第8話

 そこのあなた。若いあなた。若いという言葉より、少年少女という言葉がにあうあなた。

 15歳。女子。

 ひとは寄り添えるけれど、しあわせのあり方を見つけられるし、夢は叶えられるものだけれど。

辛くなったら。

辛くなったらどうしよう、という。その心の核をわすれないで。

何も感じようとしない自分のこころの種に気づいて。

そしたらつぎは、青春を、描き出すから。

 青春は25歳くらいまでの幻たちじゃ無い。

 人生になんどでも散りばめられる、星。

 悩んだら、どうかスマートフォンやノートのメモに書き出してね。見られてしまっても、思春期だの、対処しようがないと考えても。

この物語が書かれたように、どこかでその紙片が。データが。核になる。

 あなたの、じんせいの、異世界になってくれる。

 双子のふたりはいつきづくかしら。まだ夢を、異世界を渡っていることに。

 永遠に、失いたいものを作れ。

 15歳。女子よ。

 あなたのなりたいものはなに?

 行きたい場所にはなにがある。

 物語の主人公は、最初から、15歳。女子。

 テーマは異世界。世界からたまらなく受け入れられる溺愛されたコード。

 名前をつけてもらっただけで、特別になれる人生。双子にも、名前をつけましょう。

 ココロ、カラダ、もひとつおまけにセカイ。

 ココロよ、死ぬな。体が生きている。

 カラダよ。死ぬな。心が生きている。

 世界よ。生かせ。

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だってわたし 明鏡止水 @miuraharuma30

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