第2話  雨垂れ石を穿つ?ジェット噴射で粉々にしてやる!!

 周りを深い堀と石造りの壁で覆われた少し大きめの街が少し先に見える。

道は石畳で、建物はゲームなどでよく見るいかにもと言う形でどこか安心する。

最初の街にしては少し発展しすぎている気がしなくもないが、、、まぁ、いいか。


 「初めの街到着〜〜〜!!」

 さっきまで人工物の気配すら無かったのに…『スキップ』すげぇ、、

体感的に二十分も歩いて無いぐらいなのに、すっかり日も暮れてるし、、、


まずは、宿屋探すか〜いや?金無いから、、、どうしよ、、看板の文字は、、、読める!!


 [アイテム屋  モンスターの皮・『コア』などの買取してます]


[スライムの外膜]とか[スライムの『コア』]何個かあるし宿代ぐらいは稼げそう!

 

  ガチャ、カランコロン


「いらっしゃい、、ん?見ない顔だね、旅人かい?」


「はい、宿代が無くて、、表に買取してますって書いてあったので、」


「そうかい、、どれ、見せてみなさい。スライムね、、、全部で銀貨二枚だな。」


「よかった〜さっき見た宿屋が一泊で銀貨一枚だったので、ありがとうございます!」


「あいよ、今日はもう店を閉めるから、何かあったら明日おいで。」


「分かりました!おやすみなさい〜」   ガチャ、カランコロン、、バタン


 言葉通じてよかった〜とりあえず今日もう寝るか、、明日の事は明日考えよ…

宿屋行くか、、部屋空いてるかな、、野宿はしたくないのだけど、、、


「いらっしゃいませ、何泊されますか?」


「ええっと、とりあえず一泊でお願いします。」

  よし、空いてるっぽいな、よかった〜〜野宿回避!!


「分かりました、明日もう一泊する場合はおっしゃってくださいね!」


「ありがとうございます!、、ちなみにご飯ってあったりします?」


「そうですね、、、あまり物で良ければですけど、スープとパンが一切れだけなら、、」


「全然十分ですよ!!ありがたいです。おいくらですか?」


「はい、量が少ないので通常の半分で、、銅貨三枚です。」


「すみません、、銀貨一枚しか無くて、、、」


「大丈夫ですよ。銅貨七枚のお返しです。ではお部屋までお運びしますね。」


「ありがとうございます!いきなり夜遅く来てしまって申し訳ないです、、、。」


「いえいえ、、こちらがお部屋になります。」   ガチャ


「あっ、はい。ありがとうございます。」

  あっ、ちょっと怒ってそう、、ごめんなさいm(._.)m あっベット思ったより大きい、、


「お食事置いておきますね。食べ終わりましたら受け付け横の返却口までおねがいします。」


「分かりました。ありがとうございます!」


「では、失礼します。いい夜を。」    キィ、、パタン



「ヨイショっと、」  キシッ


ふかふかで気持ちいい〜〜さてご飯を食べよ〜っと     パクッ、、モグモグ


「ん?めちゃくちゃうまっ‼︎ もちもっちなんだけど、、、パンうまっ、、」


 さっきから思ってたけど、、文明レベル高いなぁ、、、

あれ?俺なんでこの異世界に呼ばれたの??ここまで発展しているなら俺いらなくね?

魔王とか居るのかなぁ〜、、まさかっ⁈ ただ単にこの異世界に迷い込んだだけってコト?


「まぁ、いっか〜食器戻してこよ〜〜」 

    ギィ、、パタン、、トッ トッ トッ トッ、スッ、、トッ トッ トッ トッ、、ギィ、、パタン、


流石に疲れたし、、明日は、またスライム狩りにでも行こうかな、、、

今日は、もう寝るか〜〜おやすみなさい〜〜





                      

                     明日の朝まで〜〜〜〜『スキップ』、、zzz



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