₁₄ テディベアの可愛さについて

《 🍭 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ。今回は、🧸テディベアについて考えてみます!




___ 抱っこすると安心する ___


おはよーございます。きょうはテディベアの可愛さをことばにしてみようとおもいます。クマさん、といえば可愛く聞こえますが、クマって実際かなりこわい動物ですよね。さっぽろ(特に南区)ではクマの出没情報がちらほら出たりするので、気楽に可愛がれるイメージはありません。ところが、テディベアにはそういった「あぶなさ」がなく、むしろ親しみやすい存在です(ここに「かわいい」が使われた形跡あり)。数年前、秋葉原にあるキャラクター雑貨の事務所で働いてたころ、そこの所長がテディベアに詳しいひとでいろんな話を聞いたんですね。テディベアはドイツ発祥でーとか、「テディ」はアメリカの大統領が由来になってるーとか、欧米では生まれたこどもにテディベアを贈るんだよーとか。あのクマがしゃべる映画『テッド』みたいな感じでしょうか。ぬいぐるみって抱っこすると安心するし、こどもにとっては友達というか家族の一員になりますもんね。そのためにはクマをリアルにお届けするんじゃなくって、表情やサイズ感など可愛くする工夫があったんだとおもいます。こどもたちを喜ばせようと奮闘するおとなの存在です。




___ 「かわいいの成長ループ」 ___


あとは、もともと可愛いからなのか、採用されるうちに可愛くなっていったのか、どっちが先かわかんないですけどジェラピケだったりディズニーだったり、人気のかわいいブランドがテディベア商品を扱ってくうちにどんどん可愛いイメージが成長してるパターンもありそうです。たったいま発見したこれを「かわいいの成長ループ」と呼びたいとおもいます笑。だれかがかわいいと言いはじめる(かわいいが誕生する) → そのアイテム(商品ラインナップ)が増える → さらにかわいいイメージが強化される、みたいな流れです。テディベアもこども向けに可愛く誕生したあと、たくさんのこどもたちがそれを愛でてるうちにどんどん可愛さが加速して、現在ではかわいいの成長ループに突入している。だとすれば、今後もどんどん「かわいいもの」としてのイメージが伸びていくはずです。かわいいは一定ではない、という気づきです。これは一体なんの話をしてるんでしょうか笑。




___ そこに思い出が残る ___


がっつりスタート地点にもどってみましょう。テディベアって、そのふかふかさが可愛いですよね。ベージュ・ブラウンの色合いもやさしくて、たいていコロンとしたまあるい瞳をしてます。その子によって手足の長さもちがうし、種類によっては足裏の肉球? 手形が個性的なのも愛おしいポイントです。赤ちゃんと並んだときのサイズ比も可愛かったりして。最初はテディベアより小さかった赤ちゃんも、いつの間にか大きくなってそのうち追い越していく。うちの4ヶ月の娘でさえそれを実感してます。なるほど、そこに思い出が残るのかもですね。テディベアを見るたびに、家族で一緒に過ごしてきた時間を思い出すことができる。こどもにテディベアを贈るのは、こどものためだけじゃないのかもしれません。そいえばコストコのでっかいクマさんも可愛いですよね。あれはミニチュアのでっかい版というか、またべつのドリーミーな可愛さだと踏んでるんですけど、これはまたべつの機会に書きたいとおもいます!




個人的には、おとなこそぬいぐるみを飼ってみたらいいのにな〜って考えてたりもします(うちにはナマケモノがいます)が、それもまた今度にしましょう。それではみなさん、可愛い日曜日を〜🧸

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