なんか、漱石の作品のような、最後に覚醒させられるこの感覚。過去の云々より今の現実。身につまされる作品でした。2000字でこれは流石です!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そ、漱石!
さすがに言いすぎっすよ~、と言いながらニヤニヤしてます。
変な奴のことを考えてあれこれ悩むぐらいなら、洗濯物を畳もう的な感じでした。
友人を貶めるという行為に、なんと下劣な。
と思いました。
難関をくぐり抜け、田崎と同じ大学に行かなかった主人公は、幸運ではないかと感じ、それが幸せな負けかと思いましたが、最後の一文に、おやっと思いました。
作品内で触れられていませんが、主人公の妻との馴れ初めは、主人公の行った大学。もしくは、その地で出会った人ではと察しました。
人生を共に生きていく伴侶との出会いがあったのなら、それは負けたことで得られた幸せですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
たまにこういう下劣な人間を書きたくなるから不思議です。
さすがはkouさん! 鋭いですねえ。
時間と文字数の都合上削除しましたが、おっしゃる通り妻との出会いは大学という設定でした。
必ずしも結婚=幸福ではありませんが、そういう面もありそうですよねえ。
文章の随所に、人間の罪深き業を感じてきます。おっしゃる通り、目の前のことを前向きにこなすしかありません。
けれど、特に家内には口に出せないけれど、「男はつらいよ」と言いたくなりますけれど……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
人間って社会的な生き物だから、どうしてもコミュニティの中での立ち位置を気にしてしまいますよねえ。
昔は「男はつらいよ」で済みましたが、今では「女もつらいよ」と言わなくちゃなのかもですね。