴言、冗談でしかなくなる

だから言葉を自由に使うために差別をなくそう


クリエイターとしては

いかなる言葉も無差別に使える方が良いに決まってる

せいしんしょうがいしゃなら九音だけど

ある表現なら四音で済むわけで


差別があるから差別用語が禁止されるということは

つまり差別がなくなれば禁止されないということ

それは単なる言葉になるということ


どんな言葉も人を傷つける危険性を持っている

それは揺るがない

でも、それによって社会が悪くなることがなくなるとすれば


誰もが友達と遊んだり、好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、

誰もが活躍できる、

何にもできない人が穏やかに生きられる

そんな社会が良い

そしたら自由だから


差別がなくなれば何でもかんでも言いまくれる

だって差別がないんだもの

それはただの悪口、暴言、冗談でしかなくなる

だから言葉を自由に使うために差別をなくそう


だから言葉を自由に使うために差別をなくそう!


俺だって自由に歌詞を書いてみたいさ

どんな言葉も無差別に

でもそうはいかない

“それ”で死にたくなる人を無視できない


今、真に音楽を作ると

差別構造を強化してしまう

だからいつか自由に歌うために

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